学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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応用理工系学科 | 4年 | 学士(工学) |
情報エレクトロニクス学科 | 4年 | 学士(工学) |
機械知能工学科 | 4年 | 学士(工学) |
環境社会工学科 | 4年 | 学士(工学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
工学部は,学位授与方針で掲げる人材を養成するため,次の特色ある取組により各学科・コースの教育課程を編成・実施します。
1年次には,本学の学生に共通の素養として求められる高いコミュニケーション能力,人間や社会の多様性への理解,独創的かつ批判的に考える能力,社会的な責任と倫理を身につけることを目的として全学教育科目のカリキュラムを編成しています。
2年次以降では,応用理工系学科,情報エレクトロニクス学科,機械知能工学科および環境社会工学科の4学科に分かれて専門教育科目を開講します。専門教育科目は,学部共通,学科共通,コース専門の三つの分野に分かれて構成します。
コース専門科目は,コースの専門領域の科目群であり,主に必修科目として開講されます。
4年次には,コース専門科目に加えて卒業論文作成のための研究を実施します。
本学部の専門教育科目については,学科(・コース)ごとに教育課程編成・実施の方針を定め,それぞれ育成する人材像に沿ったカリキュラムを編成し,実施します。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
【応用理工系学科】
応用理工系学科では,21 世紀の物理工学,応用化学及び材料工学に関する科学技術を担う技術者・研究者を輩出する教育目標を達成するため,応用物理学を学ぶ「応用物理工学コース」,化学工学を学ぶ「応用化学コース」,そして材料工学を学ぶ「応用マテリアル工学コース」を設置しています。これらのコースでは,全学共通の「全学教育科目」と体系的に配置された「専門科目」をもって4年間の学士課程における教育課程を編成します。
1年次では3コース共通であり,本学の学生として身につけておくべき素養を培うために,全学教育科目として「一般教育演習」,「総合科目」,「主題別科目」,「外国語科目」,「共通科目」に区分される教養科目(コアカリキュラム)を開講します。また,専門科目を学ぶ心構え,基礎知識を身につけることができるように,基礎科目を開講します。本学科の専門科目については,コース毎に教育課程編成・実施の方針を定め,それぞれ育成する人材像に沿ったカリキュラムを編成・実施します。
【情報エレクトロニクス学科】
情報エレクトロニクス学科では,学位授与方針に定めた能力を持つ人材を育成することを目標として,情報理工学コース,電気電子工学コース,生体情報コース,メディアネットワークコース,電気制御システムコースの5コースにおいて以下のとおりカリキュラムを編成し,実施します。
1年次ではコースによる違いはなく,全学教育科目として「一般教育演習」,「総合科目」,「主題別科目」,「外国語科目」,「共通科目」に区分される教養科目(コアカリキュラム)を開講します。また,専門科目を学ぶ心構え,基礎知識を身につけることができるように基礎科目を開講します。
2年次以降では,専門教育科目を,学部共通,学科共通,コース専門の三つの科目区分に分けて開講します。コース専門科目は,コース専門領域の科目群であり,主に必修科目として開講します。
情報エレクトロニクス分野において共通に必要とされる知識を学ぶため学科共通科目を開講します。
情報理工学コースでは,情報理工学に関する基礎理論と応用技術の両方を学ぶため,数理的知識を基礎とした知識発見や web 技術,大規模で高度なソフトウェアを構築するための技術に関する科目を開講します。
電気電子工学コースはエレクトロニクスの基礎から快適な社会システムを創る応用技術まで学ぶため,電気や電子材料の基礎から,電子・光デバイス,電気・電子回路,ディジタルシステム,通信システムにわたる科目を開講します。
生体情報コースは生命システムの理解・解明と生体計測・可視化技術について学ぶため,生命情報科学,細胞生物工学,脳神経工学,生体医工学に関する科目を開講します。
メディアネットワークコースでは,文字,音声,画像などの情報メディア技術や,世界中をつなぐ通信ネットワーク技術について学ぶため,メディア情報処理,モバイル・光ネットワークに関する科目を開講します。
電気制御システムコースでは,ロボットや電気自動車のような電気・情報・機械系融合システムの総合的な構築技術を学ぶため,制御計測工学,電気工学,ソフトウェア工学,機械工学ならびにシステムの最適設計・管理に関する科目を開講します。
各コースでは論理的思考力,問題解決力,批判的思考力を養成するため演習,実験科目を開講します。
国際的な研究動向調査・国際的なコミュニケーション能力を養うため各コースにおいて科学技術英語演習を開講します。
互いのコース専門科目を選択科目として履修可能な編成とすることで,いずれのコースの学生も,等しく学位授与方針に定めた能力を獲得できる教育課程を実施します。
4年次には,コース専門科目に加えて,卒業論文作成のための研究を実施します。
実社会において責任を自覚し知識や技術を応用する能力を養うためインターンシップを開講します。
【機械知能工学科】
機械知能工学科では,学位授与水準に定めた能力を持つ人材を育成することを目標として,機械情報コースと機械システムコースにおいて以下のとおりカリキュラムを編成し,実施します。
1年次ではコースによる違いはなく,全学教育科目として「一般教育演習」,「総合科目」,「主題別科目」,「外国語科目」,「共通科目」に区分される教養科目(コアカリキュラム)を開講します。また,専門科目を学ぶ心構え,基礎知識を身につけることができるように,基礎科目を開講します。
2年次以降では,専門教育科目を学部共通,学科共通,コース専門の三つの分野に分けて開講します。コース専門科目は,コースの専門領域の科目群であり,主に必修科目として開講され,機械知能工学分野で必要な力学,材料,エネルギーの基礎の講義に加えて,機械加工,計測工学,メカトロニクスなどの実験・実習を行います。
機械情報コースでは,材料力学と制御工学を基礎として,特にバイオ工学やロボット工学を対象とする専門科目を開講します。
機械システムコースでは,流体工学と伝熱工学を基礎として,特に環境エネルギーと宇宙工学を対象とする専門科目を開講します。
互いのコース専門科目を選択科目として履修可能な編成とすることで,いずれのコースの学生も,等しく学位授与水準に定めた能力を獲得できる教育課程を実施します。
4年次には,コース専門科目に加えて卒業論文作成のための研究を実施します。
【環境社会工学科】
環境社会工学科では,学位授与水準に定めた能力を持つ人材を育成することを目標とし,社会基盤学コース,国土政策学コース,建築都市コース,環境工
学コース,資源循環システムコースの 5 つのコースにおいて,以下のとおりカリキュラムを編成し,実施します。
1年次では,全学教育科目として,一般教育演習,総合科目,主題別科目,外国語科目,外国語演習,共通科目,基礎科目に分類される教養科目(コアカリキュラム)を開講します。
2年次以降では,社会基盤学コース,国土政策学コース,建築都市コース,環境工学コース,資源循環システムコースの5つのコースに分かれて専門教育科目を開講します。
専門教育科目は,学部共通科目,学科共通科目,コース専門科目の3つの分野に分かれて開講します。
社会基盤学コースでは,構造力学・土質力学・建設材料学・水理学・計画学などを基礎とし,自然災害によって生じる諸問題に対して安全・安心で強靭な社会を形成するための予測・対策・リスク管理・インフラ技術開発など防災・減災に関する専門科目を開講します。また,国際社会において防災・減災・社会強靭化に資する諸活動に従事する能力の涵養のため,関連する一部の科目を英語で開講します。
国土政策学コースでは,構造力学・土質力学・建設材料学・水理学・計画学などを基礎とし,未来のサステイナブルな地域,都市を支える社会を実現するため,都市地域計画,施策の立案,合意形成,サステイナブル・インフラ技術,維持管理技術開発に関する専門科目を開講します。また,国際社会において先端的社会形成に資する諸活動に従事する能力の涵養のため,関連する一部の科目を英語で開講します。
建築都市コースでは,計画・設計演習,建築計画,都市計画,建築史通論,建築環境論,建設材料,構造力学などを基礎とし,建築の計画や防災,性能,システムに応用するための専門科目を開講します。
環境工学コースでは,流体工学,熱工学,微生物工学,反応工学,分析化学などを基礎とし,水,空気,エネルギー,廃棄物の評価と管理に応用するための専門科目を開講します。
資源循環システムコースでは,地球科学,物理化学,熱力学,応用地質学,弾性体の力学,流体力学などを基礎として,資源の開発・利用・リサイクル,環境の修復・保全に応用するための専門科目を開講します。
4年次には,各コースで配属される研究室において卒業論文・設計のための研究を実施します。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
工学部は,本学が掲げる4つの基本理念の下,21世紀の社会と環境に責任をもてる技術者および工学研究者の育成を目指すとともに, 技術革新に果敢に挑戦し,新たな産業と文明を拓く高度職業人の育成を教育目標としています。
この目標とする人材像に求められる具体的な能力(学位授与水準)を学科ごとに定め,当該能力を身につけ,かつ所定の単位を修得した者に学士の学位を授与します。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 0円 |
編入学 | 可 | 312,000円 |
(2024年10月1日現在)
転学部・編入学情報補足
工学部への転学部にはいくつかの条件を満たす必要があります。
編入学(一般選抜・特別選抜)を実施。
詳細については以下URLを参照願います。
【編入学(一般選抜)学生募集要項】
https://www.eng.hokudai.ac.jp/exam/admi.php
【編入学(特別選抜)学生募集要項】
https://www.eng.hokudai.ac.jp/exam/admis.php
【費用負担詳細】
検定料 30,000円
入学料 282,000円
専攻分野
専攻分野 |
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機械工学・自動車工学 電気・電子・通信工学 システム・制御工学 情報工学・コンピューター 土木工学 建築学 環境デザイン・都市デザイン デザイン工学 応用化学・環境工学 応用物理学 応用生物学(生物工学) 原子力工学 鉱物・資源・エネルギー工学 金属・材料工学 船舶・海洋工学・商船学 航空工学・宇宙工学 経営工学・管理工学 画像工学・光工学・音響工学 医用工学・生体工学 |
専攻分野に関する説明