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農学研究科(修士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

佐賀大学大学院農学研究科規則 第1条の2 (研究科の目的)

研究科は,地域社会及び国際社会の発展に必要とされる農学上の諸課題を解決する能力,高い倫理意識及び国際的視野を有し,多方面において先端的・応用的・実用的な能力を発揮し,活躍できる創造性豊かな高度専門職業人を養成することを目的とする。

詳細URL https://kiteikanri2011.admin.saga-u.ac.jp/doc/rule/722.html

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

農学研究科は,農学の専門分野における知識と技術を修得し,分野の枠を超えた知識及び考え方を取り入れた,創造性豊かな優れた研究者や技術者等の高度な人材を養成することを目的とします。求める学生像は以下の通りです。

■ 生物資源科学専攻
農学を基盤とした人類の生存に必要な食料, 環境,資源・エネルギー, 経済・社会・文化, 生命などに関わる4つの教育研究コースを擁しています。生物資源の開発と生産,農業生産環境の制御,或いは,国内外の地域産業に関わる諸分野において,その社会的要請にこたえうる高度な専門性と問題解決能力を身につけた人材を養成します。そのために,以下に示すような学生を求めています。
① 専門分野に関する基礎学力及び基礎知識を持つ人
② 専門分野に関する課題発見・解決能力を養うために必要な思考力・創造力・判断力を持つ人
③ 研究者倫理や連携研究に対し積極的に取り組める人
④ 異分野にも関心があり,社会貢献や国際交流にも意欲的な人

<コースの求める学生像>
1 生物科学コース
有用な動植物の育種開発ならびに生物制御機構の解明と応用を中心としたバイオサイエンスに関する知識の修得と研究を志す人
2 食資源環境科学コース
地球レベルから地域までの幅広い環境保全ならびに環境負荷の少ない農業生産環境の創造・維持に関する知識の修得と研究を志す人
3 生命機能科学コース
生命現象と遺伝機能の化学的解明ならびに生物の機能性を利活用した食品の製造・貯蔵などに関する知識の修得と研究を志す人
4 国際・地域マネジメントコース
農林水産業に関連する経済や経営管理システム, 農村の社会構造と集落維持システムならびに産業・地域開発に伴う環境問題と健康問題に関する知識の修得と研究を志す人 

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

農学研究科の教育課程編成・実施の方針

佐賀大学が立地する佐賀県は,農業,有明海水産業,醸造業,製薬業、窯業などが地場産業として長い歴史を持つ。佐賀大学には,このような地域産業を振興し,新たな地域創生を担う人材を育成する使命がある。また,社会情勢の変化により,農業分野においても,他分野との境界域を超えて,医食同源,機能性食品開発,スマート農業などに代表されるように分野間の融合が進んでいる。農業分野の高度化には,医学ならびに工学の知識と手法も不可欠となっている。
佐賀大学大学院農学研究科では,主たる専門分野における知識を身につけるとともに,大学院教養教育プログラム及び自然科学系研究科共通科目の履修により,多様化及び高度化する理工学系,医学系の異分野との融合を図り,複眼的視点から科学的な思考ができる専門職業人材を養成することを教育目的とする。

本研究科において,以上のような教育目的を達成し,学位授与の方針を具現化するため,以下の方針の下に教育課程を編成し,教育を実施する。
① 学位授与の方針①を達成するために,「専門科目」を配置する。
② 学位授与の方針②を達成するために,「特別研究」を配置する。
③ 学位授与の方針③を達成するために,「大学院教養教育プログラム」及び「自然科学系研究科共通科目」を配置する。
④ 学位授与の方針①②③を達成するために,修士論文の審査及び最終試験を実施する。

1)教育の実施体制
① 全ての授業科目で開講前にオンラインシラバスを作成する。
② 閉講後には学生による授業評価アンケートに基づく教育改善を実施する。

2)教育・指導の方法
① 各授業科目は,シラバスに明示された講義概要,授業計画に従って実施する。
② 各学生に指導教員ならびに副指導教員を配置し,履修指導や研究支援,修士論文執筆指導を行う。

3)成績の評価
① 成績評価は,シラバスに明示された基準に従って厳格に行う。
② 修士論文審査及び最終試験は,主査1名,副査2名以上によって実施する。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

農学研究科の学位授与の方針

佐賀大学大学院農学研究科の教育目的に沿った知識・技能を修得し,学生が身に付けるべき以下の具体的学習成果の達成を学位授与の方針とする。
所定の単位を修得するとともに,修士論文を提出した者に対して修了判定を行い,農学研究科教育委員会及び教授会の議を経て,学長が修了を認定し,学位を授与する。
① 所属する専攻やコースなどの専門分野における学問領域において,先端の高度な専門知識を身に付けている。
② 研究活動を通して実践的な知識を身に付けるとともに,科学的思考力と洞察力を養い,専門分野及び関連する分野における諸問題の解決に自律的に取り組む能力を身に付けている。
③ 専門分野の枠を超えて,幅広い教養と広範な視野をもち,地域や社会に貢献するための意欲と実践力を身に付けている。

専攻の目的は,各コースにおいて次に掲げるとおりとする。

(1) 生物科学コース
 生物科学の領域における先端の高度な専門知識を有し,生物資源の生産と制御に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。
(2) 食資源環境科学コース
 食資源環境科学の領域における先端の高度な専門知識を有し,農業生産や環境に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。
(3) 生命機能科学コース
 生命機能科学の領域における先端の高度な専門知識を有し,食料や健康に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。
(4) 国際・地域マネジメントコース
 国際・地域マネジメントの領域における先端の高度な専門知識を有し,農学を基盤とした地域振興と国際協力に関する諸問題の解決に自律的に取り組む能力のある人材を養成すること。