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複合科学研究科(博士課程(一貫))極域科学専攻

 
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教育研究上の目的と3つの方針

極域科学専攻の目的を達成するために、① 自然科学の基礎体系と知識を深く習得し、それらを独創的に展開できる能力、② 研究課題設定・解決のための多様な研究手法と技術、③ 研究結果を他者に伝える技術、④ 学際的な研究に向けた広い視野と柔軟性、を備え、新たな知的価値を創出できる研究者の育成を専攻の基本方針とする。

学部・研究科等ごとの目的

宇宙惑星科学、太陽地球系物理学、大気・海洋・雪氷科学、固体地球科学、生命科学などを基礎として、南北両極や高山等の極域にあらわれる様々な自然現象や物象を支配する普遍的な原理や法則の探究、または地球環境変動や地球惑星システムに果たす極域の役割および極域の地史・自然史の解明、を目標に、高度な研究能力をもつ優れた研究者を養成することを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【求める学生像】
極域での自然現象に強い関心があり、極域科学専攻の目的を理解し、解明したい問題に対して、理論的研究、観測的研究、実験的研究を通じて立ち向かうことが出来る、意欲ある学生。自然科学を基礎とする全学問分野からの出願を受け付ける。

【入学者選抜の基本的な考え方】
(一貫制博士課程入学)
・ 筆記試験、書類選考および面接を行い、学位取得に向けた基本的な能力を総合的に判断する。
・ 小論文、英語、専門科目(物理学、化学、生物学、地球科学から出題)による筆記試験では、思考の論理性や表現力、研究発表に不可欠な英語力、各専門分野における基礎学力があるかどうかを判断する。
・ 書類選考および面接では、記述・論述の論理性、研究意欲、研究能力、研究計画、将来展望などを総合的に判断する。

(3年次編入学)
・ 書類選考および面接により、記述・論述の論理性、研究計画の独創性、将来への発展性などの観点から、学位取得に向けた基礎的な能力を総合的に判断する。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 ディプロマ・ポリシーで示した目標を学生が達成できるために、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施する。

1. 極域に関する科学および地球惑星システムの基礎から専門的な知識までを習得できる多様なカリキュラムを提供する。

2. 各学生に指導教員と副指導教員を割り当て、綿密な研究指導体制を用意する。

3. 一貫制博士課程1年次に入学した学生に対しては、1年6か月を経過した時点で、博士論文作成の支援として、中間評価を実施する。

4. 専攻内で行われるセミナーや研究会などへの参加を通じて、多様な研究者との交流を深めて、研究遂行のために必要な分析・解析、情報収集、人的交流、成果発表・議論の方法・技術を身につける機会を与える。

5. 国内外の学会・研究集会での研究発表や様々な分野の研究者との研究交流を奨励し、研究成果を適切に発信し、国際的・学際的に活躍できる機会を与える。

6. フィールドワークを行う分野では、指導教員等からフィールドサイエンティストとしての基本姿勢や技術を学ぶ機会を与える。

7. 博士論文の審査及び試験を行う。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 自然科学の高度な専門的知識を有するとともに、地球惑星システム全体の中での極域の役割に関する深い知識を備え、極域科学に資する独創性のある研究を自立して実践できる能力を持つ優れた学生に、理学あるいは学術の学位を授与する。