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連合農学研究科(博士)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 本研究科は、特徴ある教育・研究組織を編成し、生物生産、生物環境及び生物資源に関する諸科学について高度の専門的能力と豊かな学識、広い知識をもった研究者及び専門技術者を養成し、農学の進歩と生物資源関連産業の発展に寄与し、さらに,農林畜産分野の人材育成を切望する海外からの要請にも応えて、高度の学術・技術の修得を希望する外国人留学生を積極的に受け入れ、諸外国における農学及び関連産業の発展に寄与し、また、教育・研究組織は、中部地区の環境、立地など農学及び産業に関連する諸要因を考慮し、中部地区の発展にも貢献するものとします。
 また、平成31年4月から国際連携を組む岐阜大学及びインド工科大学グワハティ校 の強みを活かした食品科学技術に関する独自の教育プログラムを構築し、食品科学技術に関する高度な専門性とデザイン思考を活用した研究能力を基盤として、日印両国の食品関連産業を牽引する高度専門職業人を指導できる研究開発人材を養成します。さらに、国際連携プログラムの特長を活かし、英語を共通言語としてコミュニケーションする力、国際性(異文化適応力と国際的協働力)及び産業を牽引する研究開発リーダーならびに教育リーダーとしての資質を育てます。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

 岐阜大学大学院連合農学研究科は、静岡大学大学院総合科学技術研究科及び岐阜大学大学院応用生物科学研究科が中心となり、2つの大学が有機的に連合することによって、特徴ある教育・研究組織を構成し、単位制教育による多様な科目を提供し、複数教員による博士論文研究指導を進めています。
 農学の理念は、地球という生態系の中で、環境を保全し、食料や生物資材の生産を基盤とする包括的な科学技術及び文化を発展させ、人類の生存と福祉に貢献することです。またこの学問は、人間の生活にとって不可欠な生物生産と人間社会との関わりを基盤とする総合科学であり、生命科学、生物資源科学、環境科学、生活科学、社会科学等を主要な構成要素としています。(平成14年「農学憲章」より抜粋)
 連合農学研究科は、生物(動物、植物、微生物)生産、生物環境及び生物資源に関する諸科学について、高度の専門能力と豊かな学識、広い視野を持った研究者及び高度専門技術者を養成し、農学の進歩と生物資源関連産業の発展に寄与することを目指しています。そして、農学の持つ幅広い知識を学び、課題を探求し、境界領域や複合領域における諸問題の解決及び課題発掘能力を醸成する教育を行います。また、高度な農学の諸技術や科学の習得を希望する外国人留学生も積極的に受け入れます。

<求める学生像>
 1.人類の生存を基本に農学の総合性を理解し地域及び社会貢献に意欲を持つ人
 2.研究課題を自ら設定し、その課題にチャレンジする意欲を持つ人
 3.専門の知識だけでなく、幅広い知識の吸収に意欲を持つ人
 4.倫理観を持ち、農学及び関連分野でリーダーシップを発揮できる人
 5.国際的に活躍する意欲があり、そのための基礎力を持つ人

国際連携食品科学技術専攻は、留学を伴う国際的な教育環境の中で食品科学技術に関する学識と高度な技術を修得し、
食品に関連する日印両地域の課題解決に貢献しようとする意欲的な学生を求めます。
<求める学生像>
①人類の生存を基本に農学の総合性を理解し地域及び社会貢献に意欲を持つ人
②研究課題を自ら設定し、その課題にチャレンジする意欲を持つ人
③専門の知識だけでなく、幅広い知識の吸収に意欲を持つ人
④倫理観を持ち、農学及び関連分野でリーダーシップを発揮できる人
⑤留学を伴う教育環境で学ぶ意欲と国際的に活躍する意欲があり、そのための基礎力を持つ人

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 連合農学研究科では、共通科目及び連合講座開講科目を提供します。以下に主な科目等とそれぞれの目的を示します。これらの履修を通して高度な専門能力と豊かな学識、広い視野をもった高度専門職業人を養成します。

1.特別研究、特別講義、特別ゼミナール、特別演習
 問題解決の手法、論理的な思考法、発展的課題の設定法を学びます。国内外の学会で発表するとともに学術論文として公表することを通じて、博士論文の基盤とします。半年毎に開催される中間発表等において、指導教員3名から博士論文研究についての質問や有益なアドバイスなどを受け、研究に反映させることにより、論文の完成へ導きます。学年進行に伴う努力の積み上げにより、第3者から指摘された問題に対して適切に対応する能力を育み、最終試験での評価として結実します。このプロセスを通してプレゼンテーション能力を高め、幅広い専門知識の蓄積と活用のための整理・体系化の仕方を学びます。
2.農学特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、総合農学ゼミナール、科学英語ライティング、インターネットチュートリアル等
 広範囲の高度な専門知識を習得します。また、国際コミュニケーション及びプレゼンテーション能力と情報分析・評価能力等を育みます。
3.研究者倫理・職業倫理、メンタルヘルス・フィジカルヘルス
 研究者・専門職業人にとっての倫理及び自己管理能力を育みます。グループ討論を通じて協調性、リーダーシップを育みます。
 岐阜大学・インド工科大学グワハティ校国際連携食品科学技術専攻のカリキュラムポリシーは、連合農学研究科におけるカリキュラムポリシーに加え、食品科学技術に関する学理とデザイン思考の要素を取り入れ標準化した研究リテラシーに基づく博士論文研究を中心とする教育課程を提供します。そのカリキュラムは、日本とインド双方での留学と国際協働による研究活動を含み、それぞれの地域で異なる文化・産業への理解を深めることにより、異文化への適応力と豊かな国際性を身につけることもできます。

 学修成果の評価については、全学的な申し合わせ及び各科目のシラバスに記載された成績評価項目等に基づき、授業目標への達成度により評価を行います。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 連合農学研究科は、農学に関わる高度な専門能力と豊かな学識、広い視野を持った高度専門職業人を養成することを理念・目標に掲げ、以下の能力を備えた人に博士の学位を授与します。
1.農学に関わる専門領域における学識と高度な技術活用能力や分析能力。
2.独創的な研究課題を設定し、解決して内容を学術論文として出版化できる能力。
3.農学に関わる専門領域に関連した分野における種々の諸問題について、幅広い知識をもって科学的に解説する能力。
4.国内外の研究者・技術者と共同でプロジェクトを実施・推進できる能力。
5.高度専門職業人としての倫理性を理解し、規範として行動する能力。