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人間社会学域 人文学類

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

少⼈数による学⽣参加型の授業科⽬を学修の中⼼に置き,⽂献読解,実験,調査,フィールドワークなどを通して⾃発的に課題を発⾒し,その解決⽅法を⾝につけ,広範な⼈間の⾏動・思考・創造及びその蓄積としての思想・歴史・⽂化・⾔語等を深く理解した,総合的・学際的視野を持つ⼈材を養成することを⽬的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【人文学類】
 人文学類では,人間をその行動,思想,歴史,文化,言語,文学といった多彩な観点から考察し深く学ぶことを通じて,人間性と社会性に富む教養と課題発見能力,社会的応用性を備えた専門的知識,的確な自己表現の能力,そして多面的視野と柔軟なコミュニケーション能力を持った人材の育成を目指しています。

求める人材
・人間の行動,思想,歴史,文化,言語,文学といった知的営みとその成果に対し深い関心を持ち,勤勉性と忍耐力に裏打ちされた学習意欲を有する人
・文献読解から実験,フィールドワークまでを含む人文諸学固有の方法論のあり方を学び,その成果を多様な現代社会の諸課題の解決に活かしたいという意欲を有する人
・広い視野を持ち,多様な価値観や伝統,異文化を積極的に理解しようとする態度を有する人
・高等学校等で学習する国語,地理歴史,公民,数学,理科,外国語について総合的な基礎学力を有する人
・国語及び英語をはじめとする外国語における文章の読解能力,論理的思考能力,そして的確な表現力を有する人

選抜の基本方針
■一般選抜
 大学入学共通テストを課して総合的な基礎知識を評価するとともに,人文学類の基本的科目である国語と英語の能力,そして総合問題による文章読解能力・論理的思考能力・表現力を評価します。
■ KUGS特別入試(総合型選抜)
 大学入学共通テストにより基礎学力を評価するとともに,口述試験により高校時代の学習成果・大学での勉学への意欲・コミュニケーション力及び論理的思考能力・表現力等を評価します。。
■超然特別入試(A-lympiad選抜,超然文学選抜)
 口述試験(プレゼンテーションを含む)により高校時代の学習成果・大学での勉学への意欲と関心・人文学で学習を進めるのに必要な資質等を評価し,小論文により論理的思考能力・表現力を評価します。
■帰国生徒選抜
 国語と外国語の試験及び口述試験により外国語能力・表現力・意欲等を重点的に評価します。
■国際バカロレア入試
 国際バカロレアのディプロマスコア及び口述試験により外国語能力・表現力・意欲等を重点的に評価します。
■私費外国人留学生入試
 日本留学試験,英語外部試験,国語の試験及び口述試験により知識・表現力・意欲等を重点的に評価します。

入学までに身につけて欲しい教科・科目等
 人文学類で学び,探究する事柄は,人間に関する様々な事象が対象となりますので,高等学校等で学ぶ教科全般について基礎的な知識と理解力・思考力を身につけておくことを望みます。。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

ディプロマ・ポリシー(DP)にかかげる能力と資質の育成を実現するために,以下のような教育課程の編成と実施の方針を策定する。

1.学士課程4年間を通じて, KUGSに対応したGS科目や導入科目を体系的に履修して,学士課程教育の基盤となる幅広い豊かな教養を身につける。またGS言語科目(英語)のみならず,必ず初習言語をひとつ以上選択することで,外国語コミュニケーション能力,異文化への関心と理解力を養う。(☞DP1,4に対応)

2.1年次より「人間社会学域GS科目」と「人文学基盤科目」を履修し,前者では人文科学,社会科学の基本的問題や方法論を,後者では人文諸学の基本研究内容,研究手法,そして基礎知識をそれぞれ幅広く学修し,人間社会学域および人文学類での専門教育における基盤的教養を身につける。(☞DP1,2に対応)

3.英語については,1年次でのGS言語科目の履修を踏まえて,2年次以降も,学域GS言語科目や,各プログラムで提供される英語演習科目・英語講義科目を履修し,また,英語履修プログラム「言語文化学」において,所属する主履修分野での所定の学修に加えて,言語を中心とする文化の固有性や多様性を英語によって学際的・分野横断的に学ぶことで,継続的に英語運用能力の向上を図る。(☞DP4対応)

4.専門科目は,講義系科目と演習系科目(プログラムによっては実験,実習,フィールド調査を含む少人数科目)に大別されるが,いずれのプログラムの講義・演習等でも,個人あるいはグループ単位での口頭発表,報告書(レポート)作成,討論,調査など学生の能動的・主体的な授業参加を求めるとともに双方向的な授業を進めることで,専門的知識の獲得に加えて,自己表現,他者理解,コミュニケーション等の能力を養っていく。(☞DP3,4に対応)

5.4年次には全プログラムにおいて卒業論文演習を通じて卒業論文を作成する。卒業論文は,共通教育と専門教育の集大成となるもので,1年次から4年次まで習得してきた基盤的教養と専門教育における学修成果を総合しながら,学生自らが課題やテーマを設定し,データ・資料・史料等を収集,分析,読解し,自己の見解を明晰かつ論理的に表現していく能力の養成ができたかどうかを最終的に確認するものである。あわせて口頭試問では,自己の所説の説明に加えて批評・批判・異論に耳を傾けこれに柔軟に対応できる能力も評価される。(☞DP1,2,3,4に対応)

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

KUGS(金沢大学<グローバル>スタンダード)をふまえ,人文学類では次に挙げるすぐれた能力と資質を以て新たな情報や価値を創造し社会に貢献できる学生に学士(文学)の学位を授与する。

1. 豊かな教養と課題発見能力(☞KUGS1,5,6に対応)
人間性と社会性に富む豊かな教養を有し,常に知的好奇心を持ち続け,人間や社会,環境をめぐる諸課題を自ら発見することができる。

2. 社会的応用性を備えた専門性(☞KUGS1,2,5,6に対応)
各プログラムにおける専門的な学問内容と,文献読解にとどまらない固有の方法を,系統立てて理解・習得し説明できるとともに,それを活用して現代社会における多様な課題の具体的解決に忍耐強く意欲的に取り組んでいくことができる。

3. 適切かつ主体的な情報収集と的確な自己表現の能力(☞KUGS3に対応)
多様な情報,文献,資料,史料の中から必要なものを適切かつ主体的に収集,分析,統合し,自らの見解や価値観を形成するとともに,明晰な論理構成能力と高い文章表現力で自己を説得的かつ的確に表現することができる。

4. 多面的視野による他者理解と柔軟なコミュニケーション能力(☞KUGS4に対応)
多面的視野を持って,異なる文化や伝統も含んだ他者の多様な価値観や見解に対する高い関心と深い理解を有しており,日本語そして外国語を用いて異論を有する他者とも柔軟かつ適切に意思の疎通を図ることができる。

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