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教育学部(学校教員養成課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

教育学部は、新潟師範学校から140年以上の伝統を持つ「教育の専門学部」です。13の専修を基盤として開設する豊富な科目群と段階的教育実習カリキュラムにより、学校教育全体を総合的に捉える広い視野をもち、教師として必要な人間関係を形成する力と、専門的・実践的力量とを身につけた学校教員の育成を目指しています。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

(1)入学者に求める学力
 1 幅広い科目にわたって確かな学力を有している人
 2 関心を持つ科目において優れた学力を有している人
 3 自ら考え、自らの答えを見出し、それを表現することができる人
 4 他者と建設的な対話を行い、課題を特定し、課題を解決する方途を考えられる人
 5 教師になるための学びに積極的に向かうことができる人

(2)入学者選抜方法
・一般選抜(前期日程)
 大学入学共通テストでは、5教科7科目もしくは8科目又は6教科7科目もしくは8科目等の試験を課し、高等学校卒業レベルの学力を幅広い教科にわたって獲得しているのかどうかを評価する。個別学力検査では、英語、国語、数学、理科から2科目又は実技検査を課し、関心を持つ科目の学力を評価する。面接試験では集団討論、集団面接または個別面接を通じて自ら考えて答えを出し、その答えを表現する能力、および、他者と建設的な対話をする能力を評価する。調査書等および志望理由に基づいて教員になるための学びに積極的に向かうことができるのかを評価する。
・学校推薦型選抜
 大学入学共通テストにおける5教科7科目もしくは8科目又は6教科7科目もしくは8科目の成績の合計点によって高校卒業者に求められる基礎的な学力を幅広い教科にわたって有しているのかを評価する。調査書における評点に基づいて関心のある教科の学力を評価する。面接試験では複数の面接官との質疑応答または集団討論を通じて自ら考えて答えを出し、その答えを表現する能力、および、他者と建設的な対話をする能力を評価する。高等学校長又は中等教育学校長等による「小学校または特別支援学校の教員になる意志と情熱を持つ人」との推薦書および志望理由書に基づいて教員になるための学びに積極的に向かうことができるのかを評価する。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

カリキュラム編成、学修内容・方法
・カリキュラムは理論知の修得と実践知の経験の双方をバランスよく学修できるようにすることを基本方針としています。
・カリキュラムは、教職に関わる理論知の基礎の修得を目的とする講義(いわゆる教職専門科目)、理論知の修得を目的とする講義および演習・実験・実習、実践知を経験する教育実習、理論知を深める方法および深められた理論知を効果的に他者と共有する卒業研究、ならびに、教育実習を通して蓄積してきた実践知を総合する科目(教職実践演習など)から構成されています。
・理論知の学修は、講義を通して行われるだけでなく、個々の教員が行う少人数ゼミにおける理論知の獲得と形成への主体的な参加を通して、そして、教員集団の指導の下で、学生自身が「問い」を確定し、独自の「解」を先行研究の成果に依拠しながら見出し、独自の「解」を他者と効果的に共有するという学生の自律性を重視したプロセスを通して行われます。
・実践知の経験と総合化は、4年間を通じて行われる体系的な教育実習(観察実習、教育実習、学習指導ボランティア)およびその振り返りと総合化(教職実践演習)を通して行われます。

学修成果の評価方法
・理論知の習得の有無は必修科目および選択科目に関する必要単位数の習得の有無により判定し、理論知を深める方法の基礎の習得と深められた理論知を他者に効果的に伝える方法の習得の有無は、卒業研究(卒業論文、卒業制作、実技)審査等により総合的に判定し、教育実践を進める力の習得については、教育実習および教職実践演習の習得の有無により総合的に判定します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

総合大学としての新潟大学で学ぶ利点を活かし、学校教員として必要とされる理論知の基礎を体系的に提供し、体系的な教育実習を通しての実践知を経験する機会を提供し、理論的知識を深める方法の基礎を修得させることにより、教師に不可欠な人間関係を形成する能力、子どもの発達と教育に関する基礎的な知識、および教科の内容と教育法の基礎的な知識を有し、かつ、一生涯にわたって学び続け、学びの成果を他者と共有することのできる教師を育成することを目標としています。プログラムの修了者には、教育職員免許法で定める小学校教諭一種免許状・中学校教諭一種免許状(各教科)・特別支援学校教諭一種免許状等を取得できる資格が与えられます。プログラムの修了者は、新潟市をはじめとする新潟県内や隣接自治体において、人格・能力ともに優れた学校教員や特別支援学校教員等として活躍することが期待されます。