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大学院教育学研究科(修士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

●研究科の目的
 「優れた教育倫理と豊かな学識を有し、教育諸科学に関する高度な専門的知識・技能及び実践力を備え、教育現場において指導的な役割を担える教員」及び「学校教育及び種々の教育的場面における現代的諸課題に対応できる研究開発能力及び実践力を備えた人」の育成を目的としている。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

1.教育諸科学に関する教育・研究
2.特別支援教育,教科教育に関する実践的な教育・研究及び各教科の基盤となる様々な学問に関する教育・研究

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

1.優れた教員倫理と豊かな学識を有し,教育諸科学に関する高度な専門的知識・技能及び実践力を備え,教育現場において指導的な役割を担える者
2.学校教育の現代的諸課題に取り組むことのできる研究開発能力及び実践力を備えた者

 社会を構成する諸個人は、異なる文化的背景をもつ他者とのコミュニケーションを通じて相互理解を深め、人類のこれまでの蓄積の上に未来を築いてゆくという役割を担っています。それゆえ、やがて社会を動かしてゆくこととなる子どもたちも、このような力量を身に付け伸張させてゆくことが必要であり、そのために学校教育(特に、国語教育、社会科教育、英語教育)が果たすべき役割はたいへん大きいものです。
 このコースでは、子どもたちが他者を、ひいては人類の営みを理解し、コミュニケーションを通じて社会を形成する能力を獲得するための教育の在り方を、多角的に探求します。そして、このことを通じ、高度な専門性に裏打ちされた実践的指導力を有する教員を養成します。

 自然科学上の知見は、その科学技術への応用とも相俟って人間社会の発展を支えてきたのであり、今後の持続可能な発展を構想する上でも不可欠です。学校教育における数学と理科と技術の学びは、この知見を共有し発展させる基盤となっています。
 このコースでは、講義・演習・修士論文作成を通して、科学的思考力を高め、自然科学教育・情報教育等に関わる知識と能力の獲得を目指します。さらに高度情報化社会を生きる人間にとって重要な問題解決能力を形成するために、理論と実践を架橋した教育を充実させ、高度専門能力に基づく実践的指導力を有した学校教員を育成します。

 音楽と美術は、社会において、感性や身体などの人間性によって表現され、受容される芸術です。これらの芸術は、現代における豊かな創造性や思考力、さらに非言語のコミュニケーションによる共同性と認識力の育成に総合的に関わってきました。
 このコースでは、表現のための実践および知識と、芸術文化や芸術教育をめぐる思想・歴史などの理論の双方を複合的に学び、課題を探求します。優れた表現技術と広範な専門的教養の獲得や、高度な教育実践力の育成を通じて、芸術についての教育と研究の指導者的な実践者の養成を目指します。

 生活や健康にかかわる諸問題がいっそう複雑化する現代社会で、子どもたちに、生涯にわたる健康の保持増進と生活環境改善の実践力を育てるためには、教師を目指す者自身が多様な生活現象や行動現象とそのメカニズムを探求し、それらを読み解く高いリテラシーを持つことが不可欠です。
 このコースでは、現代社会が直面する生活、健康、運動に関する諸問題を科学的に分析し、その解決と支援方策を追究して、健康で真に豊かな生活を創造していくために、自然科学・人文・社会科学をクロスする生活科学と体育科学について研究を深めます。また、研究の知見と成果を生活科学と体育科学の教育に活かし、これらの教科における現代的課題を理論的・実践的に探求しながら、教育計画及び教育実践をより豊かに創成し続ける高度な専門性と指導力の育成を目指します。