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教育文化学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

教育文化学部は人間存在をめぐる現代的課題を総合的に探究し、教員及び新たな生活文化の創造を担う人材を育成します。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

◆育てる人間像
 教育文化学部では人間存在をめぐる現代的課題を総合的に探究し、教員および新たな生活文化の創造を担う人材を育成します。

学校教育課程
◆求める人物像
 多様な教育的諸課題に対処できるように、豊かな人間性と専門的知識・技術、幅広い教養を基盤とする実践的な指導力を備えた教員を目指す強い意志のある人を求めています。

教育実践コース
◆求める人物像
1.学校の教員として働こうとする強い意志のある人
2.子どもに対する理解と教育に強い情熱を持つ人
3.学校教育のさまざまな課題に積極的に取り組もうとする意欲のある人

英語教育コース
◆求める人物像
1.教員となることを強く希望し、理論的知識を身につけ実践的能力を養うことに積極的に取り組もうとする人
2.英語教育について高い関心があり、英語教育のさまざまな教育課題に積極的に取り組もうとする人
3.英語力を向上させることについて意欲と情熱を持ち、学習する機会を積極的に捉え、英語力を伸ばすための努力を惜しまない人
4.グローバル社会における異文化間コミュニケーションの重要性を認識し、自ら進んで外国の人々とのコミュニケーションを図ろうとする人

理数教育コース
◆求める人物像
1.教員となることを強く希望する人
2.理科教育・数学教育の現代的な諸課題の解決に向けて積極的に取り組もうとする意欲のある人
3.自然科学に興味や関心を持ち、実験や観察を通した理科教育に熱意のある人
4.数学への理解を深め、数学の学習を通して、自然や社会に対して自ら進んで論理的に考える態度を育てたい人

特別支援教育コース
◆求める人物像
1.特別支援学校や小学校・中学校等で働くことを強く希望する人
2.障害のある子どもに対する理解と教育に強い情熱を持つ人
3.特別支援教育のさまざまな教育課題に積極的に取り組む意欲のある人

こども発達コース
◆求める人物像
1.幼稚園・保育関連施設・小学校の仕事に携わることを強く希望する人
2.子どもに対する理解と教育・保育に強い情熱を持つ人
3.乳幼児期から児童期の子どもに関わるさまざまな教育・保育課題や、子どもへの発達支援に積極的に取り組もうとする意欲のある人

地域文化学科
◆求める人物像
1.地域社会の将来を展望し、行政・経済・生活・文化などの各方面において地域の活性化に貢献したいという強い情熱のある人
2.地域の抱えるさまざまな問題に対して、人文・社会科学や生活科学、自然科学、情報科学、心理学の総合的な成果を踏まえて分析し、これに実践的に応えていこうという意欲のある人
3.地域の特性・伝統を理解しながら、日本および世界の歴史・文化に対しても幅広い関心を有し、学業で得た知識・経験を積極的に活用し、地域文化の継承・発展に取り組もうという意欲のある人
4.地域情報を世界に向けて発信し、世界の各地域との交流を促進しようという意欲のある人

※令和7年4月に教育文化学部学校教育課程では教育実践コース,英語教育コース及び理数教育コースを初等中等教育コースに改編します。教育文化学部学校教育課程の改編後の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)は大学HPより確認してください。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

教育文化学部では、ディプロマ・ポリシーを達成するため、次のような方針に基づいて教育課程を構成しています。

(教育課程編成方針)
1.人文科学、社会科学、自然科学を横断統合し、主体的に学べる学際的なカリキュラムを構成する
2.初年次ゼミから卒業研究までの一貫した学習指導の体制を取り、学生のニーズに応じたカリキュラムを構成する
3.学部の共通科目として、人間発達に関わる科目を配することで、学部共通の基盤的な知識・技能を習得できるカリキュラムを構成する
4.教養、基礎、専門科目の構造的・体系的な配置により、諸事象を多角的・多面的にとらえるカリキュラムを構成する
5.学生参加型授業を推進し、授業内容・方法の工夫・改善を図り、問題解決力や社会的実践力の育成に資するカリキュラムを構成する

[学校教育課程]

(教育課程編成方針)
1.学校教育を中心に、人間発達に関わる基礎的、理論的な知識・技能を重視し、歴史的、国際的、科学的な視野を育てるカリキュラムを構成する
2.4年間を通じて段階的に教育実践科目を位置づけることで、理論と実践との往還をはかりながら授業実践力を身につけられるカリキュラムを構成する
3.地域の課題、地域の特色を積極的に取り入れた教材開発と授業デザイン力の育成を目指したカリキュラムを構成する
4.学校園等を訪問し、教育、保育実践に参加するボランティアなど、大学と現場が密接に協力した授業などを設定する
5.自然科学や人文科学、芸術、スポーツに関する基礎的な知識・技能を育成するための授業を設定する

(学修方法・学修過程)
1年次では、教育・学習に関わる基礎的能力を身につけることを目的として、基礎教育科目群を中心に履修する。 また、現場実践力の基礎を身につけるために実践科目群を履修する。
2~3年次では、人間を深く共感的に理解し、よりよい人間関係を構築しつつ、コミュニケーション能力を身につけるために実践科目群を履修する。平行して教育・保育関連分野の内容や指導法を専門科目群で学び、教育方法の知識や技術等の教育・学習に関わる実践力を修得する。
4年次では、教育・学習に関わる勉学の集大成として、実践的な研究に取り組み、高度に教育する能力を身につける。

[地域文化学科]

(教育課程編成方針)
1.地域生活の実相と課題に対する認識を深めるために、統計処理やフィールドワークなどを組込んだカリキュラムを構成する
2.国際化という時代の要請に応えるために、外国語の実践的な言語運用能力の習得を目指したカリキュラムを構成する
3.講義、演習、実習・実験科目をバランスよく配して、実社会を見据えながら理論や知識の習得、スキルの獲得が行えるようにカリキュラムを構成する
4.コアカリキュラム等、学生参加型・地域連携型の授業を推進し、問題解決力や社会的実践力の育成に資するカリキュラムを構成する
5.基幹科目・発展科目を設定し、専門的知見に基づく諸事象への洞察力を養うカリキュラムを構成する

(学修方法・学修過程)
1年次では、基礎的な学術知識および外国語・情報処理の能力を身につけ、基礎的なフィールドワーク(地域調査)を体験し、その成果を集団で公表して質疑に答える能力を養う。
2~3年次では、基本的な社会科学・人文科学の研究法等をふまえ、多彩な講義・演習・実習を通じて、地域社会あるいは地域文化を主体的に研究する基本能力、地域で役立つコミュニケーション能力(応用的な外国語能力を含む)を身につける。そのうえで、多様な地域社会・国際文化・心理実践に関わる専門的な研究能力を高めるとともに、地域連携あるいは地域研究の実際を体験する。その成果を地域に開かれた場で公表し、地域との対話が可能となる能力を磨く。
4年次では、地域社会・国際文化・心理実践に関わる学修の集大成として、卒業研究を学術論文として仕上げ、ローカルおよびグローバルな観点から問題を見いだして解決を図ることができる、地域現場での実践力を養成する。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

教育文化学部では、次のような知識・技能、態度等を身につけた学生に「学士(学校教育)」または「学士(地域文化)」の学位を授与しています。

1.人間発達を中核とした、幅広い諸科学の基礎的な体系の理解
2.日本語や他の言語を適切に運用する能力
3.さまざまな人々と協働するためのコミュニケーション能力およびICT活用能力
4.さまざまな情報を適切に収集し、科学的・批判的に分析・処理し、創造的に発信する能力
5.得られた知識、情報を活用し、人間存在をめぐる現代的課題を総合的、多面的に探求する能力
6.人権が尊重され、平和で民主的、かつ持続可能な社会の進展のために、自らの知識・能力を活用し、人々と協力しながら主体的に行動する態度
7.主体的に学び続け、専門的な知の継承・発展・創造に寄与しようとする態度
8.社会人として、また専門的職業人としての高い倫理観、使命感、責任感をもって行動する態度

学士(学校教育)
1.学校教育に関する専門的知見を有し、地域の教育と人々の成長・発達を支え、発展させていこうとする使命感、責任感
2.教育・学習にかかわる基礎的な理論や原理を理解するとともに、授業デザイン、教材研究、ICT活用を含む授業技術、実践省察など、基礎的な教育実践力
3.人間、特に子どもを深く共感的に理解し、個々の成長発達を支援するとともに、健全な集団・組織づくりに寄与することができる能力
4.子ども、保護者、地域住民、そして仲間とのコミュニケーション能力を有し、よりよい人間関係を構築していくことができる能力
5.自然科学や人文科学、芸術、スポーツが人間にもたらす価値を理解し、それらの創造・発展に寄与することができる能力

学士(地域文化)
1.地域社会の風土・文化に対する確かな見識と社会的課題を解決するために必要な幅広い教養
2.社会のニーズを理解し、ローカルとグローバルの双方向的な視点から問題解決を図ることができる能力
3.日本と世界の多様な文化を理解し、人間社会のあり方を深く考察することができる能力
4.一定水準の外国語運用能力を有し、文化的背景を踏まえて、異なる文化圏に属する人々とコミュニケーションが図れる能力
5.生活の質的向上や、地域における文化等の活性化および新たな生活文化の創造を主体的に担おうとする態度
6.ディベートやプレゼンテーションを通して、自らの考えを明確に説明できる能力
7.高いコミュニケーション能力と協調性をもって、協働しながら諸課題の解決に取り組むことができる能力

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