学部・研究科等の特色等
◆会計基準、監査基準の国際的統一化に対応できる会計専門職業人を育成します。
◆教育理念
会計研究科は、経済社会において重要な役割を担うことが一層求められている高度で専門的な職業能力を有する会計専門職業人、具体的には監査業務や税務業務などの担い手、企業など民間部門における専門的な実務の担い手、自治体など政府・非営利部門における専門的な実務の担い手を育成することを目的としています。そのことから、専門的知識・技能に加えて、グローバルな視野を含む幅広い見識や職業倫理に根ざした健全な判断力、そして、既存の知識・技能を鵜呑みにせず、その意味を理解しようとする姿勢を身につけることを重視しています。
◆充実した学習支援
論理的思考力を身につけるため、また、大学院修了後の進路を視野に入れた履修設計やキャリアプランの指導を行うために、少人数クラスで運営する「基礎演習」を、1年次に配置します。 専任教員が、毎週、オフィス・アワーを設定して、学生の学習などの相談に応じます。また、必要に応じて、学習支援科目を開講します。
◆職業倫理の重視
現代の会計専門職業人に求められる倫理観を身につけ、かつ、それらを実務に適用し、 実践できる能力を開発するために、「会計職業倫理」を必修科目として配置します。また、教育の柱となる領域に配置した応用・実践科目において職業倫理に関連する事例を取り上げます。
◆リーダーの育成
公認会計士・税理士、企業や公的部門などで活躍する会計専門職業人が、それぞれの分野においてリーダーシップを発揮するにあたって必要な課題探求能力やディベート能力などを身につけるために、選択科目として「研究演習」を配置します。また、研究志向の強い学生に対して、研究論文の作成指導を行います。
◆バランスのとれた授業科目
公認会計士の試験科目に加えて、幅広い見識・思考能力・判断能力・国際的視野・指導力を身につける観点から、会計関係科目はもちろん、それ以外の科目についてもバランスよく開講します。