学部・研究科等の特色等
システム科学技術研究科は、高度な教育研究を行うため、学部で構成する5学科に対応する総合システム工学専攻および秋田大学と共同で設置する共同サステナブル工学専攻からなる博士前期課程と、それらを包括的に発展させた総合システム科学専攻の博士後期課程を設けています。システム思考を身につけ、創造力と総合力に秀でた次代を担う高度エンジニアの育成を目標に掲げ、充実した研究設備を整えるとともに、国内外の学会等での発表も積極的に支援しています。また、開かれた大学として地域の研究機関・企業等との連携を密にしていることも特色で、本荘由利産学振興財団による学生の研究活動や海外派遣への支援もあります。
地域の研究機関や企業との連携のもと、秀でた創造力・総合力を有するエンジニアを育成する。
◆高度専門職業人の養成を重視
高等教育機関として教育面・人材養成面で地域社会からの期待が大きい高度専門職業人の養成を重視するとともに、後期課程については、より高度で専門的な業務に従事できる高度技術研究者の養成に重点を置いた教育研究指導を進めている。
◆社会人再教育の重視
全国的な学部卒業者や社会人の大学院入学希望者の増加、さらには産学官連携による科学技術基盤の形成が課題となっている秋田県における潜在的なニーズに積極的に対応している。
◆少人数教育
論文指導、実験指導における少人数教育体制が確立しており、教員と「Man to Man」で研究を進めることができる。
◆国内大学で最高レベルの実験設備や機器が揃っている
超精密成形研削研磨装置、電波無響室、建築構造実験室、高精度安定同位体比質量分析計など、各分野における最高水準の設備・機材を備えており、最先端の研究ができる環境になっている。
◆一流の企業に高度専門技術を有するエンジニアとして就職できる
大学院を修了したOB・OGは、大手企業や先端技術をもつ地域の企業で、製品開発設計や建築設計、経営企画など企業をリードする仕事に携わっている。
◆国際会議に参加できる機会が多い
国際会議・シンポジウムへの参加、国際共同研究の成果発表などの国際交流・貢献に参加している大学院生が多い。本荘由利産業科学技術振興財団から渡航費等の援助を受けることができる。