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ヘルスシステム統合科学研究科(博士後期課程)

 
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学部・研究科等の特色等

学部・研究科等の特色等

研究科の対象は、「ヘルスシステム」の「現場」です。つまり、病院での外来診療・入院診療を主体とした医療にとどまらず、在宅、介護、健康寿命延伸のための予防的医療、あるいは終末期の生き方を含めた、人間の生老病死にかかわる困難や課題を包括した対象を扱います。そこには、科学や研究がまだどのように取り扱えばよいか理解が進んでいない、理論どおりでない課題つまり「窮状(困りごと)」が日々生み出されています。この諸課題は、人間の更なる幸福実現のために、解決を待っています。この課題を次のステップに進ませるためには、現場の「窮状」に対する直観的な感知や、その言語化が、さらには言語化された内容に対して新しいアイディアとその証明が必要とされています。「アイディア」は、モノに限らず、考えも含みます。例えば具体的な新製品であっても、新制度や協働のしくみの考案であってもよいのです。それは工学を含む自然科学からも、人文社会科学からも出てくる可能性があるでしょう。こうした新しいアイディアを、信頼できる証拠に基づいて正確化していくのが、大学院で探求すべき研究・科学・学術の一つの大きな役割なのです。