経済学類では，エコノミクスコース，グローバル・マネジメントコースの２コースを設置しており，それぞれ専門分野の深い知識を習得します。それとあわせて，経済学全体の幅広い履修も必要となります。経済学・経営学というスタンダードな学問分野に回帰しつつ，専門性を高めるとともに，いずれのコースでも国際系の科目を履修し，グローバルな人材育成を目指します。また，専門科目は週２コマ開講を基本とし，１クォータ（約２ヶ月）で２単位の授業が完結するため，時間割の工夫によって１クォータを海外留学やインターンシップに充てることが可能です。
学部・研究科等の特色等
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なお，経済学類は2018年度より2つのコース（エコノミクスコース，グローバル・マネジメントコース）に再編するとともに，カリキュラムも大幅に刷新しました。学類ホームページの改訂やパンフレット発行を通じてご案内しています。
「エコノミクスコース」では，ミクロ・マクロという経済学の基礎的な理論を前提とした上で，政策の具体的諸分野に関して政策の枠組み，現状分析，政策課題等を学びます。経済学は実践的学問であり，高度な政策決定の過程においては，経済学の知識が不可です。
「グローバル・マネジメントコース」では，組織経営に参画できる基礎的能力の習得を目指します。組織マネジメント分野や財務・金融諸分野の履修を通じて，営利・非営利の企業活動について学習します。ビジネスの社会では経営理念や仕組み，ガバナンス，人事制度が急激に変化してきています。基礎となる経済学に加えて，企業組織，財務会計，企業活動，情報科学に関する理論的な知識，および経営戦略やマーケティングなど，企業活動に直結する実践的な知識を学びます。
過去3年間の卒業者の進路は，多様です。もっとも比率が高いのは民間企業，次いで公務員です。民間企業では金融・保険業と情報通信・運輸業，製造業が多く，公務員では県庁，市役所，国家総合が多くなっています。また，就職先が北陸，東海，関東，近畿と地域的にも広がっているのが特徴です。