学部・研究科等の特色等
【教育課程の特色】 環境放射能学はさまざまな学問分野を背景とする学際的分野であり，化学，生物学，物理学，地球科学，機械工学，電気工学などの基礎知識を有する人材に対して，環境放射能学に関する専門教育を提供できるようにしている。また，環境放射能研究所が有する充実した観測環境ならびに国内外の研究機関・大学との協力関係を活用した実践的かつ世界的な視点を有する人材を育成する。
【教育プログラムの要点】
・3分野（生態・モデリング・計測）の横断的な環境放射能に関連する事項についての教育
・放射性物質・環境に関する専門的知識の習得
・福島にて行われている環境放射能研究手法の実践的習得
・海外の放射能災害被災地域における講義・演習
・長期履修学生制度
職業等に従事することにより時間的制約のある学生のために，標準修業年限を超えた期間（長期履修期間）で修学を可能にする制度である。
長期履修生として認められた場合は，認められた長期履修期間に応じて分割した額の授業料を各年度に支払うことになる。例えば修士課程学生の場合通常２年で修了となるが，この制度を利用することで，授業料総額はそのままに３年もしくは４年間かけて学び，修了することが可能となる。