入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
富山県立大学入学者受入方針 [アドミッション・ポリシー]
富山県立大学は、科学技術の素養に富み人間性豊かな人材、そして創造力と実践力を兼ね備え、地域および社会に貢献できる人材の育成を教育の基本方針としています。
工学部
工学部では、21世紀の重要な課題である「自然や人間に優しい技術の創出」に役立つ教育研究を重点として、しっかりとした専門的学力と深い探究心を育てることに力を注いでいます。さらに、かの「万能の天才」レオナルド・ダ・ヴィンチの旺盛な創造意欲や好奇心に学び、新たな可能性にチャレンジする気概を育てることをめざしています。
以上のような教育方針のもと、学生の皆さんの成長を確かなものとするために、次のような心構えや意欲を持った学生の入学を希望します。
1 自然科学に興味を持ち、科学技術の基盤となる理系の基礎学力がある。
2 困難な問題に直面しても、問題の解決に向けて努力しようとする。
3 自分で考え、自分の言葉で表現しようとする。
4 自然・環境や人間を大切にし、自らの活動を通して社会に貢献したいと思う。
機械システム工学科では特に次のような人を求めます
機械工学分野の基礎知識と学力を身につけ、幅広い視野をもって機械技術者の立場から地球環境問題などの今日的課題に立ち向かう意欲のある人
電気電子工学科では特に次のような人を求めます
電気・電子・通信・制御の各分野の基礎知識と技術者としての考え方を身につけ、社会の変化に対応できる高度な電気・電子技術や通信・制御システムの開発に挑戦する意欲のある人
環境・社会基盤工学科では特に次のような人を求めます
循環型社会の構築、自然との共生及び地球環境保全に貢献する知識・技術を身につけ、広い視野にたってさまざまな環境問題を解決しようとする意欲のある人
生物工学科では特に次のような人を求めます
化学と生物学に興味を持ち、自然環境と調和するバイオテクノロジーによる豊かな社会を作り、生命・食・環境に関わる課題を解決する意欲のある人
医薬品工学科では特に次のような人を求めます
健康長寿社会の実現に向けて、工学の視点から研究・開発・製造を行い、優れた医薬品や医療技術を生み出す意欲のある人
<入学者選抜の基本方針>
本学の求める学生像に合致した人材を幅広くかつ的確に見出すために、多様な選抜方式を実施します。
【一般選抜(前期日程)】
理系の基礎学力を重視します。大学入学共通テストを課すことにより、大学教育を受けるために必要な基礎学力を評価します。さらに、理系の知識と、それを活用した論理的な思考力・判断力・表現力等の能力とを評価する個別学力検査を課し、これらと調査書の内容を総合して選抜します。
【一般選抜(後期日程)】
理系の基礎学力を重視します。大学入学共通テストを課すことにより、大学教育を受けるために必要な基礎学力を評価し、これと調査書の内容を総合して選抜します。個別学力検査は課しませんが、大学入学共通テストについては前期日程より数学、理科を重視した配点とし、理系の知識と、それを活用した論理的な思考力や判断力等の能力とを評価します。
【学校推薦型選抜】
英語・数学の基礎学力テストを課すことにより、大学教育を受けるために必要な基礎学力を評価します。これと論理的な思考力・判断力・表現力等の能力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を評価する面接及び出願書類の内容を総合して選抜します。
【私費外国人留学生入試】
日本語と理系教科(数学、理科)の日本留学試験を課すことにより、大学教育を受けるために必要な基礎学力を評価します。これと論理的な思考力・判断力・表現力及び英語の基礎的な能力等を評価する面接及び出願書類の内容を総合して選抜します。
【編入学試験】
自然科学に関する分野の総合問題を課すとともに、面接において志望理由、志望学科に関連する分野の質問を行い、これらと出願書類の内容を総合して選抜します。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 390人 | 258人 | 249人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| 総合型(旧区分名:AO) | |
| ○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
| 帰国生徒 | |
| 社会人 | |
| 附属校 | |
| ○ | 編入学 |
| その他 ※ | |
| ○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| ○ | 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 |
|---|---|
| ○ | 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 |
| 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
| 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
| 手話通訳者、介助者の配置 | |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| ○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
| ○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
出願の前に、受験上の配慮を希望する事項等について連絡してもらい、個別に対応
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 315人 | 75人 | 192人 | 66人 | 176人 | 73人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 富山県 | 192人 | 富山県 | 115人 | 富山県 | 116人 |
| 愛知県 | 54人 | 愛知県 | 42人 | 愛知県 | 39人 |
| 石川県 | 34人 | 石川県 | 24人 | 石川県 | 27人 |
| 岐阜県 | 29人 | 岐阜県 | 17人 | 岐阜県 | 18人 |
| 長野県 | 11人 | 福井県 | 8人 | 福井県 | 8人 |
| 三重県 | 10人 | 長野県 | 7人 | 三重県 | 8人 |
| 福井県 | 9人 | 三重県 | 7人 | 静岡県 | 7人 |
| 新潟県 | 8人 | 新潟県 | 6人 | 新潟県 | 6人 |
| 静岡県 | 8人 | 静岡県 | 6人 | 長野県 | 5人 |
| 北海道 | 3人 | 宮城県 | 3人 | 埼玉県 | 2人 |
| 山梨県 | 3人 | 山梨県 | 3人 | 山梨県 | 2人 |
| 大阪府 | 3人 | 大阪府 | 3人 | 滋賀県 | 2人 |
| その他 | 3人 | 滋賀県 | 2人 | 兵庫県 | 2人 |
| 青森県 | 2人 | 京都府 | 2人 | 北海道 | 1人 |
| 群馬県 | 2人 | 福岡県 | 2人 | 青森県 | 1人 |
| 千葉県 | 2人 | 山形県 | 1人 | 栃木県 | 1人 |
| 東京都 | 2人 | 茨城県 | 1人 | 京都府 | 1人 |
| 京都府 | 2人 | 栃木県 | 1人 | 奈良県 | 1人 |
| 兵庫県 | 2人 | 群馬県 | 1人 | 鳥取県 | 1人 |
| 岩手県 | 1人 | 神奈川県 | 1人 | その他 | 1人 |
| 山形県 | 1人 | 兵庫県 | 1人 | 岩手県 | |
| 茨城県 | 1人 | 奈良県 | 1人 | 宮城県 | |
| 埼玉県 | 1人 | 岡山県 | 1人 | 秋田県 | |
| 奈良県 | 1人 | 広島県 | 1人 | 山形県 | |
| 島根県 | 1人 | 徳島県 | 1人 | 福島県 | |
| 愛媛県 | 1人 | 沖縄県 | 1人 | 茨城県 | |
| 高知県 | 1人 | 北海道 | 群馬県 | ||
| 長崎県 | 1人 | 青森県 | 千葉県 | ||
| 鹿児島県 | 1人 | 岩手県 | 東京都 | ||
| 沖縄県 | 1人 | 秋田県 | 神奈川県 | ||
| 宮城県 | 福島県 | 大阪府 | |||
| 秋田県 | 埼玉県 | 和歌山県 | |||
| 福島県 | 千葉県 | 島根県 | |||
| 栃木県 | 東京都 | 岡山県 | |||
| 神奈川県 | 和歌山県 | 広島県 | |||
| 滋賀県 | 鳥取県 | 山口県 | |||
| 和歌山県 | 島根県 | 徳島県 | |||
| 鳥取県 | 山口県 | 香川県 | |||
| 岡山県 | 香川県 | 愛媛県 | |||
| 広島県 | 愛媛県 | 高知県 | |||
| 山口県 | 高知県 | 福岡県 | |||
| 徳島県 | 佐賀県 | 佐賀県 | |||
| 香川県 | 長崎県 | 長崎県 | |||
| 福岡県 | 熊本県 | 熊本県 | |||
| 佐賀県 | 大分県 | 大分県 | |||
| 熊本県 | 宮崎県 | 宮崎県 | |||
| 大分県 | 鹿児島県 | 鹿児島県 | |||
| 宮崎県 | その他 | 沖縄県 | |||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)