入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【物質化学類】
化学は物質の化学的性質・構造・反応などに関する基礎的原理の理解,新しい機能性物質の創製,さらに生活を支える化学製品の開発・製造から持続発展可能なエネルギー・環境技術の実現に至る幅広い領域を含んでいます。物質化学類では,現代社会の諸問題を解決できる創造力と技術力を身につけた優れた研究者・技術者を養成するためにプログラム制カリキュラムを採用しています。コアプログラムで基礎学力を修得後,主題ごとに体系化された6 つのアドバンストプログラムから複数のプログラムを選択履修することで,化学の基本原理の探求と応用技術の創造に挑戦する力を身につけることができます。
“独創性や観察力など独自に考える力” をもち “未知の分野に対する強い探究心とチャレンジ精神” の旺盛な人の入学を期待します。
求める人材
・ 自然現象の観察と実験に強い興味を持ち,実験を通して創造的に自然と関わりたい人
・ 独自に考える力と自然に対する好奇心を持ち,発見の感動を味わいたい人
・ 研究を通して得た成果を世界に向けて発信し,社会や自然界へ応用することに意欲がある人
選抜の基本方針
■一般選抜
基礎学力に加え,物質化学にとっての基本的科目である化学・数学及び英語の学力を重視します。
■KUGS特別入試(総合型選抜)
基礎学力に加え,出願書類,高大接続プログラム課題等を参考にした口述試験により,思考能力と論述能力,化学分野の勉学意欲及び資質などを評価します。
■超然特別入試(A-lympiad選抜)
「日本数学 A-lympiad」における受賞及び出願書類を参考にした口述試験(プレゼンテーションを含む)により,思考能力と論述能力,化学分野の勉学意欲及び資質などを評価します。
■帰国生徒選抜
物質化学にとっての基本的科目である化学・数学及び英語の学力を重視するとともに,成績証明書(調査書)により基礎学力を評価します。
■国際バカロレア入試
物質化学にとっての基本的科目である化学・数学の学力を成績評価証明書により評価するとともに,口述試験により,化学分野の勉学意欲及び資質を評価します。
■私費外国人留学生入試
化学・数学及び英語の学力を重視するとともに,口述試験により,大学の授業を理解するための基礎知識,日本語によるコミュニケーション能力などを評価します。
入学までに身につけて欲しい教科・科目等
高等学校等で履修した科目(大学入学共通テストで課している科目)について充分に理解できていることが必要です。さらに,化学を含む理系科目(理科,数学)は理学・工学の基礎となる科目ですので非常に重要です。文系科目(国語,外国語,社会系科目(地理歴史・公民))も自分の意見をまとめコミュニケーションを行うために必要です。また,高校生活の中で,日常的な科学現象に興味を持ち,それらを意欲的に探究する姿勢を身につけてください。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 75人 | 74人 | 74人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
・2023年度入学者数は,3年次編入学者数(4人)を除く。
・2024年度入学者数は,3年次編入学者数(7人)を除く。
・2025年度入学者数は,3年次編入学者数(4人)を除く。
・2年進級時に一括入試入学者の中から7人が物質化学類に移行予定。
・入学定員に変更なし。
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| ○ | 総合型(旧区分名:AO) |
| 学校推薦型(旧区分名:推薦) | |
| ○ | 帰国生徒 |
| 社会人 | |
| 附属校 | |
| ○ | 編入学 |
| ○ | その他 ※ |
| ○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| ○ | 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 |
|---|---|
| ○ | 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 |
| ○ | 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) |
| ○ | 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 |
| ○ | 手話通訳者、介助者の配置 |
| ○ | リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 |
| ○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
| ○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
上記の配慮事項を含め,志願者からの事前相談及び提出された申請書(事前相談書,医師の診断書等)に基づき,審査の上,障がいの種類・程度に応じた特別措置を講じる。
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 50人 | 25人 | 48人 | 26人 | 48人 | 26人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 石川県 | 18人 | 石川県 | 16人 | 石川県 | 15人 |
| 富山県 | 16人 | 富山県 | 9人 | 富山県 | 12人 |
| 福井県 | 7人 | 福井県 | 6人 | 福井県 | 10人 |
| 長野県 | 7人 | 岐阜県 | 6人 | 長野県 | 10人 |
| 岐阜県 | 4人 | 群馬県 | 5人 | 新潟県 | 5人 |
| 群馬県 | 3人 | 長野県 | 4人 | 東京都 | 3人 |
| 新潟県 | 3人 | 滋賀県 | 3人 | 愛知県 | 3人 |
| 愛知県 | 3人 | 北海道 | 2人 | 兵庫県 | 3人 |
| 埼玉県 | 2人 | 埼玉県 | 2人 | 宮城県 | 2人 |
| 静岡県 | 2人 | 神奈川県 | 2人 | 山形県 | 2人 |
| 滋賀県 | 2人 | 静岡県 | 2人 | 京都府 | 2人 |
| 奈良県 | 2人 | 三重県 | 2人 | 北海道 | 1人 |
| 青森県 | 1人 | 京都府 | 2人 | 栃木県 | 1人 |
| 岩手県 | 1人 | その他 | 2人 | 埼玉県 | 1人 |
| 宮城県 | 1人 | 福島県 | 1人 | 岐阜県 | 1人 |
| 千葉県 | 1人 | 茨城県 | 1人 | 愛媛県 | 1人 |
| 兵庫県 | 1人 | 栃木県 | 1人 | 沖縄県 | 1人 |
| 岡山県 | 1人 | 新潟県 | 1人 | その他 | 1人 |
| 北海道 | 0人 | 山梨県 | 1人 | 青森県 | 0人 |
| 秋田県 | 0人 | 愛知県 | 1人 | 岩手県 | 0人 |
| 山形県 | 0人 | 兵庫県 | 1人 | 秋田県 | 0人 |
| 福島県 | 0人 | 岡山県 | 1人 | 福島県 | 0人 |
| 茨城県 | 0人 | 徳島県 | 1人 | 茨城県 | 0人 |
| 栃木県 | 0人 | 愛媛県 | 1人 | 群馬県 | 0人 |
| 東京都 | 0人 | 福岡県 | 1人 | 千葉県 | 0人 |
| 神奈川県 | 0人 | 青森県 | 0人 | 神奈川県 | 0人 |
| 山梨県 | 0人 | 岩手県 | 0人 | 山梨県 | 0人 |
| 三重県 | 0人 | 宮城県 | 0人 | 静岡県 | 0人 |
| 京都府 | 0人 | 秋田県 | 0人 | 三重県 | 0人 |
| 大阪府 | 0人 | 山形県 | 0人 | 滋賀県 | 0人 |
| 和歌山県 | 0人 | 千葉県 | 0人 | 大阪府 | 0人 |
| 鳥取県 | 0人 | 東京都 | 0人 | 奈良県 | 0人 |
| 島根県 | 0人 | 大阪府 | 0人 | 和歌山県 | 0人 |
| 広島県 | 0人 | 奈良県 | 0人 | 鳥取県 | 0人 |
| 山口県 | 0人 | 和歌山県 | 0人 | 島根県 | 0人 |
| 徳島県 | 0人 | 鳥取県 | 0人 | 岡山県 | 0人 |
| 香川県 | 0人 | 島根県 | 0人 | 広島県 | 0人 |
| 愛媛県 | 0人 | 広島県 | 0人 | 山口県 | 0人 |
| 高知県 | 0人 | 山口県 | 0人 | 徳島県 | 0人 |
| 福岡県 | 0人 | 香川県 | 0人 | 香川県 | 0人 |
| 佐賀県 | 0人 | 高知県 | 0人 | 高知県 | 0人 |
| 長崎県 | 0人 | 佐賀県 | 0人 | 福岡県 | 0人 |
| 熊本県 | 0人 | 長崎県 | 0人 | 佐賀県 | 0人 |
| 大分県 | 0人 | 熊本県 | 0人 | 長崎県 | 0人 |
| 宮崎県 | 0人 | 大分県 | 0人 | 熊本県 | 0人 |
| 鹿児島県 | 0人 | 宮崎県 | 0人 | 大分県 | 0人 |
| 沖縄県 | 0人 | 鹿児島県 | 0人 | 宮崎県 | 0人 |
| その他 | 0人 | 沖縄県 | 0人 | 鹿児島県 | 0人 |
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)