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生命理学研究科(一貫制博士課程)

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
ピコバイオロジー専攻 5年 博士(理学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

◆生命理学研究科は、本学理学部の教育理念を基礎として、生物学、生化学、生物物理学、地学などの一般的分類にとらわれず、生命科学専攻およびピコバイオロジー専攻の2専攻を設けたまた、物質理学研究科とも連携を取り、高度の専門性を実現するとともに、研究分野の幅の広がりをも可能にし、さらに他研究機関・組織の優れた研究者を連携・協力講座に招き、教育研究の一層の充実を図っている。

【ピコバイオロジー専攻(5年一貫制)】
 ピコバイオロジー専攻には5年一貫制の博士課程が設置され、生物個体・細胞レベルからピコメートルレベルのタンパク質構造解析まで、「生命現象をタンパク質によって駆動される化学反応として理解する」という共通目標に向かうための下記カリキュラムを用意している。

1.高い国際的コミュニケーション能力やマネジメント能力など、産官学を通じた幅広い分野で活躍するリーダーにふさわしい素養を養うことを保証するために5年一貫性の博士課程教育について、全ての専門科目と実習を英語で行う
2.生命科学の高度の専門能力と最先端大型研究装置の利用・開発・管理能力を身につけるために、放射光X線(SPring-8)、X線自由電子レーザー(SACLA)、中性子回折、振動分光、電子顕微鏡、計算機を駆使した充実した実習を必修科目とする。これらを通して世界最高レベルのフォトンサイエンス技術を身につけ、その技術を駆使して生命現象の本質を解明する高度の研究能力を持った人材を育成する
3.研究室ローテーションにより、配属を希望する研究室を深く知った上で博士論文研究を行う研究室を決定する。また、視野を広め異なる思考様式を学ぶために、研究手法の大きく異なる他の研究室のセミナーなどに参加することを義務づける
4.副指導教員を定めて集団体制での指導を行う「グループ指導」を必修とし、学位取得のための審査会における主査は、主任指導教授以外のグループ指導教員から選出する
5.国内外の他の研究グループとの交流や、定期的に開催する研究成果発表会への参加を必修とし、多様な視点から討論を行うことにより高度な俯瞰力と確固たる価値観の形成を図る
6.生命科学分野を中心に活躍するリーダーとして必要な資質を身につけるために、科学哲学、生命倫理学、研究倫理、サイエンスコミュニケーション、 リーダー論特別講義、キャリアパス特別講義等の非専門科目群をくさび型講義として用意している
7.本プログラムに参加・賛同する企業をはじめ、様々な企業と直接交流する機会を儲けるために「インターンシップ」を必修とする。これにより、アカデミック分野以外の世界への関心を深め、より多くの選択肢から将来のリーダーとなるチャンスを導く。また、海外留学や学生主催の国際シンポジウム、国際学会での研究発表などを必修とし、豊かな国際的表現力を養う

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

◆多彩な専門基礎科目
 当プログラムにおける最大の特色である「ピコバイオロジー実習」に先立ち、ピコバイオロジーに関する専門的な知識の修得を目指します。基礎分野から応用分野まで無理なく段階的に理解を深める工夫がなされています。

◆世界最先端のピコバイオロジー実習
 放射光X線(SPring-8)、X線自由電子レーザー(SACLA)、中性子回折、振動分光、電子顕微鏡、計算機を駆使した充実した実習が必修科目として設定されています。これらを通して世界最高レベルのフォトンサイエンス技術を身につけ、その技術を駆使して生命現象の本質を解明する高度の研究能力を持った人材を育成します。

◆研究室配属と正副複数研究室所属制度
 研究室ローテーションにより、配属を希望する研究室を深く知った上で博士論文研究を行う研究室を決定します。また、視野を広め異なる思考様式を学ぶために、研究手法の大きく異なる他の研究室のセミナーなどに参加する機会も用意されています。

◆コミュニケーション能力の強化
 国内外の他の研究グループとの積極的かつ自主的な交流や、定期的に開催する研究成果発表会において、多様な視点から討論を行うことにより、高いコミュニケーション能力を修得するとともに、自らの研究の生物学的意義を常に広い視野から深く考えることの重要性を認識し、高度な俯瞰力と確固たる価値観の形成を図ります。

◆リーダーを育てる講義
 将来、生命科学分野を中心に活躍するリーダーとして必要な資質を身につけるために、充実した非専門科目群が用意されています。ここでは実社会において組織のトップとして活躍する人材を講師として招き、活発に討論することで、「社会的センス」を磨きます。(科学哲学、生命倫理学、サイエンスコミュニケーション、リーダー論特別講義、キャリアパス特別講義等)

◆インターンシップと海外留学
 インターンシップでは、本プログラムに参加・賛同する企業をはじめ、様々な企業と直接交流する機会を多く設けることで、アカデミック分野以外の世界を知り、より多くの選択肢から将来のリーダーとなるチャンスを導きます。また、ほとんどの講義科目が英語で開講されることに加え、海外留学の必修化や学生主催の国際シンポジウムでの組織委員としての活動、国際学会での研究発表などを通じて、豊かな国際性を養います。

◆国際会議主催・発表の場
 国内外の他の研究グループとの積極的かつ自主的な交流や、定期的に開催する研究成果発表会において、多様な視点から討論を行うことにより、高いコミュニケーション能力やマネジメント能力を修得するほか、学生主催の国際シンポジウムでの組織委員としての活動、国際学会での研究発表などを通じて、豊かな国際性を養います。

[研究室配属と正副複数研究室所属制度]
 研究室ローテ―ションにより、配属を希望する研究室を深く知った上で博士論文研究を行う研究室を決定します。また、視野を広め異なる思考様式を学ぶために、研究手法の大きく異なる他の研究室のセミナーなどに参加する機会も用意されています。

 特に"構造解析装置実習"は、大型装置の現場で装置の原理から応用までを実地に学ぶもので、世界的にも類を見ないものです。一方、視野を広げるきっかけとしてもらうため、一流の講師陣による科学教養科目を用意しました。また実践科目としての海外留学とインターンシップは必修です。

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授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

◆生命科学専攻および5年一貫制のピコバイオロジー専攻の2専攻を設けることにより、学際的な教員組織とカリキュラムを実現した。これにより、生命科学分野の境界領域においても研究を推進できる研究者や各界のリーダーとして活躍できる下記に示す能力を身につけた学生に学位を授与する。

1.生命科学・地球科学の各分野において真理の探求と知の創造を重視した独創的かつ先駆的な基礎研究を推進する能力を身につけている
2.自然科学全般についての広い視野と高度の専門知識を基に世界的レベルの研究を遂行し、かつ得られた結果を世の中に正しく発信する能力を兼ね備えている
3.生命科学分野の研究を遂行する上で必要な高い倫理観を身につけている
以上に加え、専攻ごとに以下の能力を身につけていることを必要とする。

【ピコバイオロジー専攻(5年一貫制)】
生命科学専攻のディプロマポリシーに加えて下記について修得している。
1.生命科学の高度の専門能力と最先端大型研究装置の開発・管理能力を身につけている
2.社会において生命科学が果たすべき役割を深く認識し、確固たる価値観と広範な俯瞰力、さらには高い国際的コミュニケーション能力やマネジメント能力など、産官学を通じた幅広い分野で活躍するリーダーにふさわしい素養を備えている

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部
編入学

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
天文学・地球・惑星科学
化学
生物学・生化学・バイオ

専攻分野に関する説明