◆令和4年度から、大学院修士課程において改組を行いました。
(改組内容)
〇7専攻を「工学専攻」の1専攻に改編しました。
〇専攻に6分野(機械工学分野、電気電子情報工学分野、情報・経営システム工学分野、物質生物工学分野、環境社会基盤工学分野、量子・原子力統合工学分野)を配置しました。
※システム安全工学専攻は今回の改組による変更はありません。
これまでの課程の壁を取り払い、1課程の中に基幹産業に対応した工学分野を配置することで、複数の分野にまたがる境界領域や融合領域の学びを提供できるようになるなど、軸となる専門分野をしっかりと身に着けつつ、より多くの学びの希望に応えていきます。
◆令和6年度には、工学専攻、システム安全工学専攻の2専攻から1工学専攻7工学分野への大括り化を行いました。これにより新たに設置する工学専攻では、各工学分野で必要とされる専門・融合知識及び実践的技術感覚を備え、データサイエンス、IoT 等の情報技術を活用して、関連分野及び融合領域の諸課題に対応し、安全に関する考え方を身につけ、技術をグローバルに展開できる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者を養成します。
学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
---|---|---|
工学専攻 | 2年 | 修士(工学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
本学では、ディプロマ・ポリシーに基づき、学部・大学院修士課程一貫教育の考え方の下に、技術科学各分野で必要とする授業科目を開設しています。それらの授業科目により、技術をグローバルに展開できる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者を育成します。そのために、修士課程では、以下の方針に基づき体系的な教育課程を編成しています。
1.専門教育として、各分野に講義科目を開設します。また、演習、実験・実習科目を通じて、修士論文作成に向けた研究指導を行います。
2.各分野における科目分類、科目群制の実施により、専門性を深めるとともに学際領域にも対応できる教育を行います。また、複数の専門領域の融合技術を理解できるよう、他分野科目の履修も可能とします。
3.全分野で研究倫理科目を必修とします。また、分野科目により、各分野に密接に関わる情報技術及び安全に関する考え方を習得させます。
4.専門性を広い視野から支え、社会における技術実践力を高めるための共通科目を、全分野の学生を対象に開設します。ディプロマポリシー各項目の達成に向けて、学部教養科目から一貫した体系的な編成とします。
5.大学院特別コースなどを、さらに高度で体系的な学びのために設置します。分野に所属しながら、コース修了要件として指定された科目の修得により、コース修了証が授与されます。
6.修士研究テーマに関連した海外での研究開発実践の機会を設けます。外国で研究開発に従事することを通じて、グローバルに活躍する技術者・研究者となるための経験を積ませます。
7.カリキュラムの系統図を示し、学生の自覚的・自律的学修を支えます。
「学修成果の評価の方針」
授業科目のシラバスに、各科目の目的と達成目標、及びディプロマポリシーを踏まえた学習・教育目標との関連を明示します。科目の成績は公正・厳格かつ客観的な達成度評価により、合格した者に単位を授与します。修士論文は、審査の基準と方法を明示し、複数の教員による審査及び試験により合否を判定します。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
本学修士課程が目指す人材育成像は、情報技術を活用し、安全に関する考え方を身につけ、技術をグローバルに展開できる高度な実践的・創造的能力を備えた指導的技術者・研究者です。そのために、以下の四項目を、分野科目、共通科目、研究指導、及び課外活動を含む大学内外での幅広い学修により身につける学生の到達目標とします。
1.技術科学各分野の高度な専門知識と技能、及び情報技術を使いこなす能力と安全に関する考え方の習得。
2.技術の側から生命、人間及び社会を捉える能力の習得、及び複数の専門領域の融合技術を理解し、複眼的で柔軟な技術科学発想力を持てる素養の形成。
3.環境・安全への技術の影響に配慮できる能力の習得、及びグローバルな社会・産業動向を洞察し、戦略的な技術経営力を発揮できる素養の形成。
4.国際感覚を持ちチームで協働できる能力の習得、及び国際的な指導的技術者・研究者としてグローバルな競争を公正に行える素養の形成。
この目標のために開講される講義、演習(セミナー)、実験・実習科目を履修して修了に必要な単位数を修得し、かつ修士論文の審査に合格した者に修士号を授与します。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
---|---|---|
転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
---|
経済学 経営学 経営情報学 数学・情報科学・統計学 物理学 天文学・地球・惑星科学 化学 生物学・生化学・バイオ 地質学 資源学 機械工学・自動車工学 電気・電子・通信工学 システム・制御工学 情報工学・コンピューター 土木工学 建築学 環境デザイン・都市デザイン デザイン工学 応用化学・環境工学 応用物理学 応用生物学(生物工学) 原子力工学 鉱物・資源・エネルギー工学 金属・材料工学 船舶・海洋工学・商船学 航空工学・宇宙工学 経営工学・管理工学 画像工学・光工学・音響工学 医用工学・生体工学 生態学 |
専攻分野に関する説明