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工学部

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
工学 4年 学士(工学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

【基本的なカリキュラム構造】
人間と社会、科学と技術の両面に渡る理解力と、それらを主体的に結び合わせて課題を発見し、考案した解決策を社会に提案して実現していく力を養成する科目群を「基幹科目群」として、工学を学ぶ上での基礎的な知識と能力を養成します。また、人間情報分野あるいは環境デザイン分野における専門知識や技術を理解し、課題の解決策を提案するとともに検証し、新たな技術を実現可能な形で提案する力を養成する科目群を「専門科目群」として、人間情報分野もしくは環境デザイン分野の専門性を獲得します。さらに、異なる分野の知見を連携して活用する際に重要となる、チームで協働する能力や専門の異なる人に平易に説明する能力をプロジェクト形式で涵養する PBL 科目を設けて、科目群を連携します。
工学部の育成人材像に掲げる次の 3 つの能力「主体性と理解力」「専門性と問題解決力」「社会性と波及力」を修得させるため、以下に基づき教育課程を編成します。
・「主体性と理解力」
工学の基礎知識や、主体的な学びの姿勢と課題創造力を身に付けるための基幹科目群を設けるとともに、人間と社会、自然と科学などの幅広い教養に関する奈良女子大学の教養教育科目を設ける。
・「専門性と問題解決力」
学びの姿勢に加えて、工学に関する基礎的態度や知識などを身に付けた後に、生体医工学、情報学、環境デザインなどの専門性を身に付けるための科目を設けるとともに、これらの科目との関係が深い力学やデザインに関する科目などを設ける。
・「社会性と波及力」
社会へ及ぼす影響なども考慮しながらチームで協働し、人や社会にとって有用なニーズの創出や、ニーズを満たすモノやサービスを創り出す方法を体験的に学ぶ PBL 科目を設けるとともに、ビジネスに関する科目や、国際 コミュニケーション力の基礎としての外国語科目を設ける。

教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

【教育内容と方法】
基幹科目群のうち、基幹必修科目は、理工系教育と芸術教育からなる STEAM 教育と、主体性や批判的精神を涵養する科目からなるリベラルアーツ教育で構成され、学修の基礎をつくります。
また、工学と現実のつながりを理解し、工学的な創造性を涵養する2つの PBL 科目もここに含まれます。選択科目である基幹発展科目は、情報系、人間の特性に関わる理数系、物理化学の実験、ものづくりに関わる様々な科目からなり、基幹必修科目の学習を発展させつつ、専門分野を学ぶ基礎をつくります。
専門科目群は、生体計測に基づく生体医工学エリアと情報処理を学ぶ情報エリアの専門知識と技術を身につける人間情報分野と、建築などを扱う人間環境エリアと素材を扱う材料工学エリアの専門知識と技術を身につける環境デザイン分野の科目からなり、それぞれに専門分野の基礎をつくる専門基礎科目と、その上に立って学問的・技術的な解決策を提案し検証する力を養う専門応用科目があります。また、学修の統合と発展、あるいは異なるエリアの知見を連携して活用し、チームで協働する能力や専門が異なる人に説明する能力を涵養する3つの選択必修の PBL 科目があります。以上を通じて、各エリアもしくは複合的な分野で新しい製品や技術などを実現可能な形で提案する力を養います。
教育方法としては、学生の主体的な学びと異分野融合を涵養するために、必修科目と選択必修科目を除いて履修科目と履修年次を学生が自主的に決めることができます。ただし、基幹必修科目は学修の基盤を形成する科目なので早期履修を推奨します。また、専門分野に応じて履修すべき科目や順序がある場合は、履修モデルとして提示します。さらにディプロマ・ポリシーに掲げた能力を評価する重要科目を PEPA(Pivotal Embedded Performance Assessment)の考え方に沿って評価し、ポートフォリオを活用して履修に関する助言を行います。以上より、主体的に学びながらもディプロマ・ポリシーに掲げた資質と能力を備えることが可能です。

【学習成果の評価と仕方】
PBL 科目を中心に、カリキュラム・ポリシーに掲げた能力を集約的に評価できる重要科目は、PEPA の考え方に沿った評価を行います。その他の科目は、授業形態に応じて、授業毎に設定された評価方法で評価を行います。評価の方法についてはシラバスに明示します。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【学位授与の前提となる教育理念】
工学部では、「男女共同参画社会をリードする人材の養成」という基本理念に基づいて教育を行い、社会にイノベーションを起こす人間情報分野と環境デザイン分野の工学系女性人材を輩出するために、次の 3 つの能力「主体性と理解力」「専門性と問題解決力」「社会性と波及力」を身につけた人材を育成します。
【身につけるべき資質・能力】
・「主体性と理解力」
課題発見やニーズ創出を行う際に必要となる主体的な学修態度を身につけ、幅広い教養に基づいて多様な課題を理解して対応できる能力
・「専門性と問題解決力」
サービスも含めた「ものづくり」において、自身の専門知識と技術を駆使して、問題解決に対応できる能力
・「社会性と波及力」
社会への影響なども考慮しながらチームで協働し、異分野間でも効果的なコミュニケーションができる能力
【学位授与の要件】
上記の能力を備えた人材を育成するため、それぞれの能力をさらに細分化した下記の学修成果を基準に単位認定を行い、必要単位数を取得した者に学位を授与します。
・「主体性と理解力」
(1)幅広い知識
人間と社会、自然と科学に関する幅広い教養と工学の基礎知識を備え、それらを基盤にして未知なるものを受け入れ、理解しようとする力(理解力)を身に付ける。
(2)課題創造力
技術を適用することで解決可能な課題を見つけ出すために、自ら問いをたてて学び続ける姿勢を身に付ける(主体性の獲得)。
・「専門性と問題解決力」
(1)専門知識・技術
人間情報分野あるいは環境デザイン分野における専門知識・技術や、分野にまたがる汎用的な知識を体系的に身に付ける(専門性の獲得)。
(2)問題解決力
専門性を駆使して課題を解決するため、仮説を生成して実現可能な解を考案し、考案した解を検証して修正する、という能力(問題解決力)を身に付ける。
・「社会性と波及力」
(1)協働力
社会への影響なども考慮しながら、複数の要因が関わる複雑な問題を解決するために、多様な専門性や価値観をもつ人とチームで協働できる能力(社会性の獲得)を身に付ける。
(2)コミュニケーション力
専門知識や技術を用いた解決策を広く社会に還元するために、平易に説明して伝えることができる能力(波及力)を身に付ける。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

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