学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
---|---|---|
医科学専攻 | 4年 | 博士(医学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
大学院医学研究科は,国際認証に相応しい大学院教育に基づき,学位授与の方針に示した能力を持つ人材を育む教育課程を編成・実施し,成績評価基準に基づき厳格な評価を行います。
1.教育課程の編成・実施等
・共通科目は,最新医学の動向,生命科学倫理学,医学研究概論などの大学院教育における教養科目を開設することで医学研究を俯瞰する機会を提供し,さらに基礎技術実習科目を開設することで基礎研究技術を習得させる学習を実施します。
・専攻分野は,分子遺伝情報科学,脳神経科学,腫瘍制御科学,循環病態科学,機能再建・再生科学,総合医療・健康科学,感覚統合科学,病態制御科学,成育科学の9つの領域によって構成されており,それぞれの領域における教育研究分野の講義・演習・実習により専門的な知識と技術を身に付けます。博士論文作成に係る研究指導体制を整備した上で,国際的な視野で先端的研究を推進でき,高度な専門性と厳格な倫理観を修得させる体系的な教育課程を編成し,学習を実施します。
2.教育・学習方法
(1)専攻分野に関する卓越した専門的知識の修得および豊かな人間性と国際的な視野を育む授業科目を開設します。
(2)実験実習,演習,研究をとおして,自ら課題を見出しその解決に向けて探究を進めることで問題解決能力を修得させます。
(3)研究成果の学会発表,論文作成などをとおして,医学教育・研究活動の重要性を学ぶ上で必要な研究指導体制を整備した体系的な教育課程を編成します。
(4)学生並びに修了生による授業評価アンケートを基に,学生の主体的かつ自律的な学習を促す授業となるよう改善を行います。
3.学習成果の評価
(1)カリキュラム・ポリシーに沿って策定された各授業科目の到達目標の到達状況が確認できる成績評価基準を策定し,客観的に評価します。
(2)客観性及び厳格性を確保するため,学位審査会を公開で行って博士論文審査及び最終試験を適切に行います。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
本研究科に4年在学し,30単位を取得するとともに,学位論文を提出し,学位論文審査及び最終試験に合格した者に博士(医学)の学位を授与します。ただし,優れた研究業績をあげた者は3年または3年半在学し修了することができます(修業年限短縮制度)。
本研究科では昼夜開講制をとっており,共通科目は,社会人入学者の便宜を考慮して,17時から18時30分まで開講しています。また,双方向型テレビ会議システムを利用した遠隔地講義を行っており,遠隔地に勤務しながら講義を本学とリアルタイムで受講し,且つ質疑応答ができる講義を開講しています。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
医学研究科(博士課程)では,人材養成の観点に立った本研究科の教育目標に沿って,学位授与の方針(ディプロマポリシー)を定めて,以下に該当する者に対して,「博士(医学)」の学位を授与します。
・先端的研究を推進できる高度な研究能力を修得していること。
・最新の医学に関する幅広い知識を修得していること。
・豊かな人間性と国際的な視野をもって医療・教育・研究活動を行うことができる能力を修得していること。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年9月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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医学・医師養成課程 |
専攻分野に関する説明
国際的な視野で研究活動を行うための研究能力および最新の医学に関する幅広い学識を養うことを目的とし,先端的研究を推進できる医学研究者および高度な専門性と厳格な倫理観を有する医療人を育成します。