大学の基本情報
- 大学名
- 奈良女子大学
- 本部所在地
- 奈良県奈良市
- 設立年(設置認可年)
- 1949
- 大学の連絡先(代表番号、メールアドレスなど)
- 0742-20-3204
8:30~17:15
連絡先ページへ - 大学の種類
- 国立・大学(大学院大学を含む)
- 総学生数(学部)
- 2,177人
- 総学生数(大学院)
- 494人
- 総教員数(本務者)
- 199人
- 教員(本務者)一人当たりの学生数
- 13.4人
(2025年5月1日現在)
大学の教育研究上の目的や建学の精神
本学は、女子の最高教育機関として、広く知識を授けるとともに、専門の学術文化を教授、研究し、その能力を展開させるとともに、学術の理論及び応用を教授、研究し、その深奥を究めて、文化の進展に寄与することを目的とする。
大学の特色等
奈良女子大学は、1908(明治41)年に女子教員の養成を目的として設置された奈良女子高等師範学校をその前身としています。1911年には附属小学校と附属高等女学校(現 附属中等教育学校の前身)が開校され、翌1912年に附属幼稚園が保育を開始しました。
1949(昭和24)年国立学校設置法の公布により、奈良女子高等師範学校を母体として奈良女子大学が発足しましたが、新制大学となってからは、「女子の最高教育機関として、広く知識を授けるとともに、専門の学術文化を教授、研究し、その能力を展開させるとともに、学術の理論及び応用を教授、研究し、その深奥を究めて、文化の進展に寄与すること」(本学学則より)を目的として教育研究活動を行っています。
社会における女性の知的自立と知的展開能力の獲得をめざしてきた本学は、時代状況や社会の変化に柔軟に対応し、また、社会からの要請に応えるべく、2000(平成12)年11月に次の4つの基本理念を定めています。
理念1 男女共同参画社会をリードする人材の育成 ―女性の能力発現をはかり情報発信する大学へ―
理念2 教養教育、基礎教育の充実と専門教育の高度化
理念3 高度な基礎研究と学際研究の追究
理念4 開かれた大学 ―国際交流の推進と地域・社会への貢献―
本学は、歴史的遺産の宝庫でもある奈良市中心部の交通至便な場所に位置するキャンパスに、文学部、理学部、生活環境学部、工学部の文系理系がバランス良く配置された4学部を擁し、さらに、高度な教育研究を担う文理融合の学際的な研究を特色とする大学院人間文化総合科学研究科を配置して、小規模ながらも個性ある教育・研究を推進することを目指しています。
このほか、本学には、平成6年12月に歴史的建造物として国の重要文化財の指定を受けた記念館(奈良女子高等師範学校旧本館)があり、奈良女子高等師範学校時代から受け継がれてきた貴重な資料が保管されています。また、本学附属施設として、奈良女子高等師範学校時代の伝統を継ぐ附属中等教育学校、附属小学校、附属幼稚園のほか、学術情報センター(附属図書館)(特に多くの女性問題関係資料が収められています)、情報基盤センター、高等教育研究・支援センター、保健管理センター、臨床心理相談センター、社会連携センター、STEAM・融合教育開発機構、ダイバーシティ推進センター、男女共同参画推進機構、大和・紀伊半島学研究所、教育システム研究開発センター、アジア・ジェンダー文化学研究センター、岡数学研究所及び動物実験施設を有しています。
大学の学事暦
教育研究上の基本組織
| 学部(短期大学の場合は学科) |
|---|
| 文学部 |
| 理学部 |
| 生活環境学部 |
| 工学部 |
| 研究科 |
|---|
| 人間文化総合科学研究科(博士課程(前期)) |
| 人間文化総合科学研究科(博士課程(後期)) |
| その他の学内組織 |
|---|
| 附属幼稚園 |
| 附属小学校 |
| 附属中等教育学校 |
| 学術情報センター(附属図書館) |
| 情報基盤センター |
| 高等教育研究・支援センター |
| 保健管理センター |
| 臨床心理相談センター |
| 社会連携センター |
| STEAM・融合教育開発機構 |
| ダイバーシティ推進センター |
| 男女共同参画推進機構 |
| 大和・紀伊半島学研究所 |
| 教育システム研究開発センター |
| アジア・ジェンダー文化学研究センター |
| 岡数学研究所 |
| 動物実験施設 |
教育研究上の基本組織に関する説明
キャンパス情報
外観
アクセス図
周辺図
高等教育の修学支援新制度
| 高等教育の修学支援新制度の対象校か | 確認年月 |
|---|---|
| ○ | 2019年9月 |
※対象校とは、大学等における修学の支援に関する法律に定める授業料等減免実施のための要件を満たしていることについて確認を受けた機関を指す。
要件を満たさない機関及び対象校となるための申請をしていない機関は空欄で表示される。
※対象校であっても要件に合う学生のみが支援の対象になる。
評価結果(認証評価及びその他の評価の結果)
学生支援
修学支援
(入学料免除)
入学前1年以内において、本人の学資を負担している者が死亡し、又は本人若しくは本人の学資を負担している者が風水害等の災害を受けたことなどにより、入学料の納付が著しく困難な者で入学料の免除を希望する者については、選考の上、入学料の全額又は半額が免除される制度があります。大学院入学者は、経済的理由によって入学料の納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められた者も免除の対象となります。また、修学支援新制度の導入に伴い、学部日本人学生も対象者に認定されれば入学料が減免されます。
(授業料免除)
授業料は、前期分と後期分の2期に分けて納付することになっていますが、経済的理由によって納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められた者で、授業料の免除を希望する者については、選考の上、それぞれの期の授業料が免除される制度があります。学部日本人学生対象の修学支援新制度の他、外国人留学生や大学院生対象の大学独自の授業料免除制度があります。
(学内奨学金)
2年次以上の学部学生を対象として、特別な事情により経済的に特に困窮している者に給付される廣岡奨学金や、3年次以上の学部学生及び大学院生を対象として、学業優秀者に授与される広部奨学金および佐保会奨学金があります。また、育児中の学生を支援する育児奨学金も運用しています。
(学生寄宿舎)
本学には学生寄宿舎として寄宿寮と国際学生宿舎があり、学生に安定した生活の場を提供し、修学上の便宜を図っています。
(下宿紹介)
自宅から通学が困難な学生のために、学内設置ファイルにて下宿情報を提供しています。
心身の健康に係る支援
学生生活全般についての相談、健康についての相談、セクシャルハラスメント、アカデミック・ハラスメントなどの相談、母性にかかわる健康相談といった様々な相談制度を設けています。
留学生支援
(チューター制度)
留学生に指導教員を配置しているほか、本学の学生が学習上のことから日常生活のことまで助言を行い、留学生が一日も早く環境に馴染み、勉学・研究の向上を図るためのチューター制度を設けています。
(日本語科目)
日本語の授業科目が設けられており、全学部の外国人留学生が受講することができます。
学部の外国人留学生がこの授業科目を履修し、単位を修得した場合は、卒業に必要な単位のうち外国語科目の単位に代えることができます。
(留学生賃貸住宅連帯保証制度)
留学生が民間アパート等の契約をする際、その契約において、本学が連帯保証人となる制度があります。
(奨学金)
学業成績、人物ともに優秀な留学生には、なでしこ基金外国人留学生奨学金を支給しています。
留学生支援(日本人学生への支援)
(交換留学)
協定大学のうち授業料等を不徴収とする学生交流協定を締結している大学に、半年もしくは1年間、本学に在学したまま留学する制度です。留学に必要な費用については、留学先国・大学により異なりますが、留学先大学での授業料は必要ありません。ただし本学での授業料は支払の必要があり、留学に係る航空運賃、生活費、保険料等は自己負担です。
(短期留学)
例年、夏季・春季の長期休業期間中に、海外での研修プログラムを実施しています。グローバル女性人材養成プログラム(フィリピン、ニュージーランド)、Nara ISC海外研修(オーストラリア、ヨーロッパ、ハワイ、マレーシア、韓国等)、オンライン研修(フィリピン)等のプログラムがあります。
(奨学金)
卒業生等からの寄付金による「奈良女子大学なでしこ基金」事業の一環として、海外の大学への留学や短期留学プログラム参加を支援しています。海外の大学への留学支援では、月額6~10万円(年間10名以内・金額は留学先地域による)や一時金10万円(年間10名以内)、短期留学プログラム参加支援では、一時金4万円~8万円(年間支援人数は予算による・金額は派遣地域等による)を支給しています。
なお、奨学金支給にあたっては、対象プログラムの条件、支給要件、選考があります。
障害者支援
本学では、障がいのある学生の支援を目的として学生特別支援室を設置し、修学上の困難を抱える学生からの申し出に基づき、個々の学生が自ら主体的に学ぶことができるようソフト面・ハード面での環境調整を行っています。
就職・進路選択支援
本学では教員と事務職員が協力して学生の就職活動を支援するために学生支援室就職支援部門を設置して、就職支援行事やキャリア教育科目の企画・実施を行うなど、就職活動を全学的に支援しています。
また、就職・進学に関するいろんな悩みには、キャリアコンサルタントの資格を持つ「キャリアアドバイザー」が対面もしくはオンラインで個別相談を受け付けています。
さらに、学生が自由に出入りできるキャリアサポートルームを設置し、経済新聞や就職活動関連書籍の配架、PC・プリンターの設置など就職活動に欠かせないツールを揃えています。
課外活動
学生寮一覧
| 学生寮の有無 |
|---|
| 有 |
| 学生寮名 | 奈良女子大学学生寄宿舎 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県奈良市半田横町14 GoogleMapで参照 |
| 学生寮からキャンパスへのアクセス |
学生寮は正門の前にあり、キャンパスに直結している好ロケーションです。 学生寮は正門の前にあり、キャンパスに直結している好ロケーションです。 |
| 定員 | 358人 |
| 寮費(食費込) | |
| 寮費(食費無) | 4,700円 |
| 入寮条件 |
通学に片道2時間以上を要する者で、学部学生のみ(6年一貫教育プログラム選択の寮生は大学院進学後も入居可能)。入寮希望者が募集人員を上回る場合は、経済状況等を考慮して入寮者を決定します。 (留学生は別対応) 通学に片道2時間以上を要する者で、学部学生のみ(6年一貫教育プログラム選択の寮生は大学院進学後も入居可能)。入寮希望者が募集人員を上回る場合は、経済状況等を考慮して入寮者を決定します。 (留学生は別対応) |
| 特色 |
学生寮は正門の前にあり、キャンパスに直結している好ロケーションです。安心して通学することが可能です。 学生寮は正門の前にあり、キャンパスに直結している好ロケーションです。安心して通学することが可能です。 |
(2025年9月1日現在) | |
| 学生寮名 | 国際交流会館 |
| 所在地 | 奈良県奈良市北小路町 GoogleMapで参照 |
| 学生寮からキャンパスへのアクセス |
キャンパス近接地にあり、大学正門から徒歩10分です。 キャンパス近接地にあり、大学正門から徒歩10分です。 |
| 定員 | |
| 寮費(食費込) | |
| 寮費(食費無) | |
| 入寮条件 |
奈良女子大学の正規課程に在籍する、外国人留学生(私費研究生や科目等履修生等の非正規生を除く)、外国人研究者、日本人博士前期課程学生。入寮希望者が募集人員を上回る場合は、経済状況等を考慮して入寮者の選考を行います。 奈良女子大学の正規課程に在籍する、外国人留学生(私費研究生や科目等履修生等の非正規生を除く)、外国人研究者、日本人博士前期課程学生。入寮希望者が募集人員を上回る場合は、経済状況等を考慮して入寮者の選考を行います。 |
| 特色 |
外国人留学生、外国人研究者、日本人博士前期課程学生のための3階建ての宿舎です。居室は単身室、夫婦室、家族室があり、各室に設備として机・椅子、デスクスタンド、ベッド、書棚、クローゼット、冷凍冷蔵庫、カーテン・レースカーテン、下駄箱、照明器具、エアコン、ユニットバス、トイレ、ベランダ等を備えています。学生用の居室にはキッチン及び洗濯機はありませんが、宿舎の各階に1箇所づつ共有キッチン及びコインランドリー(洗濯機・乾燥機)があります。 外国人留学生、外国人研究者、日本人博士前期課程学生のための3階建ての宿舎です。居室は単身室、夫婦室、家族室があり、各室に設備として机・椅子、デスクスタンド、ベッド、書棚、クローゼット、冷凍冷蔵庫、カーテン・レースカーテン、下駄箱、照明器具、エアコン、ユニットバス、トイレ、ベランダ等を備えています。学生用の居室にはキッチン及び洗濯機はありませんが、宿舎の各階に1箇所づつ共有キッチン及びコインランドリー(洗濯機・乾燥機)があります。 |
(2025年9月1日現在) | |
財務諸表等
財務に関する情報