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地域経営学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

地域経営学部は、地域経営学の体系・知識・知見・技術を学び、それらを用いて地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財を育成する。
(1)地域経営学科は、公共経営、企業経営、交流観光等の分野で活躍できる人財を育成する。
(2)医療福祉経営学科は、診療情報管理士の資格取得をめざしつつ、医療福祉経営等の分野で活躍できる人財を育成する。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

地域経営学部地域経営学科は、地域社会に貢献する意思をもつ多様な入学者を受け入れるため、「学力の3要素」に基づいて、幅広い基礎的・基本的な知識・技能(以下「知識・技能」と表記する)、知識・技能を活用できる思考力・判断力(以下「思考力・判断力」と表記する)ならびに自らの思考や判断を他者に伝える表現力(以下「表現力」と表記する)とともに地域社会の多様なアクターと主体性を持ち協働しつつ学習する態度(以下「協働する態度」と表記する)を適切に評価することで、入学者の選抜を行う。

このため、大学入学までに、幅広い教養と基礎学力を身につけていることを求める。そのため、特定の教科に偏ることなく学習し、すべての教科における基礎的な学力を身につけることを望む。また、社会と情報の関わりに関心を持ち、客観的に資料や文章を読む力やその理解を表す力などの基本的なコミュニケーション能力の習得も望む。

すべての選抜において「知識・技能」「思考力・判断力」「表現力」「協働する態度」を多面的・総合的に評価する。評価においては、大学入学共通テスト、個別学力検査、志願者本人が提出する資料、調査書、面接、小論文、プレゼンテーション等を各々の選抜が重視する要素に従い、適切に組み合わせて利用する。
一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜のそれぞれにおいて重視する学力の要素は、本学ウェブサイトの表に示す通りである。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

地域経営学部は、ディプロマ・ポリシーで示す能力を学生が身につけることができるよう、体系的な教育課程を提供している。教育課程は、教室での授業による知識の伝授と、地域の現場で活動しているアクターとの協働によるフィールドワークの実践(地域協働型教育)を組み合わせて編成している。

【学年ごとの科目の編成方針】
上記の座学および地域協働型教育の実施は、次のような学年別方針に基づいて行われている。
・初年次:学びを始める。(教養学修と体験学修を組み合わせる。地域協働型教育の初歩を体験する。)
・2年次:学びを広げる。(自らの関心にそって教養学修を広げる。地域協働型教育の基礎理論と分析手法を取得する。地域の活動体験や演習等を通じて、地域社会の課題を発見、分析し、その解決に必要な手法を実践的に学ぶ。)
・3年次:学びを深める。(専門科目を中心に履修する。演習等により、特定の地域・組織等の課題を対象とする地域協働型教育の実践を深める。)
・4年次:学びをまとめる。(演習により卒業研究を個別にまとめる。)

【学科ごとの専門科目の編成方針】
専門科目に関しては、学科ごとに次のような具体的方針に基づいて展開する。
・地域経営学科では、公共経営、企業経営、交流観光という3つの系ごとに各学年の専門教育科目を提供し、地域経営学に関する専門的な知識、技術、思考力、判断力、実践力を高めていくことができるような科目編成を行なっている。
・医療福祉経営学科では、地域医療福祉に関わる診療情報管理士を目指す科目を重点的に配置するとともに、医学・社会福祉学・栄養学等の基礎知識、地域医療機関等の経営に資する知識を広く学び、実践的対応力を高めていくことができるような科目編成を行なっている。

【学修成果の評価】
学部の定めるアセスメント・ポリシーに基づき、学修成果の到達度を厳格に評価する。学修成果の可視化に努め、教育課程の改善に活かしていく。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

地域経営学部の教育は、地域経営学の知識と技術を体系的に学び、それらを用いて地域の価値の向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人材を育成することを目指している。この目標を実現するため、地域経営学部は、学生が所定の教育課程を履修することで、次に掲げる能力を身につけたときに学士(地域経営学)の学位を授与する。

1.教養:地域社会の生活者に求められる健全な市民感覚と倫理観を育む豊かな教養を獲得すること
2.知識:地域経営学の体系を構成する4つの領域(公共経営、企業経営、交流観光、医療福祉経営)から、一つ以上の領域の知識を修得すること。
3.技術:上記4領域を学ぶための方法や調査研究のためのスキルを取得していること。
4.思考力:上記4領域のいずれかの領域において、専門的・学術的に深い鍛錬を積み、高度な思考力を獲得していること。
5.判断力:地域社会がローカルレベルで直面している課題を、ナショナルレベルとグローバルレベルの状況との関連において理解し、課題の本質について的確に捉えることができる判断力を獲得していること。
6.実践力:地域経営学の知識・技術・思考力・判断力を活用して、地域社会の様々なアクターと協働しながら地域課題を解決できる実践力を獲得していること。

地域経営学科にあっては、公共経営、企業経営、交流観光の分野で活躍できるようになること、医療福祉経営学科にあっては、診療情報管理士の資格やそれに相当する専門性を持って医療福祉経営の分野で活躍できるようになることが、学位授与の目安となる。