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理学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

横浜市立大学理学部は、生命とそれを取り巻く環境を対象とし、それらを構成要素である物質の構造・機能・反応のシステムを捉え、その生命階層を接続することで生命現象を理解及び操作することを理念として掲げ、生命現象を細胞・個体スケールまたは原子・分子スケールの観点から取り組む力を養うことを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

・英語の基礎学力を備え、将来、世界的な視点から活躍できる人。
・高校で学習する自然科学の内容を十分に理解し、将来、その発展に寄与する意欲にあふれる人。
・論理的に思考することができ、自分の考えを的確に伝達できる人。

なお、本学では、学部によらず、以下のような人を求める。
・既成の枠組みや慣行にとどまらず、自由で創造的な姿勢で真理を追求する人。
・課題意識を持って、自らの人生を生き抜く強い意志力を備えた人。
・地域社会のみならず、広く人類社会に貢献する意欲を持つ人。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

・研究者や技術者の行動規範となる研究倫理を身につける。
・語学教育科目、情報教育科目、ゼミ科目などの共通教養科目、人文・社会科学分野などの他学部開講科目を履修し、豊かな教養・コミュニケーション能力を身につけるとともに、社会問題に対して自然科学の知識を活用して取り組む能力を身につける。
・諸外国の研究活動を正確に理解するための科学英語を身につける。
・物理学・化学・生物学・地学・数学分野の基礎を体系的に学修する。
・物質科学や生命科学、またはそれらの融合領域における専門知識を学修する。
・理学の理解に基づき、医学・農学・工学など応用分野へ展開するための知識を身につける。
・実験実習科目等を通し、高度な実験技術や解析技能を身につける。
・卒業研究を通したアクティブラーニングを実施することにより、関連分野・諸外国の研究活動に目を向けつつ、課題発見能力や課題解決能力を身につける。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

<知識・理解>
・自然科学分野の基礎について全般的に学ぶことで、理学を体系的に理解している。
・共通教養や科学英語はもとより、研究倫理など社会的背景についての教養も身につけている。
・自然現象を物質及び生命、両方の観点から多角的に捉えるための知識を身につけている。
・医学・農学・工学などの応用分野、それらと連携した研究分野においても将来活躍することのできる課題発見能力や課題解決能力を身につけている。
<技能>
・研究計画を立案でき、研究中に生じる様々な問題に適切に対応できる。また、実験結果を正しく解釈し、論理的に考察し、論文としてまとめることができる。
・高度な実験技術や解析手法を修得しており、正確な実験結果を得ることができる。
・聞き手に合わせて論理的な説明ができ、活発な議論を展開できる。
<態度・志向性>
・応用分野あるいは諸外国の研究活動に常に意識を向け、それらと連携して新たな展開を生み出せる学際性と国際性を身につけている。
・社会の要請を正しく把握し、未解明の課題に果敢に挑戦する意欲がある。さらに、解決に向かって粘り強く努力する姿勢を体得している。

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