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先進健康科学研究科(修士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

佐賀大学大学院先進健康科学研究科規則 第2条(研究科の目的)

研究科は,理工学,農学,医学,看護学の領域にまたがる健康科学分野において,幅広い専門的知識と研究能力を身に付け,研究・職業倫理,知的財産権,情報セキュリティなどの関連知識を持ち,さらに幅広い教養と異分野の知識・考え方を取り入れ,複眼的視点から科学的思考ができる高度専門職業人を養成し,もって地域社会及び国際社会の発展と人類の福祉,文化の進展に寄与することを目的とする。

詳細URL https://kiteikanri2011.admin.saga-u.ac.jp/browse.php?action_treeList&rule=1194

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

先進健康科学研究科は、健康医療分野における新時代の産業需要に対応する技術革新と医療・看護を含む臨床現場での先端技術の総合的応用に貢献できる,創造性・実践力に秀でた研究者,技術者,医療人等の高度な人材を養成することを目的とします。本研究科における各教育科目を修得するために必要な素質を元に,次のような学生を求めています。

① 専門分野に関する基礎学力および基礎知識を持つ人
② 専門分野に関する課題発見・解決能力を養うために必要な思考力・創造力・判断力を持つ人
③ 研究者倫理や連携研究に対し積極的に取り組める人
④ 異分野にも関心があり,社会貢献や国際交流にも意欲的な人

■ 生体医工学コース
高齢化社会が進展する中, 人にやさしい社会の構築が社会的課題となっています。 この要請にこたえるために,既存の工学技術を境界領域の医工学へ展開することで課題解決の図れる人材を育成します。そのために,以下に示すような学生を求めています。
① 工学あるいは自然科学に関する基礎知識を持つ人
② 医工学の高度な専門知識を活かして,人にやさしい社会の構築に貢献できる技術者を
目指す人
③ 医工学の技術交流により国際的に活躍することを目指す人

■ 健康機能分子科学コース
理学・農学・医学に跨がる融合領域の高度な専門技術と知識,ならびに地域や社会に貢献するための課題解決力や実践力を有し,健康機能分子科学に関連する新時代の技術革新を担える高度な人材を養成します。なお、本コースは、「理学系」、「農学系」、「医科学系」の3つの教育系から構成されます。本コースでは、以下に示すような学生を求めています。
① 理学・農学・医学に跨がる幅広い健康科学に関する基礎知識を持つ人
② 健康機能分子科学の高度な専門知識を修得し,食品や医療分野における応用研究を目指す人
③ 健康機能分子科学の高度な専門知識を活かして,健康長寿社会の構築に貢献できる人
④ 健康科学の技術交流を推進し、国際的に活躍することを目指す人

■ 医科学コース
医学部医学科以外の理系・文系 4 年制大学出身の多様なバックグラウンドを持つ学生を受け入れ,医学の基礎及びその応用法を体系的・集中的に修得させることにより,医学,生命科学,ヒューマンケアなどの包括医療の諸分野において活躍する多彩な専門家を育成します。そのために,以下に示すような学生を求めています。
① 医学・医療の分野で,高度専門職業人として社会に貢献したいと考える人
② 本修士課程と医学系研究科博士課程とを合わせて研究者を志す人
③ 学習と研鑽を努力・持続するための忍耐強さを持つ人
④ 本コースの教育課程で学ぶのに必要な学力・能力を備えた人

■ 総合看護科学コース
高度の専門性を有する看護職者にふさわしい広い視野に立った豊かな学識と優れた技能を有し,国内及び国際的に看護学の教育,研究,実践の各分野で指導的役割を果たし,看護学の構築に寄与できる人材を育成します。そのために,以下に示すような学生を求めています。
① 看護学の分野で,研究者,教育者あるいは専門職業人として社会に貢献したいと考える人
② 看護学領域の大学卒業者又は看護職者として十分な経験や実績を持つ人
③ 学習と研鑽を持続するために忍耐強く努力することができる人
④ 本コースでの教育プログラムを学ぶための必要な学力・能力を備えた人

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

【先進健康科学研究科 教育課程編成・実施の方針】
本研究科において学位授与の方針を具現化するため,以下の方針の下に教育課程を編成し,教育を実施する。
1.教育課程の編成
(1)学位授与の方針1.を達成するために,「専攻共通科目」及び「専門科目」を配置する。
(2)学位授与の方針2.を達成するために,「特別研究」を配置する。
(3)学位授与の方針3.を達成するために,「大学院教養教育プログラム」及び「自然科学系研究科共通科目」を配置する。
(4)学位授与の方針1.2.3.を達成するために,修士論文の審査及び最終試験を実施する。
2.教育の実施体制
(1)各コースの研究指導及び授業科目の教育内容に適した専門性を有する教員を配置する。
(2)開講前に授業科目のシラバスを作成する。
(3)閉講後には学生による授業評価アンケートに基づく教育改善を実施する。
3.教育・指導の方法
(1)各授業科目は,シラバスに明示された講義概要,授業計画に従って実施する。
(2)各学生に指導教員ならびに副指導教員を配置し,履修指導や研究支援,修士論文執筆指導を行う。
4.成績の評価
(1)成績評価は,シラバスに明示された基準に従って厳格に行う。
(2)修士論文審査及び最終試験は,主査1名,副査2名以上によって実施する。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

【先進健康科学研究科学位授与の方針】
本研究科では,学生が身につけるべき以下の具体的学習成果の達成を学位授与の方針とする。所定の単位を修得するとともに,修士論文を提出した者に対して修了判定を行い,先進健康科学研究科委員会の議を経て,学長が修了を認定し,学位を授与する。
1.所属する専攻やコースなどの専門分野における学問領域において,先端の高度な専門知識を身につけている。
2.研究活動を通して実践的な知識を身につけるとともに,科学的思考力と洞察力を養い,専門分野及び関連する分野における諸問題の解決に自律的に取り組む能力を身につけている。
3.専門分野の枠を超えて,幅広い教養と広範な視野をもち,地域や社会に貢献するための意欲と実践力を身につけている。

各コースの目的

(1) 生体医工学コース 生体医工学分野の高度な専門知識と技術を有し,科学的思考力と洞察力をもって健康科学に関連する諸問題を解決する能力と,地域や社会に貢献できる実践力により,生体医工学に関連する新時代の技術革新を担える高度な人材を養成することを目的とする。

(2) 健康機能分子科学コース 理学・医学・農学にまたがる融合領域の高度な専門技術と知識,及び地域や社会に貢献するための課題解決力や実践力を有し,健康機能分子科学に関連する新時代の技術革新を担える高度な人材を養成することを目的とする。

(3) 医科学コース 理工学・農学にまたがる幅広い専門知識,先進技術と学際的思考基盤を有し,ヒトを中心とした生命科学における新たな研究領域の開拓や技術革新に貢献できる新世代の医療系生命科学者を養成することを目的とする。

(4) 総合看護科学コース 看護学領域に関わる幅広く深い学識,優れた技能,及び学際的な視点・着想に基づいた問題解決能力を有し,看護学の教育,研究,実践の各分野で指導的役割を果たせる人材を養成することを目的とする。