ここから検索条件フォームです
検索フォームを表示する

グローバル共創科学部

 
ここから学部・研究科等のメニューです ここから大学のメニューです
お気に入りリスト一覧へ
ここから学部・研究科等の情報です

教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

グローバル共創科学部規則(抄)
(目的)
第2条 本学部は、地球規模の課題から地域社会の課題に至るまで、社会的課題が多様化・複雑化する現代社会の状況を踏まえ、多様な人々と協働し、人文・社会科学から自然科学に至る幅広い知をつなげることを通じて、複眼的な視点から社会的課題を的確に捉え「総合知」を創造し、未来社会を活力と魅力溢れるものとしてデザイン・構想できる共創型人材を育成することを目的とする。

教育目的
現代の社会課題は、環境やエネルギーをめぐる地球規模の課題から、人口減少・少子高齢化をめぐる日本の課題に至るまで、問題が多様化・複雑化しており、一つの専門分野の専門知のみによっては解決できず、多様な専門知を活用し、問題解決することが求められている。
グローバル共創科学部は、地球規模の課題から地域社会の課題に至るまで、社会的課題が複雑多様化する現代社会の状況を踏まえ、多様な人々と協働した取り組みの下、人文・社会科学から自然科学に至る広汎な知をつなぐことで、複眼的な視点から社会的課題を捉え、「総合知」を創造・活用し、未来社会を活力と魅力溢れるものとして構想できる「共創型人材」を育成することを教育の目的とする。

研究目的
静岡大学は、中期目標において、研究に関する基本的目標として、「多様な研究を通して地域社会の発展に貢献するとともに、研究上の特色と強みを一層発展させ、世界的研究拠点の形成に向けた取組を進める」ことを掲げている。
 グローバル共創科学部は、本学の基本的目標を踏まえ、社会的課題が複雑多様化する現代社会の状況を踏まえ、人文・社会科学から自然科学に至る広汎な知をつなぎ、「総合知」を創造・活用し、多様な人々と協働することで、地球規模の課題から地域社会の課題を共創的に解決することを基本方針として、以下の成果の創出を研究目的とする。
(1)現代に生きる人々が、より創造的かつ友好的に暮らすための課題解決
(2)新たな価値を創生し、持続可能な循環型社会を実現するための技術・政策
(3)人間はどう在るべきかを問い続け、真の豊かさを主体的に実現するための課題解決

続きを読む… 折り畳む

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

育てる人間像
地球規模の課題から地域社会の課題に至るまで、社会的課題が多様化・複雑化する現代社会の状況を踏まえ、人文・社会科学から自然科学に至る多様な知を結びつけ複眼的アプローチから諸課題に取り組み、未来社会を構想できる共創型の人材を育成します。また、人々や世界の多様性を理解し尊重した上で、多様な背景をもつ人々と協働して社会的課題の解決に取り組むことのできる人材を育成します。

目指す教育
人文・社会科学から自然科学に至る幅広い知を繋げることを通して、複眼的観点から社会的課題を的確に捉え「総合知」を活用し、これからの課題解決に取り組む人材を育成するため、課題解決に必要な広汎な知識、異分野の人材を深く連携させ「総合知」を活用できる知識・能力、解決策を発想するための創造性、多様な背景をもつ人々と協働する能力を身につけます。また、新しい社会の価値や仕組みを構想できる人材を育成するため、基本的な知識・技能として、外国語(特に英語)と数理・データサイエンスの能力と技能を養います。

求める学生像
地球規模の課題から地域社会の課題に至るまで、様々な社会的課題の解決に取り組み、よりよい未来社会の実現に貢献することに意欲をもっており、特に「現代に生きる人々が、創造的かつ友好的に暮らす」、「新たな価値を創生し、持続的な循環型社会を実現する」、「人間がどうあるべきかを問い続け、真の豊かさを主体的に実現する」という3つの課題を通して、「未来社会・地球環境・人間環境の豊かさが持続可能なかたちで実現される」よう問題解決に向けて取り組むことに意欲ある学生を期待します。また、学修内容の指向性としては、文系と理系の双方を含む幅広い分野への興味をもっていること、外国語によるコミュニケーションへ意欲をもっていることを求めています。

大学入学までに身につけておくべき教科・科目等
人文・社会科学分野から自然科学分野に至る幅広い分野を学ぶことになるため、文系と理系を含めた様々な分野を学習し、幅広い基礎的知識を修得していることが必要です。また、外国語(特に英語)や数理・データサイエンスを学ぶ上で必要な基礎的知識として、英語や数学を履修していることも求められます。

入学者選抜の基本方針
静岡大学グローバル共創科学部は、「求める学生像」「大学入学までに身につけておくべき教科・科目等」に基づき以下の三点を評価します。一般選抜では基礎的な学力を重視し、学校推薦型選抜、及び総合型選抜では社会・環境・人間等への関心や問題解決への意欲を含めて総合的に判定します。


a.外国語(特に英語)や数理・データサイエンスを学ぶ上で必要な基礎的知識として、英語や数学を履修していること

b.文系と理系を含めた様々な分野を学習し、幅広い基礎的知識を修得していること

c.地球規模の課題から地域社会の課題に至るまで、様々な社会的課題の解決に取り組み、よりよい未来社会の実現に貢献することに意欲をもっていること

これらa、b、cを、次の各試験において判断します。

《一般選抜(前期日程)》
1.大学入学共通テスト:aとbの達成度合いを判断します。
2.個別学力検査(教科):aとbの達成度合いを判断します。
3.志望理由書:cを判断します。
《一般選抜(後期日程)》
1.大学入学共通テスト:aとbの達成度合いを判断します。
2.個別学力検査(教科):aの達成度合いを判断します。
3.小論文:cを判断します。
《学校推薦型選抜》
1.大学入学共通テスト:aとbの達成度合いを判断します。
2.面接:bの達成度合いとcを総合的に判断します。
《総合型選抜》
1.聴講・論述試験:aとbの達成度合いを判断します。
2.面接:aとbの達成度合いとcを総合的に判断します。
《私費外国人留学生選抜》
1.日本留学試験:aとbの達成度合いを判断します。
2.英語資格試験:aの達成度合いを判断します。
3.面接:bの達成度合いとcを総合的に判断します。面接は口頭試問を含みます。

続きを読む… 折り畳む

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

グローバル共創科学部は、学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき、下記の方針に従って教育課程を編成し実施する。

1. 教育課程の編成の方針
(1) 教養科目を学ぶことにより、幅広い教養、国際感覚、多様性を理解する能力を養う。
(2) グローバル系科目を学ぶことにより、多様な課題を結びつけ、多様な人々と協働できる力を身につける。
(3) データサイエンス系科目を学ぶことにより、課題を分析し、解決するために必須となるデータ解析の基礎的な知識・技術を身につける。
(4) 共創科学系科目を学ぶことにより、共創に関する基礎的な知識を身につける。
(5) 人文・社会科学系科目及び自然科学系科目を学ぶことにより、複眼的な視点から対象を捉える力を身につける。
(6) コース専門科目を学ぶことにより、各コースの専門的な知識・能力を修得する。
(7) 卒業研究を通じて、新たな課題を主体的に見出し、知識や思考力、技術を活用して、探求し解決する能力を涵養すると共に、協調性や倫理観、コミュニケーション能力、表現力を身につける。

2. 教育課程における教育・学習方法に関する方針
(1) 分野横断的な知識、及び各専門分野の高度な知識を修得させるため、講義形式の授業を行う。
(2) 各専門分野の知識を定着させると共に思考力を養うため、演習形式の授業を行う。
(3) 各専門分野の知識を応用・実践する上で必要な専門技術を修得させるため、実験形式の授業を行う。
(4) 各専門分野の知識を現場において実体験として体感させるため、また、現場でしか得られない高度な専門技術を修得させるため、フィールドワークを含む実習形式の授業を行う。
(5) 各専門分野における最先端の知識・技術を修得し、またそれを用いた社会的課題の解決や、新たな価値や仕組み・機能の創出を通して、現代の諸問題を解決するための総合的実践力を育成するため、卒業研究等を行う。

3. 学習成果の評価の方針
「静岡大学アセスメント・ポリシー(学部)」に従う。各授業科目の成績評価はシラバス等に明示した合否判定基準に従うが、その方針としては、おおむね次に挙げる成果物と、取り組みの姿勢や過程について評価するものとする。
(1) 授業科目の成績は、科目の態様にしたがって、試験、レポート、発表等によって評価する。
(2) 卒業研究等の成績は、卒業論文、研究発表、口頭試問等によって評価する。

続きを読む… 折り畳む

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

グローバル共創科学部では、地球規模の課題から地域社会の課題に至るまで、社会的課題が多様化・複雑化する現代社会の状況を踏まえ、より良い未来社会を創造するために、人文・社会科学から自然科学に至る幅広い知を繋げ、複眼的観点からものごとを捉える「総合知」を活用し、課題解決に貢献できる人材を育成することを教育目標としており、次に掲げる資質・能力を身につけていることを学士(学術)の学位授与の条件とする。

1.人文・社会科学から自然科学に至る広汎な基礎的知識を身につけている。
2.専門的知識を社会のために活用することができる。
3.人間理解に基づき、価値観や文化が異なる多様な人々と協働できるコミュニケーション力と実践力を身につけている。
4.地球規模の課題と地域社会の課題を結びつけて検討することができる。
5.エビデンスに基づき客観的に社会的課題を分析し、解決のための提言を行うことができる。
6.社会的課題の解決策を発想するための創造性を身につけている。