学部・研究科等ごとの目的
美術研究科は、より広い視野に立って美術についての深い学識を授け高い表現能力を養い、自立して創作や研究活動を行うすぐれた作家・研究者を養成することを目的とする。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
美術研究科博士後期課程では、修士課程等と比較して、より一層高度な専門性かつ独創性をもつ制作や研究を達成し、国際的に活動するとともに、社会にその研究成果を還元できる人材を求めています。選抜試験においては、修士課程等で習得した能力を審査するために、提出作品または論文・小論文・語学能力審査・口述試問等を行い、その結果を総合的に判断して選抜を行っています。
各専攻が求める入学者像は、カリキュラムマップの「求める入学者像」を参照してください。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
美術研究科博士後期課程では、高度な専門性かつ独創性をもつ制作や研究を達成するために、各研究領域が設定する専門領域に関する科目の履修に加えて、博士論文等の提出を求めています。研究指導を主としたカリキュラムの編成や構成に関する方針の詳細 については、各科および専攻のカリキュラムマップの「養成人材及びカリキュラム編成の方針」「カリキュラムの構成」を参照してください。
各科目の評価については、東京藝術大学成績評価に関する申合せによる評価基準のもと、各科目の特性に従ってシラバスに記載している方法によって公正に評価を行います。
博士論文等については、予備申請審査の後に3名以上の教員から構成される審査委員会によって審査を行っており、その評価は、学位申請者が主体的に取り組んだオリジナルな研究成果であること、より一層高度な専門性があること、独創性・学術的意義を有していること、美術分野の進展に貢献するものと認められるものであるか等を基準に総合的に判断します。また、博士展・博士論文発表会等による公開発表と最終試験および論文の公開も義務付けています。合格者には、博士(美術)・博士(学術)・博士(文化財)のいずれかを授与します。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
美術研究科博士後期課程では、修士課程等で習得した能力を基盤として、より一層高度な専門性かつ独創性をもつ制作や研究を達成し、国際的に活動するとともに、社会にその研究成果を還元できる人材に博士の学位を授与しています。