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農学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

農学部では、持続的で循環する社会を構築するために必要な幅広い教養や倫理観を養い、5つの学科において、食料、生物資源、環境保全、農林業に関する基礎から応用までを学ぶとともに、現場で役立つ「実学」を学修した人材を輩出することを目標としています。そのために教育領域は、生産から加工・流通、環境保全など広範にわたります。一方、1年生ではどの学科にも共通した講義や実習を通して、農学全般に関わる必要な知識を築き上げます。また、学部卒業後に、さらに高度な専門知識と技術を学べる大学院修士課程があります。研究面では、現場で役に立つ研究、地域社会に還元できる研究から世界最先端の研究まで、広範囲な課題に取り組んでいます。また、他学部や各センターとの共同で分野横断型の研究も盛んです。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

農学部

【生物資源科学科】
1.求める学生像
① 高等学校で修得すべき幅広い教科・科目の基礎的な知識を備えている。
② 生物資源科学の基礎となる数理科目等についての基礎的な知識を備えている。
③ 様々なデータを読み取り、思考し、判断する力を備えている。
④ 生物資源科学における諸課題の解決策を他者と共有するための表現力を備えている。
⑤ 主体性があり、常に問題意識を持ち、解決に向けて自ら考え、行動を起こす意欲と能力を備えている。
⑥ 将来、農業やその他の産業に従事し、それぞれの分野の指導的立場をめざす意欲を持っている

【応用生命化学科】
1.求める学生像
① 高等学校で修得すべき幅広い教科・科目の基礎的な知識を備えている。
② 応用生命化学の基礎となる化学や数理科目等についての基礎的な知識を備えている。
③ 様々なデータを読み取り、思考し、判断する力を備えている。
④ ある事象に対して多面的に考察し、自分の考えをまとめ、簡潔に分かりやすく表現できる。
⑤ 真に豊かな暮らしを支える科学技術を発展させたいという意欲を持っている。
⑥ 科学に対する熱意、主体的な姿勢、コミュニケーション能力を持っている

【農業環境工学科】
1.求める学生像
① 高等学校で修得すべき幅広い教科・科目の基礎的な知識を備えている。
② 農業環境工学の基礎となる数理科目等についての基礎的な知識と学力を備えている。
③ 様々なデータを読み取る力、論理的な思考力、判断力を備えている。
④ 広く社会や環境に関わる問題意識をもち、諸課題の解決策を他者と共有するための表現力を備えている。
⑤ 主体性があり、常に問題意識を持ち、解決に向けて自ら考え、行動を起こす意欲と能力を備えている。
⑥ 環境と調和した農業システムや田園空間の創出に関心および情熱を備えている

【農業経済学科】
1.求める学生像
① 高等学校で修得すべき幅広い教科・科目の基礎的な知識を備えている。
② 農業経済学の基礎となる社会系科目についての基礎的な知識を備えている。
③ 様々なデータを読み取り、論理的に思考し、判断する力を備えている。
④ 農業経済学における諸課題の解決策を他者と共有するための表現力を備えている。
⑤ 常に問題意識を持ち、解決に向けて主体的に考え、行動を起こす態度を備えている。
⑥ 現実の社会の中から学ぶ意欲と、コミュニケーション能力をもっている

【森林科学科】
1.求める学生像
① 高等学校で修得すべき幅広い教科・科目の基礎的な知識を備えている。
② 森林科学の基礎となる数理系と社会系科目等についての基礎学力を有している。
③ 様々なデータを読み取り、思考し、判断する力を備えている。
④ 森林科学における諸課題の解決策を他者と共有するための表現力を備えている。
⑤ 主体性があり、森林・林業分野への熱意を持ち、行動を起こす意欲とコミュニケーション能力を備えている。
⑥ 森林・林業分野への熱意と、将来には指導的立場をめざす意欲を持っている

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

農学部

【生物資源科学科】
【教育課程編成の方針】
動物・植物・昆虫・微生物を対象にして生物資源の持続的生産における過程や仕組み,生命科学などについて理解を深めることができるアクティブラーニングを導入したカリキュラムを編成します。
【教育内容の学修方法】
1 年次には,基盤教育科目と専門導入科目に位置づけられる農業と環境の科学,農学部コア実習,生物資源の科学を必修科目として配します。また,生物資源科学の基礎科目として植物生産学概論および動物生産学概論を,バイオサイエンスの基礎科目として生物学(概論),生物学(細胞),基礎分子生物学,生物化学(生体成分の化学),基礎化学などを必修科目として配します。2 年次には,専門教育科目として,生物資源・生産環境・生物機能・生物生産技術に関連する科目を配します。3 年次後期から4 年次にかけては,生物資源科学を総合的・多面的に理解して,地域や地球がかかえる諸問題を解決するための最新の技術と研究の情報に触れ(ゼミ,特別演習など),一連の研究活動の実際を経験する(卒業論文)中で,生物資源科学に関する専門職業人となるための能力を身につけます。
【学修成果の評価方法】
学修成果の評価は、授業科目ごとに定める達成目標に応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、発表などにより評価します。

※なお、【応用生命化学科】、【農業環境工学科】、【農業経済学科】、【森林科学科】のカリキュラム・ポリシーは、下記URLを参照。
https://web-pamphlet.jp/utsunomiya-u/2025e13/#page=37

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

農学部

【生物資源科学科】
以下の学修・教育目標に掲げた能力を身につけ,かつ所定の単位を修めた者に対して学位を授与します。
(a)生物資源科学の学修を進める上で必要となる,語学,情報処理や健康に関する知識と思考力を高め,幅広い教養と人間性を持ち国際的に通用する人材としての基礎的知識・技能を有する。
(b)動物・植物・昆虫・微生物の機能解明・開発,食料等の人間生活に必要な生物資源の持続的生産を理解し,説明することができる。
(c)生物資源の環境産業等への展開利用に役立つ理論を理解し,説明することができる。
(d)生物学および化学を基礎として,多様な生物資源の特質を分子から個体・個体群・生態系レベルで理解し,説明することができる。
(e)生物資源の多様な問題に対する解決能力と判断力を身につけたスペシャリストでありながらジェネラリストとしての素養を有する。
(f)主体性を持って多様な人々と協働して生産現場における農業技術の現状を学び,理解し,問題点を抽出・解析し,改善・解決法の提案ができる。
(g)実験室のみならず生物生産の現場(フィールド)において各種の調査方法を実践できる。
(h)地球生物圏の生物資源および生物環境・生態について理解でき,それを国際的視野に立って展開活用できる能力と表現力を有する。
(i)顕微鏡操作などの生物学的研究法,生体や土壌の成分分析などの化学的研究法,動物・植物・昆虫・微生物の機能の解析と開発に有効な分子生物学的研究法に習熟し,それらを実践し応用できる。
(j)生物資源科学に関連する専門分野の基礎的な文献や論文の内容について説明することができる。

※なお、【応用生命化学科】、【農業環境工学科】、【農業経済学科】、【森林科学科】のディプロマ・ポリシーは、下記URLを参照。
https://web-pamphlet.jp/utsunomiya-u/2025e13/#page=37

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