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人間発達文化研究科(専門職学位課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 研究科は、地域の抱える課題を克服し、次世代を切り開いていくため、今日必要とされる高度な知識・技術をもって人材育成を促進させる「人材育成のエキスパート」を養成することを目的とする。
(教職実践専攻)
  高度に学び続ける教員の資質・能力を備え、理想とする教員像と自らの役割を常に問い続け、教育課程を含む学校のマネジメント経験を積みながら教師力を向上させていく<教員のミドル・リーダー>を養成する。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

1.人間発達文化研究科の教育目標と求める学生像
: 人間発達文化研究科では,人間や地域や文化の抱える課題を自覚し,次世代を育てようとする意欲をもち,修了までに次の3つの力を身につけ,「人材育成のエキスパート」(経験を通して得た知識や技能を駆使できる熟達者)となることを希望する学生あるいは社会人を受け入れます。
・ 人間や地域や文化に対する問題意識を持ち,高度専門職業人にふさわしい知識と技能の修得(専門探究力)を望む学生あるいは社会人。
・ 課題を解決するために必要な組織や人材を活かしながら,修得した知識や技能を学校や地域で積極的に生かそうとする能力の修得(コーディネート力)を望む学生あるいは社会人。
・ 人間や社会の発達における文化の役割を理解し,次世代を育成しようとする能力の修得(人材育成力)を望む学生あるいは社会人。
: 人間発達文化研究科には,教職実践専攻,地域文化創造専攻,学校臨床心理専攻の3つの専攻があります。各専攻が求める学生像は,次の通りです。
・ 教職実践専攻では,地域の教育課題について理解を深め幅広い視野を備えるとともに,授業力,マネジメント力など高い実践力を身につけ,常に学び続け,教育課程の改善や学校改革をけん引する<教員のミドル・リーダー>をめざす学生を求めます。
・ 地域文化創造専攻では,諸文化を構成する学問分野における研究力・実践力を修得するとともに,地域支援に必要なコーディネート力及び人材育成力を合わせ持つ<地域支援エキスパート>をめざす学生を求めます。
・ 学校臨床心理専攻では,臨床心理学及び学校福祉の臨床的な実践研究に基づき,様々な課題を抱える子ども・青年や家族・学校に対応する効果的な指導・援助・支援を行う<発達支援エキスパート>をめざす学生を求めます。
2.入試の際に求める知識・技能・関心
高度職業人として,「人材育成のエキスパート」となるためには,以下に掲げる関心,知識,技能を有している学生あるいは社会人を求めます。
①「人間発達」あるいは「地域や文化」に対する研究的な強い関心。
②大学院での研究の基礎となる当該分野や領域での学力。
③大学院での研究に関する明確な目標と計画。
3.入学者選抜の基本方針
詳細は大学HPを参照。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

ミドル・リーダー養成コース
・現職教員学生(ミドル・リーダー)
 学級経営、学年経営から学校課題を視野に入れて、チーム学校を下支えする重要な役割を果たす教員として学校課題を解決する機動力の養成を目的とする。
 ミドル・リーダーとしての資質を高めるため、将来的に学校経営に携わることを視野に入れ「選択領域 - 学校改革領域」の「学校マネジメント論及び事例研究」を必修にするととともに、「学校における実習領域」では、連携協力校のミドル・リーダー等のシャドーイングを含めた実習を実施する。
教育実践高度化コース
・現職教員学生(若手)
採用後見えてきた実践課題を明確にし、授業力や生徒指導力の向上を目指すとともに、学校課題の意識を持つことを目的とする。次のミドル・リーダーが備えるべき、学級経営・教科指導の力を確固たるものとするため、「選択領域 - 授業改善領域」を選択必修とし、「学校における実習領域」における研究授業等の提案などを実施する。
・学部新卒学生
年間を通じて学校における経験を重ねながら、多様な現職教員との交流から、教育実践の課題を総体として理解し、学校教員としての自覚を育てることを目的とする。次世代のミドル・リーダーとして学級経営・教科指導の基礎力を養うため、「選択領域 - 授業改善領域」を選択必修とし、「学校における実習領域」において1年間にわたる長期インターンシップⅠ・Ⅱを必修とする。
特別支援教育高度化コース
・現職教員学生(ミドル・リーダー)
 特別支援学校における学級経営、学年経営から学校課題を視野に入れて、チーム学校を下支えする重要な役割を果たす教員として学校課題を実現する機動力の養成を目的とする。
ミドル・リーダーとしての資質を高めるため、将来的に特別支援学校の経営に携わることを視野に入れ「選択領域 - 学校改革領域」の「学校マネジメント論及び事例研究」を必修にするとともに、「学校における実習領域」では、連携協力校のミドル・リーダー等のシャドーイングを含めた実習を実施する。
・現職教員学生(若手)
障害の重度化・重複化に対応できる専門性の高い特別支援学校教員、および通常学校において特別支援教育コーディネーターとして発達障害に対応できる教員の養成を目的とする。次のミドル・リーダーが備えるべき、個に応じた指導力を確固たるものとするため、「選択領域 - 特別支援に関する理論と実践領域」の6単位相当を選択必修とし、「学校における実習領域」における研究授業等の提案などを実施する。
・学部新卒学生
年間を通じて特別支援学校等における経験を重ねながら、多様な現職教員と交流することを通じて、教育実践の課題を総体として理解し、特別支援を支える教員としての自覚を育てることを目的とする。次世代のミドル・リーダーとして個に応じた指導力の基礎力を養うため、「選択領域 -特別支援に関する理論と実践領域」の6単位相当を選択必修とし、「学校における実習領域」において1年間にわたる特別支援学校等での長期インターンシップⅠ・Ⅱを必修とする。

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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

福島大学教職大学院では、修業年限以上在籍し所定の単位数を修得するとともに、以下に示す4つの力を身につけ、修了判定に合格した学生に対し学位を授与する。
・ 社会とつながるチーム学校の一員としてのマネジメント経験を積みながら、自らの教育実践を省察する力(マネジメント経験を積みながら省察する実践力)
・ 自然、社会、文化としての教育内容を創造しつつ、授業する力(高度な授業力)
・ すべての子ども(障害のある子を含めた)の人間的資質や学習の成長に目を向けつつ、教育理論を吸収しつつ、アクティブ・ラーニングを実施し、実践を理論化しようとする力(アクティブな理論的探究力)
・ 日本と世界の教育改革に目を向け、福島の教育課題から実践を発想・構想しつつ、地域と学校を結びながら子どもの学習を保障する教職への役割を自覚する強い責任感(新たな教職への自覚と強い責任感)