学部・研究科等ごとの目的
人文社会科学部は、グローバル化の下で著しく変化する現代社会の諸問題を総合的観点から理解する能力と、人間・文化・社会・環境に関する専門的知識・能力を有し、地域社会及び国際社会に実践を通して貢献できる人材の養成を目指します。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
1 学部概要
人文社会科学部は,グローバル化の下で著しく変化する現代社会の諸問題を総合的観点から理解する能力と,人間・文化・社会・環境に関する専門的知識・能力を有し,地域社会及び国際社会に実践を通して貢献できる人材の養成を目指しています。
2 入学者に求める資質(求める学生像) ≪学部共通≫
(1)知識・技能・理解
人間・文化・社会・環境に関する基礎的知識・技能を有し,物事を論理的に考えることができる人
(2)思考力・判断力・表現力
多様な考え方,異質なものの見方を理解しようとする柔軟な姿勢を持ち,物事を多角的に捉えるとともに,自分の考えを適切に表現し,それを積極的に発信できる人
(3)関心・意欲
人間・文化・社会・環境のあり方とそれらをめぐる諸問題について強い探究心と広い観点から学ぶ意欲を持つ人
(4)主体性・協働性
地域社会・国際社会の諸問題に実践的に取り組み,周囲の人々と協働しながら問題の解決を図ろうとする人
3 入学前に修得しておくことを期待する内容 ≪学部共通≫
・国語:読解力及び自分の考えを表現できる作文力
・英語:基本的な読解力・リスニング力・会話力・作文力
・地歴・公民:日本及び世界の地理・歴史・社会制度・社会思想などに関する基礎的知識と社会事象に対する関心
・数学:数学の基本的な概念を理解し,論理的に思考する力
・理科:日常生活や社会に見られる科学的な事象に対する基礎的知識
・高校生活全般:他人と積極的に関わることのできるコミュニケーション力
※ 具体的な履修要件や入試科目は,選抜区分や学部等毎で個別に示しますので,各募集要項で確認してください。
4 入学者選抜の基本方針 ≪学部共通≫
(1)一般選抜(前期日程)
大学入学共通テストでは「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」を評価し,個別試験では「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」を評価します。
(2)一般選抜(後期日程)
大学入学共通テストでは「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」を評価し,個別試験では「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」を評価します。
(3)学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課さない)
小論文では「思考力・判断力・表現力」を,面接では「思考力・判断力・表現力」「関心・意欲」「主体性・協働性」を評価するとともに,出願理由書・調査書で「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」「関心・意欲」「主体性・協働性」を確認します。
(4)私費外国人留学生入試
日本留学試験では日本語に関する基礎的能力を含めて「知識・技能・理解」「思考力・判断力・表現力」を,小論文では「思考力・判断力・表現力」を評価します。そして,面接では出願理由書の内容の確認も併せて「思考力・判断力・表現力」「関心・意欲」「主体性・協働性」を評価します。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
人文社会科学部では、「総合化と専門深化」の教育理念に基づき、現代社会の諸問題を総合的観点から理解する能力と人間・文化・社会・環境に関する専門的知識・能力を有し、地域社会および国際社会に実践を通して貢献できる人材の養成を教育目的としている。
この目的を達成するために、教養教育で得た多様な学問領域の基礎的知識および基本的思考力、幅広く深い教養と総合的な判断力等を踏まえ、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき、専門教育科目を「学部共通科目」、「課程科目」、「専修プログラム科目」の3つのカテゴリ-に分け、体系的な教育課程を編成する。
教育課程の特色として、学部共通科目の1~2年次必修科目に「総合科学基礎」、高年次必修科目に「総合科学論」を配置し、諸学問のあり方を規定する方法論および諸研究が学際的に取り組む現代の重要課題を学修し、自らの学修の学問的特性や位置づけに対する理解を深める。また、多様な学修成果、能力の養成を可能とする主・副専修プログラムを設けることで、専門性の強化および総合的・複眼的視野の充実を図るだけでなく、地域の諸課題に柔軟に対応できる思考力・判断力と、その解決に必要なコミュニケ-ション能力を育成する。
なお、教育課程を編成している各科目の評価に関しては、別途定めている「成績評価のガイドライン」に基づくものとする。
(知識・理解)
1.幅広い分野の知識等修得のために、教養教育を必修とする。
2.総合的・学際的視野を養うために、総合科学論、他課程科目および主・副専修プログラムの修得を必修とする。
(思考判断)
3.柔軟な思考力と的確な判断力を養うために、1つ以上の副専修プログラムの修得を必修とする。
(技能・表現)
4.基礎的語学力および多様な考え方を理解し、自分の考えを表現する力を養うために、教養教育の外国語科目および1つ以上の副専修プログラム修得を必修とし、学部共通科目に「課題解決型国際研修」を置く。
(関心・意欲・態度)
5.諸課題に積極的に取り組み、貢献しようとする態度および高い倫理観を養うために、教養教育科目の「地域関連科目」を必修とし、「課題解決型国際研修」を置く。
(以下、大学HPをご覧ください。)
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
人文社会科学部では、教養教育を重視しつつ「総合化と専門深化」の教育理念に基づき、現代社会の諸問題を総合的観点から理解する能力と人間・文化・社会・環境に関する専門的知識・能力を有し、地域社会および国際社会に実践を通して貢献できる人材の養成を目的としており、所定の教育課程を学修し、以下に示す能力を修得した者に「学士(総合科学)」の学位を授与する。
(知識・理解)
1.教養教育により幅広い分野の知識を修得している。
2.人間・文化・社会・環境について、教養教育で得た基礎的知識・技能等を土台にし、専門的な知識と理解を有するとともに、総合的・学際的な広い視野を有している。
(思考・判断)
3.総合的な学修を活かし、変化が著しく複雑化する現代社会に対応できる柔軟な思考力と的確な判断力を有している。
(技能・表現)
4.グロ-バル化が進む社会において、多様な考え方、異質なものを理解するとともに、自らの見解・成果を的確に表現し、発信できる高いコミュニケ-ション能力を有している。
(関心・意欲・態度)
5.地域社会・国際社会の諸課題に実践を通して取り組み、貢献しようとする積極的態度と高い倫理性を有している。
(以下、大学HPをご覧ください。)