学部・研究科等の特色等
21世紀の新しい世界を築く工学
工学部 次世代の工学とは、人と自然環境に調和した新しい科学技術を創造する学問です。工学部は、豊かな社会の構築を目指した国際的に活躍できる人材の育成を行うとともに、先進的な研究を通じて人類の発展に貢献し、我が国および地域の文化と産業の拠点としての役割を果たすことを目指しています。
学びのポイント
①自然環境と共生できる「ものづくり」技術の創造
工学部では「ものづくり」に直結した教育研究を行っています。「材料化学科」ではまだ世の中にない新規材料の創成と特性、「機械システム工学科」ではロボットなど高度知能化機械の設計と生産、「電子システム工学科」では電気・電子・情報技術を基礎とする制御と運用について教育研究を行っています。幅広い工学知識を持った高度な専門技術者(エンジニア)の育成を目指しています。
②徹底的な基礎教育と実験・演習に重点を置いた実践的な教育カリキュラム
独創的な思考力を養い問題解決能力を磨くために、実験・ 演習に多くの時間をかけていることが工学部の教育の特徴です。4年次には、卒業研究において1年間指導教員とともに研究することで、 未知の課題に対する取り組み方を学び、自立して研究・開発できる技術者・研究者になることを目指します。
就職率全国トップクラスの理由!
滋賀県立大学工学部は、平成7年の開学以来、「材料化学科(旧材料科学科)」と「機械システム工学科」の2学科体制で、実践に重点を置いた教育の推進、社会のニーズや情勢を見据えた研究の展開、およびこれらの成果の産業界への還元に努めてきました。これらの取り組みは、“開学以来の就職率が全国トップクラス”という実績にも表れているように、産業界からも高く評価されています。さらに、平成20年度の「電子システム工学科」の設置を機に、3学科一体となって教育・研究のさらなる充実、産業界との一層の連携を積極的に推し進めるため、様々な新しい取り組みにも着手しています。