学部・研究科等の特色等
分野間連携による横断型研究
基礎理学の強い研究分野での成果を、他分野の理工学・工学に応用することで、基礎科学が社会実装性の高い理工学研究に躍進するプラットフォームへと成長でき、高知県の産業界に向けて社会実装を推進できる理工系の博士人材を輩出することで、地域におけるイノベーション創出につなげていくことができる。
部局間連携による横断型研究
本学には、地球科学分野において共同利用・共同研究拠点に指定されている「海洋コア国際研究所」をはじめ、臨海実験等に対応可能な海洋生物研究教育施設や遺伝子実験施設・動物実験施設等で構成される「総合研究センター」、防災分野において危機管理、災害医療まで幅広く防災をキーワードに地域貢献等を推進する「防災推進センター」等の研究系の学内共同利用施設が設置されている。また、URA(University Research Administrator)による研究の高度化や創出された知的財産の権利化・技術移転、共同研究等を通じた産学連携の推進とともに、高知県内の各地域に大学コーディネータを常駐型で配置して、課題把握から解決までの一連のプロセスを推進する次世代地域創造センターも配置されている。これら学内組織との部局を超えた連携や、これまで培ってきた国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)や高知県立牧野植物園などの外部機関との連携を通じて、より一層高度な教育研究を展開する。