学部・研究科等の特色等
生命現象を分子から個体、集団に至る様々なレベルで解明するための教育研究を行い、国際的通用性を持つ広い視野を備えた次世代の生命科学研究を担う研究者の育成を目的としています。
生命科学研究科の大学院プログラムは生命科学の最前線を開拓する独立した創造力豊かな研究者の育成を目指しています。研究科を構成する専攻の基盤となっている3つの国際的に卓越した研究所(国立遺伝学研究所、基礎生物学研究所、生理学研究所)は生命科学の多様な分野の研究を推進しており、専攻の枠を超えた分野横断的な研究教育を目指しています。
生命科学研究科は日本で最大数の生命科学系教員で構成されており、学生が複数の教員と相談しながら研究を進めることを可能とし、学生による独立した研究実施のために必要な研究環境を提供しています。各専攻所属の第一線の研究者による講義に加え、国内外の外部講師による最先端研究を紹介するセミナー、異分野融合の基礎となる教育プログラム、英語論文の書き方や英語での口頭発表・議論のための授業も含まれています。3専攻は毎年合同で研究発表会を開催して交流を深めているほか、インターネットを使った講義システムで他専攻の講義を聴講することも可能としています。
生命科学を愛し、楽しみ、そして、その新しい扉を開く夢を持った学生を待っています。