学部・研究科等の特色等
理学研究科は、1998年度より工学研究科と合併し、理工学研究科となりました。それに伴い博士前期課程に加えて、博士後期課程が設置されました。理工学研究科(理学系)では、研究者の養成と共に、理学の素養をもち的確に時代に対応できる人材を養成することを目指します。また諸外国からの留学生を対象とした特別プログラムがあり、留学生と触れ合う機会が多いのも本研究科の特徴です。
理工学研究科(工学系)は、社会の要請に応えるために学問の学際化を通して新しい研究分野の開発を進めています。自らの資質を高め、高度な専門知識を自ら修得し、広い視野と国際感覚を兼ね備えた創造力豊かな研究者の養成に努めています。社会人入学制度により、意欲的な社会人に大学院の門戸を開き、高度な教育研究の機会を提供しています。多数の留学生を受け入れ、国際的な要請にも応えています。
一般留学生の他に英語で授業を行う特別プログラムがあり、国際貢献に努めています。
●機械システム工学プログラム
機械系の学問を基盤とし,その関連領域を含めた基礎から応用にわたる専門的知識及び技術とその応用力を身につける人材の養成を目的としています。
●電気電子工学プログラム
社会的ニーズに対応した電気電子工学全般に関する最先端の教育・研究を通して、高度な専門知識と技術を身につける人材の養成を目的としています。
●社会基盤デザインプログラム
持続可能な社会基盤の創成及び気候変動に伴う防災減災や環境保全などの幅広い視野と専門知識を身につける人材の養成を目的としています。
●建築学プログラム
快適で文化的な生活環境,安全で持続可能な循環型社会の構築に資する建築学の高度な実務的専門知識と応用力を身につける人材の養成を目的としています。
●システム情報工学プログラム
工学専門分野と情報技術を融合して独創的なイノベーションの推進に貢献できる高度な専門知識と応用力を身につける人材の養成を目的としています。
●知能情報プログラム
主に人工知能,データサイエンス,コンピュータサイエンス,ネットワーク分野の高度な専門知識と応用力を身につける人材の養成を目的としています。
●数理科学専攻
諸科学の基礎としての数理科学、情報に関連する数学理論の研究・教育を行います。
●物質地球科学専攻
物理学分野と地学分野があり、物理学分野では物質を構成する基本的粒子や原子・分子の集合体の示す多様な性質の解明を理論的、実験的方法又はシミュレーションによって行います。地学分野では、島弧とそれをとりまく海底、海水や大気の 振る舞いに関する教育研究を行います。
●海洋自然科学専攻
化学分野と生物分野からなります。化学分野では、従来の化学に加えて、熱帯環境化学や天然物化学を含む幅広い化学の教育研究を行います。生物分野では、遺伝子から生態系までの幅広いレベルで、環境や生物資源の保全も視野に入れた
生物科学の教育研究を行います。