学部・研究科等の特色等
絶えずダイナミックに揺れ動く現代社会で新たな知や価値を生み出すために、従来の学問分野の枠組みを超えて、地球的・人類的な課題の存在する4つのエリア(領域)を設定します。(人間・生命エリア、人と社会エリア、国家と地域エリア、地球環境エリア)それぞれのエリアは、学問体系を再構築した新しい学びの場として、社会のグローバル化への対応と共創力の養成に資するカリキュラムを編成します。
【「課題解決」に向けた学び】
高等学校までは、文系、理系のいずれを選択しても「答えがある」問題に繰り返し取り組むことで、知的基礎体力を身につけることが求められます。
この知的基礎体力を礎に、大学では、自分で選択した学門分野の中で、自分で問いを立て、その答えを見つけ出していくという能動的な学びが求められますが、特定の専門分野を早い段階で決めるために、「何を学んだから何をする」という専門性が先行し、専門性の枠を超えた発想や思考をするのが難しくなる場合があります。共創学部では、まずは自分が取り組みたい課題を見つけ、次に課題を解決するために必要となる専門を学びます。
「何を学んだから何をする」ではなく、「何をしたいから何を学ぶ」。
常に課題を意識しながら能動的に学ぶことで、これからの社会で活躍するために必要な態度・指向性・知識・技能をもつ人間へと成長していくことができます。