学部・研究科等の特色等
本研究科では、「プロジェクト・マネジメントができる研究開発系人材」およびプロジェクト・マネジメント能力を通して「地域にゼロから1を創造できるソーシャル・アントレプレナー人材」の養成に重点を置いた教育を実践するために、教育研究ユニットに①基礎研究能力の養成を担当する専門教員(R&D教員)と、②プロジェクト・マネジメント能力の養成を担当する専門教員(PM教員)の2種類の異なるタイプの教員を配置しています。本研究科では、専任教員が兼担・兼任教員の協力を受けることで「基礎研究能力の養成」と「プロジェクト・マネジメント能力の養成」に関する専門講義を実施すると共に、特別研究ではR&D教員とPM教員が協力して1人の学生の「特別研究」を指導する「サンドイッチ方式による教育」を各教育研究ユニット単位で実施することで、「プロジェクト・マネジメントができる研究開発系人材」およびプロジェクト・マネジメント能力を通して「地域にゼロから1を創造できるソーシャル・アントレプレナー人材」の養成を行うことを教育方法の特色としています。
また地域産業界との共同研究プロジェクトを題材に学生が実施する「特別研究」においてPM教員が特別研究を題材としたマネジメントの具体的な手法を手本として学生に提示し、学生と共に考える「On the Project Training(OPT)型教育」によって、「プロジェクト・マネジメントの考え方と具体的な方法」について指導を行います。
本研究科博士後期課程には、教育研究ユニットとして、「地域新創造ユニット」を設置し、地域社会と連携して「サンドイッチ方式による教育」と「OPT型教育」による人材養成を実施し、地域発のイノベーションを起こす能力を備えた人材を社会に送り出します。