学部・研究科等の特色等
博士後期課程は、「世界言語社会専攻」「国際日本専攻」「共同サステイナビリティ研究専攻」の3つの専攻からなっています。
○世界言語社会専攻
世界言語社会専攻では、世界諸地域の言語・文化・社会を複合的・総合的に捉える視点から教育・研究を行います。専門的知識や研究能力をもちつつ、一方で総合的で柔軟な対応力をもって多面的な課題に取り組むことができる人材を養成し、社会に送り出します。授与される学位は博士(学術)です。
本専攻が研究対象とする地域は広大であり、専門分野も人文科学から社会科学まで多岐に及びます。それに応じて開講科目も多種多様であるため、4つの教育プログラムを置いています。学生は、主任指導教員が指導する分野のプログラムを選択し、所属プログラム内で体系的に履修するとともに、領域横断的な視座を獲得するため、他のプログラムで開講する隣接分野の科目を幅広く履修することが可能です。
主任指導教員と2名の研究指導担当教員(副指導教員)が博士論文完成までの研究指導を行いますが、学生の研究テーマに応じた指導体制を組みます。その指導体制は通常、同一の教育プログラムを担当する3名の教員によって構成されますが、必要に応じて隣接する他のプログラムや他専攻の教員が研究指導担当教員として加わることもあり、柔軟で機動的な指導を行います。
○国際日本専攻
国際日本専攻では、国際的な視座から「日本」を研究するため、総合的な日本研究の視野を涵養しつつ、日本語研究、日本語教育研究、日本語文学・文化研究、日本歴史社会研究等の専門分野に応じた体系的な研究指導を行います。