入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【医学科】
1.学科等の教育理念・目的
医学科は医学に関する専門の知識と技術を修得し、高い倫理性を身に付け、医学・医療の進歩や社会的課題に柔軟に対応しうる医師、研究者を育成することを目的としています。 加えて、沖縄県の置かれた自然的、地理的並びに歴史的特性をふまえ、島嶼環境における地域完結型医療の構築に努めます。また、国際性豊かな医学部医学科として発展させ、アジアを主とする諸外国との学術交流をとおして国際医療に寄与します。
2.求める学生像
○一般選抜
・地域医療に貢献するための県民・地域住民意識をもてる人
・生命現象や国内外の医学・医療に強い関心がある人
・責任感が強く、人の身になって考え、行動できる人
・常に自己点検を行い、自己啓発ができる人
・創造性に富み、物事を理論的に整理・展開できる人
・医学を学ぶ基礎学力を有する人
・主体性をもって多様な人々と協働して学ぶことができる人
○学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)(地域枠、離島・北部枠)
・沖縄県の地域医療に貢献するための県民・地域住民意識をもてる人
・地域の要請が高い診療科を選択し、診療科偏在の是正に貢献できる人
・生命現象や国内外の医学・医療に強い関心がある人
・自分の置かれた社会的・地域的立場をしっかり意識できる人
・学習意欲の維持並びに自己学習ができる人
・主体性をもって多様な人々と協働して学ぶことができる人
○第2年次特別編入学(学士入学)選抜
・医学研究並びに国際医療に強い関心がある人
・自然科学、生命現象に強い関心がある人
・責任感が強く、人の身になって考え、行動のできる人
・常に自己点検を行い、自己啓発ができる人
・創造性に富み、物事を理論的に整理・展開ができる人
・地域医療に貢献するための県民・地域住民意識をもてる人
・主体性をもって多様な人々と協働して学ぶことができる人
3.高等学校等で履修すべき科目や習得しておくことが望ましい資格等
数学は一般選抜(後期日程)、学校推薦型選抜も含めて、数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数Bの履修を望みます。理科は受験科目にかかわらず、物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物の履修を望みます。英語はコミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱを履修し、英検2級以上のレベルを求めます。
4.入学者選抜の基本方針
入学者選抜は一般選抜(前期日程・後期日程)のほか、学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)として地域枠、離島・北部枠を沖縄県の高等学校の出身者から選抜します。さらに第2年次特別編入学(学士入学)枠の入学試験を実施し、多様な人材を求めています。
○一般選抜(前期日程)
大学入学共通テストでは、5教科7科目を課します。個別学力検査等では、数学、理科、外国語を課しています。基礎学力を中心としますが、さらに、面接を実施し、アドミッション・ポリシーに沿った選抜を行います。
○一般選抜(後期日程)
大学入学共通テストでは、5教科7科目を課します。個別学力検査等では、小論文と面接を行い、アドミッション・ポリシーに沿った選抜を行います。
○学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す)
県内高等学校出身者を対象に、各高等学校より推薦されたものについて選抜試験を行います。(地域枠)
また、調査書や志望動機に関する応募書類をもとに、アドミッション・ポリシーに沿った面接を実施し、大学入学共通テストの成績と個別学力検査等(小論文、面接)等の成績を総合して選抜します。
○第2年次特別編入学(学士入学)選抜
4年制以上の大学を卒業した者を対象者として、明確な目的意識や適性を有した人材の選抜を行います。
①第一次選抜:小論文、自然科学総合試験を実施します。その結果を総合判定し、募集人員の約5倍を第二次選抜の
合格者とします。
②第二次選抜:第一次選抜の合格者に対し、個人面接を実施し、最終の合格者を決定します。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 112人 | 112人 | 111人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| 総合型(旧区分名:AO) | |
| ○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
| 帰国生徒 | |
| 社会人 | |
| 附属校 | |
| ○ | 編入学 |
| その他 ※ | |
| 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| ○ | 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 |
|---|---|
| ○ | 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 |
| ○ | 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) |
| 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
| ○ | 手話通訳者、介助者の配置 |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| ○ | 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) |
| ○ | 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
本学の障害学生支援センターへ配慮申請のあった入学志願者に対し、本人の要望を確認した上でできる限りの配慮を行っている。
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 60人 | 52人 | 72人 | 40人 | 61人 | 50人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 沖縄県 | 54人 | 沖縄県 | 70人 | 沖縄県 | 60人 |
| 東京都 | 11人 | 東京都 | 6人 | 愛知県 | 9人 |
| 愛知県 | 6人 | 広島県 | 5人 | 東京都 | 7人 |
| 大阪府 | 6人 | 神奈川県 | 4人 | 神奈川県 | 5人 |
| 兵庫県 | 4人 | 愛知県 | 4人 | 兵庫県 | 5人 |
| 京都府 | 3人 | 京都府 | 3人 | 大阪府 | 3人 |
| 熊本県 | 3人 | 奈良県 | 3人 | 茨城県 | 2人 |
| 鹿児島県 | 3人 | 福岡県 | 3人 | 埼玉県 | 2人 |
| 神奈川県 | 2人 | 栃木県 | 1人 | 岐阜県 | 2人 |
| 三重県 | 2人 | 石川県 | 1人 | 熊本県 | 2人 |
| 奈良県 | 2人 | 静岡県 | 1人 | 北海道 | 1人 |
| 岡山県 | 2人 | 三重県 | 1人 | 宮城県 | 1人 |
| 愛媛県 | 2人 | 大阪府 | 1人 | 千葉県 | 1人 |
| 福岡県 | 2人 | 兵庫県 | 1人 | 福井県 | 1人 |
| 北海道 | 1人 | 和歌山県 | 1人 | 山梨県 | 1人 |
| 群馬県 | 1人 | 鳥取県 | 1人 | 長野県 | 1人 |
| 埼玉県 | 1人 | 愛媛県 | 1人 | 静岡県 | 1人 |
| 千葉県 | 1人 | 長崎県 | 1人 | 滋賀県 | 1人 |
| 岐阜県 | 1人 | 熊本県 | 1人 | 京都府 | 1人 |
| 静岡県 | 1人 | 宮崎県 | 1人 | 岡山県 | 1人 |
| 広島県 | 1人 | 鹿児島県 | 1人 | 広島県 | 1人 |
| 長崎県 | 1人 | その他 | 1人 | 徳島県 | 1人 |
| 宮崎県 | 1人 | 北海道 | 香川県 | 1人 | |
| その他 | 1人 | 青森県 | 鹿児島県 | 1人 | |
| 青森県 | 岩手県 | 青森県 | |||
| 岩手県 | 宮城県 | 岩手県 | |||
| 宮城県 | 秋田県 | 秋田県 | |||
| 秋田県 | 山形県 | 山形県 | |||
| 山形県 | 福島県 | 福島県 | |||
| 福島県 | 茨城県 | 栃木県 | |||
| 茨城県 | 群馬県 | 群馬県 | |||
| 栃木県 | 埼玉県 | 新潟県 | |||
| 新潟県 | 千葉県 | 富山県 | |||
| 富山県 | 新潟県 | 石川県 | |||
| 石川県 | 富山県 | 三重県 | |||
| 福井県 | 福井県 | 奈良県 | |||
| 山梨県 | 山梨県 | 和歌山県 | |||
| 長野県 | 長野県 | 鳥取県 | |||
| 滋賀県 | 岐阜県 | 島根県 | |||
| 和歌山県 | 滋賀県 | 山口県 | |||
| 鳥取県 | 島根県 | 愛媛県 | |||
| 島根県 | 岡山県 | 高知県 | |||
| 山口県 | 山口県 | 福岡県 | |||
| 徳島県 | 徳島県 | 佐賀県 | |||
| 香川県 | 香川県 | 長崎県 | |||
| 高知県 | 高知県 | 大分県 | |||
| 佐賀県 | 佐賀県 | 宮崎県 | |||
| 大分県 | 大分県 | その他 | |||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)