入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
高い責任感、倫理観、ならびに生涯学び続ける意志をもち、国際性と研究能力を兼ね備えながら、基礎から臨床までの幅広い知識・技能を基盤として医療を実践できる医療人へ成長できる人を求めています。
【医学科】
医学科では、基本的な臨床能力及び基礎的な医学研究能力を備え、生涯にわたり医療、教育、保健・福祉活動を通じて社会に貢献し、医学の発展に寄与することができる人材を養成することをめざしています。そのため、医学科では、次のような人物を求めています。
●求める人物像
関心・意欲・態度
医学と生命科学に強い関心があり、自らを振り返りながら生涯学び続ける意欲があり、謙虚な態度で病める人に寄り添い、医学や医療の課題に真摯かつ熱心に対応できる人
知識・教養
本学科の専門分野を学ぶために、高等学校等で修得すべき※理科系・文科系にわたる知識や教養をもつ人
思考力・判断力
これまでに獲得した知識や教養をもとに思考を深めて適切に判断できる人
表現力
自分が伝えたいことを相手の視点に立って適切に表現できる人
主体性
自分の意志と判断で社会や地域に対して責任をもって行動できる人
協働性
問題解決のために、国籍や日本における各地域、世代、考え方にとらわれることなく、相手の立場や多様性を尊重しながら互いに協力できる人
※高等学校等で修得すべき具体的な内容
数 学-基礎的知識・技法と数学的思考法
理 科-物理・化学・生物の基礎的な知識と科学的な自然観・探究心。なお、合格者は、大学入学後に備えて、大学受験における未選択科目の基礎的な知識を再確認しておくこと。
国語・英語-地域社会や国際的分野において医療人として活躍できるための基礎的なコミュニケーション能力、読解力、思考力
地歴・公民-将来、医療人として活躍するために必要な常識的な知識や素養
●入学者選抜の基本方針
一般選抜(前期日程)
大学入学共通テストと個別試験で「思考力・判断力」「知識・教養」を重点的に評価し、個別試験では「関心・意欲・態度」「表現力」をあわせて評価します。学力とともに、生涯にわたり社会に貢献し、医学の発展に寄与する医療人へ成長できる人を総合的に選抜します。
総合型選抜(大学入学共通テストを課す)<四国研究医型>
大学入学共通テストで「思考力・判断力」「知識・教養」を評価します。個別試験ではこれらに加え、「関心・意欲・態度」「表現力」「主体性」「協働性」を評価します。四国研究医型は、四国地区の環境や生活に関心をもちつつ、地域に貢献し、国際性と研究能力を兼ね備えた医師をめざす者を積極的に受入れることとしています。
本学科における入学者の多様性は極めて重要です。本学科の資源を最大限に活用し、他の選抜区分で入学する学生の模範となる人物を求めます。よって、医療を通じて四国地区、そして世界に貢献する複合的な視点をもって活躍するリーダー性、そして医学科で学ぶために必要不可欠な資質を深く評価することを目的としています。
学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課す)<適性と学力重視型(一般枠・地域枠)>
大学入学共通テストでは「思考力・判断力」「知識・教養」を評価し、個別試験では2段階にわたって「関心・意欲・態度」「表現力」を重点的に評価し、「思考力・判断力」「主体性」「協働性」をあわせて評価します。
学力とともに、高等学校等段階における多様な能力、関心等を重視し、それらを表現できる人を総合的に選抜します(一般枠、地域枠共通)。地域枠は、「主体性」の評価を綿密に行います。
【医科栄養学科】
『食律生命』の理念のもとに、医学と連携した医科栄養学を通して、高度化する医療と人々の食生活の改善・健康の維持増進に資することができる、次のような人を求めています。
●求める人物像
関心・意欲・態度
栄養学・医学に強い関心があり、医科栄養学を生涯にわたり学ぶ目標をもつ人
知識・教養
本学科の専門分野を学ぶために、高等学校等で修得すべき※理科系・文科系にわたる知識や教養をもつ人
思考力・判断力
幅広い視野と柔軟な感性を有し、今までの知識・教養をもとに思考を深めて適切に判断できる人
表現力
自分が伝えたいことを相手の視点に立って適切に表現できる人
探究力
自分が関心をもったことを深く掘り下げ、その中から新たな課題を発見できる人
協働性
問題解決のために、国籍や世代、考え方にとらわれることなく、相手の立場や多様性を尊重しながら互いに協力
できる人
※高等学校等で修得すべき具体的な内容
英語-医学・栄養学の専門的な論文を将来読み、理解できるための読解力と表現力、コミュニケーション能力
数 学-数学の基本的な概念や原理・法則の理解、また計算力と論理的な思考法
理 科-自然科学を理解する基礎学力と科学的な自然観・探究心
国 語-様々な文献の読解力と、自分が伝えたいことを表現できる基礎的な文章力
地歴・公民ー将来、良識ある社会人として必要な基本的知識と素養
その他-食生活や医療に対する関心をもち、理論的に科学を思考する能力と姿勢
●入学者選抜の基本方針
一般選抜(前期日程)
大学入学共通テストと個別試験で「思考力・判断力」「知識・教養」を重点的に評価し、個別試験ではこれらに加え「関心・意欲・態度」「表現力」「協働性」を評価します。国内のみならず国際的な視野をもつ人物を求めるため、英語能力に重点を置くとともに、自律的な学びを継続させ実践できる人を総合的に選抜します。また、本学科は入学者の多様性を重視するため、英語能力に重点を置く「英語受験方式」に加え、英語と理科(化学基礎・化学)の総合力に重点を置く「総合受験方式」の2つの方式により入学者選抜を行います。
学校推薦型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを課さない)<主体性重視型>
個別試験で「思考力・判断力」「関心・意欲・態度」「表現力」を重点的に評価し、「協働性」「探究力」「知識・教養」をあわせて総合的に評価します。学校推薦型選抜Ⅰでは、医科栄養学研究に対して、高い主体性をもって行動できる人を総合的に選抜します。
学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課す)<主体性と学力重視型>
大学入学共通テストで「思考力・判断力」「知識・教養」を評価します。個別試験では、2段階にわたって「関心・意欲・態度」「表現力」を重点的に評価し、「協働性」「探究力」「思考力・判断力」をあわせて評価します。
学力とともに、高等学校等段階における多様な能力、関心等を重視し、それらを表現できる人を総合的に選抜します。
【保健学科】※各専攻ごとのアドミッション・ポリシーはHPをご覧ください。
保健・医療・福祉の分野において、人間尊重の倫理に立脚した高い使命感をもち、高度の専門知識・技術を基に、
チーム医療、地域医療及び国際的な医療支援に貢献できる人を求めています。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 295人 | 287人 | 287人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| ○ | 総合型(旧区分名:AO) |
| ○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
| 帰国生徒 | |
| ○ | 社会人 |
| 附属校 | |
| ○ | 編入学 |
| その他 ※ | |
| ○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 | |
|---|---|
| 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 | |
| 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
| 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
| 手話通訳者、介助者の配置 | |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) | |
| 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
受験上及び修学上配慮を必要とする可能性がある入学志願者は、募集要項等を確認の上、事前にご相談ください。相談の内容によっては、対応に時間を要することもあるため、出願前のできるだけ早い時期に相談してください。
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 100人 | 187人 | 87人 | 200人 | ||
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 北海道 | 徳島県 | 112人 | 徳島県 | 104人 | |
| 青森県 | 兵庫県 | 45人 | 大阪府 | 38人 | |
| 岩手県 | 大阪府 | 15人 | 兵庫県 | 29人 | |
| 宮城県 | 京都府 | 13人 | 香川県 | 14人 | |
| 秋田県 | 香川県 | 11人 | 愛媛県 | 11人 | |
| 山形県 | 愛媛県 | 11人 | 愛知県 | 8人 | |
| 福島県 | 広島県 | 9人 | 京都府 | 7人 | |
| 茨城県 | 高知県 | 9人 | 和歌山県 | 6人 | |
| 栃木県 | 和歌山県 | 8人 | 岡山県 | 6人 | |
| 群馬県 | 岡山県 | 7人 | 鳥取県 | 5人 | |
| 埼玉県 | 愛知県 | 6人 | 沖縄県 | 5人 | |
| 千葉県 | 静岡県 | 4人 | 千葉県 | 4人 | |
| 東京都 | 奈良県 | 3人 | 東京都 | 4人 | |
| 神奈川県 | 山口県 | 3人 | 岐阜県 | 4人 | |
| 新潟県 | 福岡県 | 3人 | 静岡県 | 4人 | |
| 富山県 | 群馬県 | 2人 | 滋賀県 | 4人 | |
| 石川県 | 千葉県 | 2人 | 広島県 | 4人 | |
| 福井県 | 東京都 | 2人 | 神奈川県 | 3人 | |
| 山梨県 | 石川県 | 2人 | 三重県 | 3人 | |
| 長野県 | 滋賀県 | 2人 | 奈良県 | 3人 | |
| 岐阜県 | 鳥取県 | 2人 | 山口県 | 3人 | |
| 静岡県 | 熊本県 | 2人 | 高知県 | 3人 | |
| 愛知県 | その他 | 2人 | 北海道 | 2人 | |
| 三重県 | 埼玉県 | 1人 | 群馬県 | 2人 | |
| 滋賀県 | 神奈川県 | 1人 | 佐賀県 | 2人 | |
| 京都府 | 富山県 | 1人 | 長崎県 | 2人 | |
| 大阪府 | 福井県 | 1人 | 宮城県 | 1人 | |
| 兵庫県 | 岐阜県 | 1人 | 石川県 | 1人 | |
| 奈良県 | 三重県 | 1人 | 島根県 | 1人 | |
| 和歌山県 | 島根県 | 1人 | 福岡県 | 1人 | |
| 鳥取県 | 佐賀県 | 1人 | 大分県 | 1人 | |
| 島根県 | 大分県 | 1人 | 宮崎県 | 1人 | |
| 岡山県 | 宮崎県 | 1人 | 鹿児島県 | 1人 | |
| 広島県 | 鹿児島県 | 1人 | 青森県 | ||
| 山口県 | 沖縄県 | 1人 | 岩手県 | ||
| 徳島県 | 北海道 | 秋田県 | |||
| 香川県 | 青森県 | 山形県 | |||
| 愛媛県 | 岩手県 | 福島県 | |||
| 高知県 | 宮城県 | 茨城県 | |||
| 福岡県 | 秋田県 | 栃木県 | |||
| 佐賀県 | 山形県 | 埼玉県 | |||
| 長崎県 | 福島県 | 新潟県 | |||
| 熊本県 | 茨城県 | 富山県 | |||
| 大分県 | 栃木県 | 福井県 | |||
| 宮崎県 | 新潟県 | 山梨県 | |||
| 鹿児島県 | 山梨県 | 長野県 | |||
| 沖縄県 | 長野県 | 熊本県 | |||
| その他 | 長崎県 | その他 | |||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)