入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【教育実践高度化専攻】
◆ 育てる人間像
教育に関する高度な専門的力量と見識を備え、校内外の様々な専門機関との間で適切な連携協力関係を構築し、学校や地域の教育リーダーとして活躍できる高度な専門的職業人としての教員を育成します。
◆ 目指す教育
教育に対する使命感や倫理観等の教育的素養を高めるとともに、理論知と実践知とを往還・融合する新しい知識体系の構築に取り組み、4つの資質・能力「授業力」「生徒指導・支援力」「教育課題対応力」「学校改善リーダーシップ」に基づく高度な実践的指導力を身につけることを教育目標とします。
◆ 求める学生像
学部卒等大学院生については、「教員としての基礎的・基本的な資質能力を身につけていることに加え、他者と協働する力を備えていること」を、一定の教職経験を有し修了後に中核的中堅教員として活躍が期待できる現職大学院生については、「本専攻で学習する目的とねらいが明確であり、豊かな教科指導・生徒指導の実践経験を有していること」を求めています。また、学部卒等大学院生・現職大学院生双方に共通して、授業力、生徒指導・支援力、教育課題対応力や学校改善リーダーシップの基礎となる理論と実践を往還させて、教育課題・組織課題を解決するための実践的指導力を高めたい人を求めています。
◆ 入学に必要とされる資質・能力
入学者選抜では、学卒受験者については、教員としての基礎的・基本的資質能力が十分備わっているかを判断します。現職受験者については、これまでの教員経験で培った教育実践力や問題意識に加え、今後学校や地域の教育リーダーとして活躍できる高度職業人となるために必要な能力、学力、適性などを有しているかを判断します。
◆ 入学者選抜の基本方針
《教員養成自己推薦型入試》
[教育実践力育成コース]
静岡大学教育学部に在学する学生で、その年度末までに卒業見込みの者で、大学院修了後に教員となることを目指し、合格した場合に入学を確約でき、前年度終了時のGPA が規定の点数以上であることを推薦要件とします。
(一次試験)
口述試験で、大学院進学の動機や目的、入学後に取り組みたい実践的課題や探究テーマ、志望分野(教科教育の場合は当該教科)に関わる専門的知識について試問し、教員として必要な基礎的・基本的な資質能力を判断します。一次試験の得点が7割以上の場合、二次試験は免除されます。
(二次試験)
「教育原理・教育心理学」の筆記試験と「口述試験」を行います。「教育原理・教育心理学」では、教育学や教育心理学に関する基本的知識に加え、理論を教育実践に則して解釈する思考力を評価します。
口述試験で、大学院進学の動機や目的、入学後に取り組みたい実践的課題や探究テーマ、志望分野(教科教育の場合は当該教科)に関わる専門的知識について試問し、教員として必要な基礎的・基本的な資質能力を判断します。
《一般入試》
[教育実践力育成コース]
「教育原理・教育心理学」の筆記試験と「口述試験」を行います。「教育原理・教育心理学」では、教育学や教育心理学に関する基本的知識に加え、理論を教育実践に則して解釈する思考力を評価します。
口述試験では、大学院進学の動機や目的、入学後に取り組みたい実践的課題や探究テーマ、志望分野(教科教育の場合は当該教科)に関わる専門的知識について試問し、教員として必要な基礎的・基本的な資質能力を判断します。
《教職キャリア形成入試》
[教育実践力育成コース]
「小論文」と「口述試験」を行います。「小論文」では、今日的な教育課題に関するテーマに関する興味・関心、専門的知識に加え、論理的思考力や表現力を評価します。
「口述試験」では、大学院進学の動機や目的、入学後に取り組みたい実践的課題や探究テーマ、志望分野(教科教育の場合は当該教科)に関わる専門的知識やこれまでの教育実践についても試問し、教員として必要な資質能力及び実践的指導力を判断します。
《現職教員特別入試》
[教育実践開発コース][学校組織開発コース]
「口述試験」で、大学院進学の動機や目的、入学後に取り組みたい実践的課題や探究テーマ、志望分野(教科教育の場合は当該教科)に関わる専門的知識やこれまでの教育実践についても試問し、教員として必要な資質能力及び実践的指導力を判断します。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 49人 | 48人 | 41人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| 総合型(旧区分名:AO) | |
| 学校推薦型(旧区分名:推薦) | |
| 帰国生徒 | |
| 社会人 | |
| 附属校 | |
| 編入学 | |
| ○ | その他 ※ |
| 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 | |
|---|---|
| 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 | |
| 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
| 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
| 手話通訳者、介助者の配置 | |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) | |
| 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
障害等がある入学志願者で、受験上及び修学上の配慮が必要な場合は、出願する前に教育学部学務係に申請することになっている。(上記項目も含む)
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 30人 | 19人 | 30人 | 18人 | 25人 | 16人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 北海道 | 北海道 | 北海道 | |||
| 青森県 | 青森県 | 青森県 | |||
| 岩手県 | 岩手県 | 岩手県 | |||
| 宮城県 | 宮城県 | 宮城県 | |||
| 秋田県 | 秋田県 | 秋田県 | |||
| 山形県 | 山形県 | 山形県 | |||
| 福島県 | 福島県 | 福島県 | |||
| 茨城県 | 茨城県 | 茨城県 | |||
| 栃木県 | 栃木県 | 栃木県 | |||
| 群馬県 | 群馬県 | 群馬県 | |||
| 埼玉県 | 埼玉県 | 埼玉県 | |||
| 千葉県 | 千葉県 | 千葉県 | |||
| 東京都 | 東京都 | 東京都 | |||
| 神奈川県 | 神奈川県 | 神奈川県 | |||
| 新潟県 | 新潟県 | 新潟県 | |||
| 富山県 | 富山県 | 富山県 | |||
| 石川県 | 石川県 | 石川県 | |||
| 福井県 | 福井県 | 福井県 | |||
| 山梨県 | 山梨県 | 山梨県 | |||
| 長野県 | 長野県 | 長野県 | |||
| 岐阜県 | 岐阜県 | 岐阜県 | |||
| 静岡県 | 静岡県 | 静岡県 | |||
| 愛知県 | 愛知県 | 愛知県 | |||
| 三重県 | 三重県 | 三重県 | |||
| 滋賀県 | 滋賀県 | 滋賀県 | |||
| 京都府 | 京都府 | 京都府 | |||
| 大阪府 | 大阪府 | 大阪府 | |||
| 兵庫県 | 兵庫県 | 兵庫県 | |||
| 奈良県 | 奈良県 | 奈良県 | |||
| 和歌山県 | 和歌山県 | 和歌山県 | |||
| 鳥取県 | 鳥取県 | 鳥取県 | |||
| 島根県 | 島根県 | 島根県 | |||
| 岡山県 | 岡山県 | 岡山県 | |||
| 広島県 | 広島県 | 広島県 | |||
| 山口県 | 山口県 | 山口県 | |||
| 徳島県 | 徳島県 | 徳島県 | |||
| 香川県 | 香川県 | 香川県 | |||
| 愛媛県 | 愛媛県 | 愛媛県 | |||
| 高知県 | 高知県 | 高知県 | |||
| 福岡県 | 福岡県 | 福岡県 | |||
| 佐賀県 | 佐賀県 | 佐賀県 | |||
| 長崎県 | 長崎県 | 長崎県 | |||
| 熊本県 | 熊本県 | 熊本県 | |||
| 大分県 | 大分県 | 大分県 | |||
| 宮崎県 | 宮崎県 | 宮崎県 | |||
| 鹿児島県 | 鹿児島県 | 鹿児島県 | |||
| 沖縄県 | 沖縄県 | 沖縄県 | |||
| その他 | その他 | その他 | |||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)