学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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地域資源創成学科 | 4年 | 学士(地域資源創成学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
地域資源創成学部では、ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に掲げた、地域における新たな成長産業の振興及び地域活性化を企画・実践できる実務的素養を身につけた人材の育成を目的とするため、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成し、教育を実施します。
【教育課程の編成】
1.学生の修得すべき学修成果を重視し、教養科目と専門教育の区分にとらわれず、体系的な学士教育課程を編成します。
2.基本的な学習能力の獲得のため、すべての学生が履修する基礎教育カリキュラムとして、導入科目(大学教育入門セミナー、情報・数量スキル、外国語コミュニケーション、専門基礎)、課題発見科目(専門教育入門セミナー、環境と生命、現代社会の課題)と学士力発展科目を設置します。
3.専門的な方法論と知識習得のため、専門基礎科目と専門科目を実践実習・専門分野教育の両面から体系的・段階的に設置します。
4.マネジメント力を養成するために必要な科目と、地域の課題や地域資源の価値を複眼的な視点から捉える能力を養成するために「企業マネジメント」、「地域産業創出」、「地域創造」の3つの科目群に分けて、社会・人文科学、及び農学・工学の科目を設置します。
5.英語での論理展開、ビジネス交渉ができるコミュニケーション能力を修得するための英語科目を設置します。
6. 地域を志向した教育・研究・地域貢献を推進するため,学士課程に地域の理解と課題解決に取り組む科目を設置します。
7.獲得した知識や能力を統合し、課題の解決と新たな価値の創造につなげていく実践的な能力や態度を育成するために、演習・実習・卒業研究等の科目を設置します。
【教育内容・方法】
1.各授業科目について、到達目標、授業計画、成績評価基準・方法、事前・事後の学習の指示、ディプロマ・ポリシーとの関連を明記し、周知します。
2.基礎教育カリキュラムの導入科目、課題発見科目において、アクティブ・ラーニングを取り入れた教育方法を実施し、初年次から学生が自ら学修計画を立て主体的な学びを実践できるようにします。
3.知識・理論と実践を融合し、主体的に考える力を育成するために、アクティブ・ラーニング(双方向型授業、グループワーク、発表など)、演習・実践を積極的に取り入れた多様な授業形態、指導を行います。
4.学士課程において、地域の理解を深める題材を取り入れ、地域の課題解決を実践できるようにします。
【学修成果の評価】
1.学修目標の達成水準を明らかにするために、成績評価基準・方法を策定・公表する。
2.個々の授業科目においては、成績評価基準・方法に基づき、定量的又は定性的な根拠により厳格な評価を行う。
3.学修成果を把握するために、教育活動、学修履歴、及び学生の成長時間・満足度に係わる情報を適切に収集・分析する。
4.GPA 制度を導入し、客観的で透明性の高い成績評価を行う。
5.学生が学修目標の達成状況についてエビデンスを持って説明できるよう学修成果の可視化を行う。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
(1)マネジメントに加え、進路に合った専門知識修得
地域学部の学生は、基礎教育科目に加え、マネジメントコア、マネジメントアドバンスト科目を履修することで、マネジメントの基礎及び専門知識(経営手法、経営戦略、会計学、取引関係論等)を修得する。また、地域学部は、企業マネジメント、地域産業創出、地域創造という3つのコースを提供しており、学生は、将来の進路にあった専門コースを選択する。
(2)現場での実践教育
国内外の企業や行政機関でのインターンシップや、企業、自治体等における継続的実習機会など、実務者、現場に触れる実践的な学修機会を設けている。これによって1年生から4年生まで、次第に将来の進路に近い分野の理解を専門的に深めていくなどレベルアップしながら学べるカリキュラムを構築している。
(3)実践的英語(Professional English)
英語で論理的にコミュニケーションを行い、交渉で成功するための能力を養成するために、カリキュラムに、「社会人、すなわち仕事のプロとして使える実践的英語(Professional English)」を含めている。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
宮崎大学学務規則に規定する修業年限以上在学し、所定の単位を修得し、以下の素養を身につけ、かつ、卒業研究の審査に合格した学生に対して卒業を認定し、学士(地域資源創成学)の学位を与える。
1.人間性・社会性・国際性:社会の一員としての意識を持ち、義務と権利を適正に行使し、社会の発展のために積極的に関与できる。
(1) 倫理観:自己の良心と社会の規範やルール、モラルに従って行動できる。
(2) チームワーク:他者と協調・協働して行動できる。
(3) 多文化・異文化理解:多文化・異文化に関する知識を理解できる。
2.主体的に学ぶ力:自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できる。
3.コミュニケーション能力:相手の伝えたいことを的確に理解し、有効な方法で自己を表現できる。
(1) 言語リテラシー:日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すことができる。
(2) 他者理解・自己表現力:相手の伝えたいことを的確に理解し、有効な方法で自己を表現できる。
4.課題発見・解決力:課題を発見し、情報や知識を複眼的、論理的に分析して、その課題を解決できる。
(1) 情報リテラシー:情報通信技術(ICT)を用いて多様な情報を収集し、数量的スキルに基づいて分析し、効果的に活用することができる。
(2) 問題解決力:人々と広く協働し、地域の資源や状況をよく理解・分析することで問題解決に導くことができる。
5.知識・技能:学士課程教育を通して、人類の文化、社会、自然、地域及び専攻する学問分野における知識を理解し、身に付けた技能(実践力)を活用できる。
(1) 地域資源創成のために必要なマネジメントの専門知識を有している。
(2) 地域資源創成のために必要な社会・人文科学、及び農学・工学の利活用技術の基礎知識を有し 複眼的な視野から地域資源の価値を捉えることができる。
(3) 以下のいずれかの人材養成像に対応した、地域資源を活用し、新たな価値を創成する企画力・実践力を有している。
企業マネジメントコース Business Management Course
地域産業創出コース Regional Industry Creation Course
地域創造コース Regional Management and Development Course
【 企業マネジメントコース Business Management Course 】
国内外の産業経済構造を俯瞰的に捉え、地域の社会経済状況を調査・分析し、その知見をもって、国内市場や海外市場の開拓やリンケージ構築、企業誘致、起業等、地域経済の発展に向け、既存の産業に新たな価値創造(イノベーション)を引き起こし、地域の産業振興に寄与する次世代のビジネスリーダーを養成する。
【 地域産業創出コース Regional Industry Creation Course 】
地域資源(農業・自然・文化等)の価値を理解し、地域資源を活用した新商品の企画、ビジネスの新展開、様々な切り口からの地域資源の魅力発信等を通じて地域資源に新たな価値を見出し、6次産業化や観光等の地域の産業創出につなげることができる人材を養成する。
【 地域創造コース Regional Management and Development Course 】
中山間地域における過疎・高齢化、中心市街地衰退等の課題解決や、地域社会の維持発展に向けて、地域における住民の組織やネットワーク、行政制度等について理解するとともに、地方都市・農山村の経済機能、社会機能、環境機能を総合的に捉え、地域活動を有機的に連結し、活性化できる持続可能な地域づくりをトータルマネジメントできる人材を養成する。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 30,000円 |
編入学 | 不可 |
(2024年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
検定料30,000円
専攻分野
専攻分野 |
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コミュニケーション学 法学・法律学 政治・政策学 経済学 商学・会計・ビジネス 観光学 経営学 社会学 土木工学 建築学 環境デザイン・都市デザイン 応用化学・環境工学 農学 農芸化学 農業経済学 栄養学 デザイン 視覚・映像・CG(アニメ・マンガ・声優以外) 国際関係学・国際協力 地域社会学 |
専攻分野に関する説明