学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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創成理工学専攻 | 3年 | 博士(理学)、博士(工学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
1. 教育課程の編成の方針
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に示す理学,工学の高度な専門知識・技術を身につけ,それらを社会において活用し新たな科学・技術を創成する能力を持つ理学分野と工学分野の研究者,高度技術者を養成するために,自然科学研究科博士後期課程における授業科目を「専門科目」,「必修科目」,「実践教育科目」に大別して教育を行う。
2. 教育課程における教育・学習方法に関する方針
専門科目
専門科目は,先端材料工学,数理科学,知能情報デザイン学,物理・応用物理学,機械・電気電子工学,地球科学,環境共生科学,物質化学,建築デザイン学,生命科学の10分野の専門的な科目群により構成する。学生は自らの専門分野の科目を履修することによりその分野についての深い理解と最先端の知識・技術を習得する。また,他分野の科目の履修により幅広い知識と多角的な視点を身につける。
必修科目
博士論文の作成に向けた調査,実験,解析,及びセミナーを行うことにより,下記の資質・能力を身につける。調査,実験,及び解析にかかる技術の習得は主に論文研究の授業の中で進める。これは教育課程の主要科目として位置づけられる。セミナーでは研究テーマに関連した専門書の輪講,国内外の研究グループが発表した論文の内容紹介と討論,研究グループ内での研究報告と討論などを行い,この中で高度な専門研究の能力,論理的思考能力,高い倫理観,課題解決能力などを養う。
1.調査,実験,解析,及びセミナーを通して,専門分野についての深い理解と最先端の知識・技術を身につける。
2.他分野の副指導教員から研究技術や討論に関する指導を受けることにより,広い知識と多角的な視点を身につける。
3.自主性を重視した調査,実験,及び解析により,研究課題を自ら設定し,計画的に研究を進め,課題を解決する能力,及び新たな知見,技術,成果物を生み出す能力を身につける。
4.学術論文の執筆や学会での研究発表により,英語または日本語により論文を執筆し,プレゼンテーションを行う能力を身につける。
5.英語文献をテキストに用いたセミナー,英語の学術論文等の執筆,国際会議での発表により,英語文献から知識を習得する能力,及び英語によるコミュニケーション能力を身につける。
6.主体的な知識の修得,及び研究分野の社会との関わりを考えさせることを重視した研究討論により,科学・技術を継続的に学ぶ意欲と,実社会からの要請に対応できる広い視野を身につけるとともに,専門分野の社会的意義を理解し,専門分野を通して社会の発展に貢献する能力を修得する。
実践教育科目
学修・研究で得た知識・技術を基に実践的な学修を行う。この科目群は次の5種類から構成する。
A.英語能力向上のための科目
B.社会人学生のための実践研究科目
C.研究開発マネージメントに関する知識を身につけるための科目
D.学外の産業現場などで学ぶ科目
E.後進を指導する能力を身につけるための科目
学生は,この科目群から選択して受講することにより,上記の4~6の何れかの能力・資質の修得を更に伸ばす。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
◆人材育成の目的・学位授与の方針
・人材育成目標(社会における顕在・潜在ニーズ、卒業生が身につけるべき資質・能力)
自然科学研究科博士後期課程創成理工学専攻では,博士前期課程までに修得した広範な自然科学分野の知識を基に,理学,工学のさらに高度な専門知識・技術を身につけ,それらを社会において活用し新たな科学・技術を創成する能力を持つ研究者,高度技術者を養成することを目的として教育を行う。所定の単位数を修得した上で博士論文の審査及び試験に合格し,下記の資質・能力を身につけた学生に対して博士の学位を授与する。
・目標としての学修成果
1.先端材料工学,数理科学,知能情報デザイン学,物理・応用物理学,機械・電気電子工学,地球科学,環境共生科学,物質化学,建築デザイン学,生命科学の何れかの専門分野についての深い理解と最先端の知識・技術を有する。
2.他分野に関する幅広い理解と多角的な視点を持つ。
3.研究課題を自ら設定し,計画的に研究を進め,課題を解決する能力,及び新たな知見,技術,成果物を生み出す能力を有している。
4.英語または日本語により論文を執筆し,プレゼンテーションを行う能力を有している。
5.英語文献から知識を習得する能力,及び英語によるコミュニケーション能力を有している。
6.科学・技術を継続的に学ぶ意欲と,実社会からの要請に対応できる広い視野を持つ。また,専門分野の社会的意義を理解し,高い倫理観を備え,専門分野を通して持続可能な平等社会への発展に貢献できる。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 可 | 0円 |
編入学 | 不可 |
(2020年9月14日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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数学・情報科学・統計学 物理学 天文学・地球・惑星科学 化学 生物学・生化学・バイオ 地質学 機械工学・自動車工学 電気・電子・通信工学 システム・制御工学 情報工学・コンピューター 建築学 環境デザイン・都市デザイン デザイン工学 応用化学・環境工学 応用物理学 応用生物学(生物工学) 金属・材料工学 画像工学・光工学・音響工学 森林科学 生物生産学・生物資源学 水産学 生態学 畜産学・動物学 生命科学 環境学・災害科学 |
専攻分野に関する説明