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教育学研究科(修士課程)

 
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教育課程

学科・専攻等

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
教育科学専攻 2年 修士(教育学):45名、修士(教育データサイエンス)

※表示人数は前年度の学位授与者数

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

[教育学学位プログラム]
卒業認定・学位授与の方針(ディグリー・ポリシー)で掲げた力を修得した人材を養成するため、教育学研究科修士課程(教育科学専攻「教育学学位プログラム」)として以下の方針及び考え方に基づき、教育課程を編成し、実践します。

教育の実施方針
持続可能社会の実践に向けて学生が主体的に学び続ける能力を育成する教育を実施します。

教育内容の考え方
主体的・対話的で深い学びの視点から、「何を教えたか」から学生が「何ができるようになったか」を重視して、以下の教育内容を提供します。

【共通教育】
学生同士や教職員及び学校・地域との連携・協働による対話や議論を通じて、柔軟な発想力と創造力を備えた実践者としての醸成ができるよう学び合う、共に育ち共に創る実践的な活動を提供します。
個人や地域社会、国際社会が直面する様々な事象を実証的・体系的に統合して深く理解し、そこに見出される課題を解決するとともに、その成果を社会に広くアウトプットできる技能と新たな価値創造ができる柔軟な思考力を身につけるカリキュラムを提供します。

【専門教育】
人間が生活するあらゆる場における教育を対象とした諸科学を探究する機会を提供します。
自身が深めた専門分野の体系的な知識や技能・技術に加えて、個人それぞれの観点から個別課題を把握・設定でき、周辺分野の知識や技能を結びつけ統合することで得られる知識や技能を身につける。あわせて、様々な問題の根底にある本質的な課題を発見・分析し、課題解決する力を身につけるカリキュラムを提供します。

【言語教育】
グローバル社会を生きるうえで学校リーダー及び国際社会や地域社会への貢献に必要とされる英語力を伸ばす教育を提供します。
多言語での研究活動、企業や自治体等の実践現場での活動を想定して、研究及びPBL(プロジェクト基盤学修)等で、日本語だけでなく様々な言語での発表や意見交換をする機会をもつことを推奨します。

教育方法の考え方
前述の教育内容を以下の方法で提供します。

①自身の可能性を主体的に広げる教育方法を展開します。
教育に関する人文・社会・自然科学的な事象を教育科学として開拓的に広く捉え、個人や社会に直面する様々な事象について実証的・体系的に研究し、そこに見出される課題を解決するとともに、その成果を教育現場や広く社会にアウトプットすることができる資質・能力を高めます。

②多様な専門の特長を活かした教育体系を提供します。
学生同士や多様な専門分野の教職員、学校・地域との連携・協働による対話や議論を通して、柔軟な発想力と創造力を備えた実践者として資質・能力を高めます。

③学生の成長に応じた実践的な教育プログラムを提供します。
1年次に学生同士が協働して課題解決に取り組むPBL(プロジェクト基盤学修)と、2年間の学修期間で各自の専門性を深く探究する修士論文研究の二本柱で構成されています。授業や演習では、アクティブ・ラーニングや小グループ討論等の取り組みをカリキュラムに明確に位置づけ、段階的に学修し、実践的視野と行動力を身につけます。
デジタル教育環境の整備・構築やICT学習支援ツールの開発等、ICT教育に関する最新の情勢についても深く学修し、教育に関連する様々な課題に対して有益な知見を提供できる力を身につけます。

学修評価の考え方
厳格な学修評価を実施します。

講義科目では主に総括的評価を、演習科目では主に形成的評価を重視します。評価はA+・A・B・C・F評価で実施し、到達目標の概ね達成の基準Cを設定しています。各科目の評価方法はシラバス等により履修者に示します。
PBLは、学修過程での変容を形成的に評価するとともに、中間発表会・最終発表会でその到達度を総括的に評価します。
学位論文の審査は、まず教育科学構想発表会(中間発表会)を2年目に開催し、研究の進捗状況への指導・評価を行った上で、論文審査と発表会(最終試験)により、専門的知見の深化と課題解決能力、総合的実践力に対する最終的な総括評価を行います。

正課外教育の考え方
学生が授業での学びを越えて自らの成長を実感できる正課外の機会を提供します。
ボランティア、海外研修、学会発表など


[教育データサイエンス学位プログラム]
卒業認定・学位授与の方針(ディグリー・ポリシー)で掲げた力を修得した人材を養成するため、教育学研究科修士課程(教育科学専攻「教育データサイエンス学位プログラム」)として以下の方針及び考え方に基づき、教育課程を編成し、実践します。

教育の実施方針
持続可能社会の実践に向けて、学生が主体的に学び続ける能力を育成する教育を実施します。

教育内容の考え方
主体的・対話的で深い学びの視点から、「何を教えたか」から学生が「何ができるようになったか」を重視して、以下の教育内容を提供します。

【共通教育】
学生同士や教職員及び学校・地域との連携・協働による対話や議論を通じて、柔軟な発想力と創造力を備えた実践者としての醸成ができるよう学び合う、共に育ち共に創る実践的な活動を提供します。
個人や地域社会、国際社会が直面する様々な事象を実証的・体系的に統合して深く理解し、そこに見出される課題を解決するとともに、その成果を社会に広くアウトプットできる技能と新たな価値創造ができる柔軟な思考力を身につけるカリキュラムを提供します。

【専門教育】
人間が生活するあらゆる場における教育を対象とした諸科学を探究する機会を提供します。
自身が深めた専門分野の体系的な知識や技能・技術に加えて、個人それぞれの観点から個別課題を把握・設定でき、周辺分野の知識や技能を結びつけ統合することで得られる知識や技能を身につける。あわせて、教育学の専門知識とICT・DSの技術力を組み合わせた高度な課題解決能力とトランスファラブルな力を身につけるカリキュラムを提供します。

【言語教育】
グローバル社会を生きるうえで学校リーダー及び国際社会や地域社会への貢献に必要とされる英語力を伸ばす教育を提供します。
多言語での研究活動、企業や自治体等の実践現場での活動を想定して、日本語だけでなく様々な言語での発表や意見交換をする機会をもつことを推奨します。

教育方法の考え方
前述の教育内容を以下の方法で提供します。

①自身の可能性を主体的に広げる教育方法を展開します。
教育に関する人文・社会・自然科学的な事象を教育科学として開拓的に広く捉えるとともに、ビッグデータの利活用を通して教育界・産業界における様々な課題や諸事象について統合的・体系的に研究し、専門性を活かした改善策や最適解を提案するとともに、その成果を教育現場や広く社会にアウトプットすることができる資質・能力を高めます。

②多様な専門の特長を活かした教育体系を提供します。
学生同士や多様な専門分野の教職員、学校・地域との連携・協働による対話や議論を通して、柔軟な発想力と創造力を備えた実践者かつ最適解の提案者として資質・能力を高めます。
データサイエンスに関する知識・スキル等には個人差があるため、マイクロステップスタディによるe-learning 教材やオンデマンドシステム、ハンズオン演習を活用して学生一人ひとりに応じたレベルと学修内容のコンテンツを提供します。

③学生の成長に応じた実践的な教育プログラムを提供します。
人間・社会・教育の3つの側面から対象を捉えて客観性と俯瞰性を高めるため、人間に係る教育データサイエンス/社会に係る教育データサイエンス/文化に係る教育データサイエンスの3つの科目群を位置づけています。あわせてICT・DS力に係る関連科目であるデータサイエンス専門科目群の学修により専門的知識を深め、デザイン思考の育成を通して創造性を高める学修を展開します。
授業や演習では、学生一人ひとりのデータサイエンスレベル(DSレベル)に応じた学修内容のコンテンツを提供するとともに、企業や自治体と連携したアクティブ・ラーニングや小グループ討論等の手法を併用し、批判的思考力、創造性、課題解決能力の育成と伸長をカリキュラムに明確に位置付け、段階的に学修します。

学修評価の考え方
厳格な学修評価を実施します。
講義科目では主に総括的評価を、演習科目では主に形成的評価を重視します。評価はA+・A・B・C・F評価で実施し、到達目標の概ね達成の基準Cを設定しています。各科目の評価方法はシラバス等により履修者に示します。
教育データサイエンスに関するプログラムは、学修過程での変容を形成的に評価するとともに、成果レポートや発表により個々の到達度を総括的に評価します。
学位論文の審査は、まず教育科学構想発表会(中間発表会)を2年目に開催し、研究の進捗状況への指導・評価を行った上で、論文審査と発表会(最終試験)により、専門的知見の深化と課題解決能力、総合的実践力に対する最終的な総括評価を行います。

正課外教育の考え方
学生が授業での学びを越えて自らの成長を実感できる正課外の機会を提供します。
ボランティア、海外研修、学会発表など

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

修士課程(教育科学専攻)の「教育学学位プログラム」では,学校教育以外でも教育が広く人と社会を支えていることを重視し,教育の新しい価値を提供し,世の中を支える教育科学の可能性を追究することを目指しています。そのため,「研究科共通科目」「大学院共通科目」「プログラム専門科目」「大学院共通科目(課題研究)」の4つの大きな科目を設定しています。以下,それぞれの科目ごとに説明をします。

研究科共通科目
この科目は,教育学学位プログラムの導入科目です。本学位プログラムで養成する人材像を明確にするとともに,自らの学修目的等への意識を新たにするものです。研究倫理や知的財産・権利,情報セキュリティ等についても学びます。「教育科学の理念と今日的課題A」がこれに相当します。
大学院共通科目
この科目は「リーダーシップと SDGs」と,「教育科学プロジェクト研究概論」もしくは「教育データサイエンス実践インターンシップⅠ」の2つの科目から構成されています。「リーダーシップと SDGs」では,リーダーシップの基礎的かつ学際的な理解を中心に,基盤となる理論,最新の課題,ケーススタディを含めて学修をおこないます。持続可能な地球・社会の実現をめざし,自分なりの哲学を構築します。教育学研究科以外の他研究科の学生たちとも議論を深めましょう。それに加え,教育学学位プログラムでは「教育科学プロジェクト研究概論」の中で,各自の専門分野における学びを社会実装につなぐための総合型演習を行います。教育データサイエンス学位プログラムでは,「教育データサイエンス実践インターンシップⅠ」の中で,企業や自治体との協同プロジェクトを通じて,データサイエンスの専門スキルを実践的に学び,教育分野でのデータ活用の可能性と新たな価値創出を探究します。

大学院共通科目(課題研究)
この科目は,修士論文に関する研究が相当します。修士論文は「学位論文」とも称されるように,修士課程での研究生活で得た成果をもとに,学位にふさわしい論文を執筆することが期待されます。

プログラム専門科目
①教育学学位プログラム
この科目は「課題解決型科目」と「講義・演習科目」から構成されています。
「課題解決型科目」は,結果以上に過程を重要視する課題解決型学修(プロジェクト基盤学修:Project-Based Learning, PBL)の考え方に基づいています。どのような結果が得られるかという成果物の具体は,それなりに大事なことですが,その結果に至るまでの過程の方がより大事であるという位置づけです。PBLについては後述するように,学生たちがチームを組んで,チームとして教育の可能性を拡げることを学びます。
「課題解決型科目」を構成する科目は,「教育科学の理念と今日的課題B」「教育科学プロジェクト研究概論」「PBL I」「PBL II」「PBL III」「教育科学研究の方法」「教育実地展開概論」です。幼児教育,養護教育を中心に学修する大学院生は,「発達支援研究特論」を組み合わせて履修することも可能です。
「講義・演習科目」は,1年次から開講される「教育科学特論」などの教育科学に関連する複数の科目が相当します。ただし,「PBL特論I」「PBL特論II」「PBL特論 III」「PBL特論 IV」は1年次に開講され,「PBL特論V」「PBL特論VI」「PBL特論 VII」「PBL特論 VIII」は2年次に開講されます。
②教育データサイエンス学位プログラム
教育データサイエンス学位プログラムのプログラム専門科目は,「教育専門科目」と「教育データサイエンス科目」から構成されています。
「教育専門科目」では,教育に関わる多様な領域の専門知識等を学修できる様々な科目が配置されており,データサイエンスの知識とスキルを教育領域で活用するために必要な知識を学修します。
また,本プログラムの特徴となる「教育データサイエンス科目」では,教育とデータサイエンスを融合するための多彩な授業科目を配置しています。まず「データサイエンス科目群」でAIの活用やプログラミングのスキルを身につけられる授業,データ解析の方法などを学びます。加えて,人・社会・文化の3分野ごとに「教育」と「データサイエンス」の融合の具体を学修できる授業科目を配置しています。これが「人間に関わる教育データサイエンス科目群」「社会に関わる教育データサイエンス科目群」「文化に関わる教育データサイエンス科目群」です。さらに企業等と連携する「実践教育データサイエンス実践インターンシップII」で課題解決を通じて実践力を身につける機会を用意しています。
これらの授業を通じて,「教育」と「データサイエンス」を実質的に融合し,新しい教育を創造していくことのできる人材を養成していきます。

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授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

[教育学学位プログラム]
教育学研究科修士課程(教育科学専攻「教育学学位プログラム」)は、先に掲げた人材を養成するため、所定の期間在学し、以下に掲げる力を身につけ、所定の単位を修得した学生に学位「修士(教育学)」を授与します。

修得できる力:実践力・探究力・コミュニケーション力・専門力・教養力

【実践力】教育を通して世界と繋がり、多様な文化や価値を尊重し、課題解決に導く実践力
地域社会・国際社会に存在する様々な課題を理解し、多様な文化や価値を尊重するとともに、「Society 5.0」の実現に向け、教育に関する高度な専門知識を用いて、新たな価値創造のために積極的に行動することができる。

【探究力】課題を発見し、論理的・複眼的・創造的に課題に迫る高度な探究力
主体的に課題を発見・設定し、解決に向けた取組を行い、様々な学問領域の専門力を用いて協働しながら適切に対応できる。さらに、対応可能な課題解決案を立案し、課題を解決することができる。

【コミュニケーション力】仲間と連携・協働するコミュニケーション力
PBL(プロジェクト基盤学修)を通して、専門の異なる学生同士のチームでプロジェクトを構成し、様々な職種と協働し教育の新たな可能性を拡げる関係を築くことができる。 

【専門力】教育科学を深く探究し統合できる専門力
教育や関連諸領域に関する深い専門的知識を持ち、国内外の社会の諸課題を科学的観点から批判的に捉え直す高度な課題解決能力を身につけることができる。
GIGAスクールやICT環境に関わる深い専門的知識を持ち、デジタル教材の開発や学習内容の個別最適化、学習者の協働的な学びへの対応など、ICT教育の質の向上に寄与することができる。

【教養力】多様な学びから自らの知を創造的に深める力
教育科学の学びと実践を通して、自らの成長に繋げることができる。


[教育データサイエンス学位プログラム]
教育学研究科修士課程(教育科学専攻「教育データサイエンス学位プログラム」)は、先に掲げた人材を養成するため、所定の期間在学し、以下に掲げる力を身につけ、所定の単位を修得した学生に学位「修士(教育データサイエンス)」を授与します。

修得できる力:実践力・探究力・コミュニケーション力・専門力・教養力

【実践力】データサイエンスを通して世界と繋がり、多様な文化や価値を尊重し、ビッグデータの解析・活用を通して課題解決に導く実践力
地域社会・国際社会に存在する様々な課題を理解し、多様な文化や価値を尊重するとともに、「Society 5.0」の実現に向け、教育データサイエンスに関する高度な専門知識とビッグデータの解析・活用を通して、DX時代の新たな価値創造のために有益な提案をし、積極的に行動することができる。

【探究力】課題を発見し、トランスファラブルな力を用いて、論理的・複眼的・創造的に課題に迫る高度な探究力
教育界・産業界における諸課題を主体的に発見・設定し、解決に向けた取組を行い、様々な学問領域の専門力を用いて協働しながら適切に対応できる。
トランスファラブルな力を用いて、対応可能な課題解決案を立案し、課題を解決することができる。

【コミュニケーション力】仲間と連携・協働するコミュニケーション力
専門の異なる学生同士のチームでプロジェクトを構成し、様々な分野・領域・職種と協働して、教育データサイエンスの新たな可能性を拡げる関係を築くことができる。

【専門力】教育とデータサイエンスを深く探究し、システム全体を見通して統合できる専門力
教育とデータサイエンスに関する深い専門的知識を持ち、国内外の社会の諸課題を科学的観点から批判的に捉える高度な課題解決能力とトランスファラブルな力を身につけることができる。
データサイエンスを基盤とした最適解や新たな価値創造にかかわる知の提案など、新たな教育の可能性を引き出す力を身につけて、データ駆動型社会でリーダシップを発揮できる。

【教養力】多様な学びから自らの知を創造的に深める力
教育科学及び教育データサイエンスに関する多様な学びと実践を通して、自らの成長に繋げることができる。

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可0円
編入学不可

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
教育学(教員養成課程)

専攻分野に関する説明