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教育学研究科(修士課程)

 
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教育課程

大学院の改組に伴って、令和4年度から教育学研究科の各専攻の学生募集は停止しています。
今回の大学院改組では、教育学研究科(修士課程)を教職大学院である連合教職実践研究科(専門職学位課程)に移行・統合し、大学院レベルの教育と研究に係る本学の人的及び物的な資源を連合教職実践研究科に集中させ、連合教職実践研究科の格段の機能強化と充実を図っています。

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
直属
学校教育専攻 2年 修士(教育学)
障害児教育専攻 2年 修士(教育学)
教科教育専攻 2年 修士(教育学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 教育学研究科では、教育に関する広い視野と深い専門的な学識の上に、教育の理論と実践に関する優れた資質・能力をそなえた教員を養成するために、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施しています。
1.「教科内容論」、「教科教育実践特別演習」及び学校教育専攻の「学校教育実践総論」などを履修することで、教育に関する理論と教育実践とを架橋し教育実践力を養う
2.学校教育専攻及び障害児教育専攻に開設されている授業科目及び研究科共通科目の「教員インターン実習」などを履修することで、現代の多様な教育的諸課題を理解し、それらの諸課題に対応する力を養う
3.各専修の専門分野に関する科目及び専修共通科目を履修することで、各分野の専門的な学識と研究を深める
4.「教職実践研究」及び「課題研究」などを履修し、修士論文に取り組むことで、主体的な研究力や課題探究能力をそなえた実践的な教育力及び論理的な思考力・判断力・表現力の獲得を図る

教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

【教育課程の特色】
 大学院教育学研究科(修士課程)は、学校教育・障害児教育・教科教育の3専攻12専修からなります。大学4年間で学んだ一般教養や専門的知識、または教育現場における経験や実践に加えて、それぞれの専攻・専修ごとに、より高度な教育関連の諸科学を学び、理論と実践を融合できる優れた教育者の養成をめざしています。また、各院生に対して複数の指導教員を配置し、少人数での講義やゼミを通じて一人一人の研究を支援します。
 教育学研究科では、平成20年(2008年)に教育実践力を強化するカリキュラム改革を行いました。特に専門科目では、教職や教科教育以外のものも、教育に関連づけた内容にし、修士論文に関しても、教職や教科教育以外の専門のテーマの場合は、教育実践に係わる内容を盛り込んだり、副論文を作成したりするようにしています。また、教育現場での課題や実情、幼児・児童・生徒の実態を実際に把握しながら、自らのテーマや課題を探究することも大切にしており、公立学校等でのインターン実習なども取り入れています。
 本研究科には、学士課程卒業後すぐに進学した院生だけでなく、現職教員院生も学んでおり、より質の高い教育の実現に向けて、学校現場での自身の教育実践を理論化したり、新たな課題を探究したりしています。授業等を通して本学や他大学の学士課程からの進学者と現職教員とが議論しながら互いに啓発し合うことで、院生それぞれの特性や独自性を自覚的に伸ばすことができるのも、本学の研究科ならではの学びです。
 本研究科では、社会的要請に応えられる優れた教育者を一人でも多く養成し輩出することが責務であると考えます。同時に、常に研鑽し続ける現職教員をはじめ、教育について学ぼうとするいろいろな人のための生涯学習の場・機会を提供し支援します。

【教育学研究科履修要領】
◎学校教育専攻
 「学校教育専攻では、今日の学校教育に関する諸問題について、理論的・実証的に解明し、学校教育の発展に資することを目的とする。そのため、教育諸領域にかかわる基本的課題について、専門的、原理的な研究・教育を行うと同時に、教育実践と結びついた具体的諸問題への対応を探求する。」
 このような理念・目的に従い、社会的要請に応えるため、カリキュラムを実施しています。
・学校教育専修設置科目の履修
①学校教育専修の10分野から1分野を選択し、「特論2単位」及び「特別演習2単位」を履修します。
②上記で選択した分野以外の分野から、4単位を履修します。
③「学校教育実践総論2単位(必修)」を含み、学校教育専修の授業科目から8単位を履修します。
・障害児教育専攻設置科目の履修
 障害児教育専攻の特別支援教育に関する授業科目から、4単位を履修します。
・教科教育専攻設置科目の履修
 授業展開力や教育実践力向上のため、院生各自の状況に合わせて教科教育専攻設置の授業科目から、4単位を履修します。
・課題研究の履修
 専修各分野の理論や方法論によって、自らの教育実践や現在行われている教育について学問的に再考し、あらたな実践や方策を生み出す研究をまとめた修士論文を完成させるため、「課題研究6単位」を必修とします。
・学位及び修士論文
 本研究科が定める修業年限を満たし、各専修で定めた授業科目30単位以上を修得し、修士論文の審査及び最終試験に合格した者に、修士(教育学)の学位を授与します。

◎障害児教育専攻
 「障害児教育専攻では、教育、心理、生理・病理、福祉等に関する基礎的な知識を踏まえて、多面的に障害児(LD、ADHD、高機能自閉症等を含む)の理解を深めるとともに、教育の実践と研究に必要とされる高度に専門的な学識や技能を培うことを目的とする。」
 このような理念・目的に従い、社会的要請に応えるため、カリキュラムを実施しています。
・障害児教育専修設置科目の履修
①障害児教育専修の3分野から1分野を選択し、「特論2単位」及び「特別演習4単位(A・Bセット)」を履修します。
②上記で選択した分野以外の分野から、「特論2科目4単位」を履修します。
③障害児教育専修の授業科目から4単位を履修します。
・学校教育専攻設置科目の履修
  「教育・こども・学校理解のための授業科目」として「学校教育実践総論2単位(必修)」を含め、学校教育専攻の授業科目から、6単位を履修します。
・教科教育専攻設置科目の履修
 授業展開力や教育実践力向上のため、院生各自の状況に合わせて教科教育専攻設置の授業科目から、4単位を履修します。
・課題研究の履修
 専修各分野の理論や方法論によって、自らの教育実践や現在行われている教育について学問的に再考し、あらたな実践や方策を生み出す研究をまとめた修士論文を完成させるため、「課題研究6単位」を必修とします。
・学位及び修士論文
 本研究科が定める修業年限を満たし、各専修で定めた授業科目30単位以上を修得し、修士論文の審査及び最終試験に合格した者に、修士(教育学)の学位を授与します。

◎教科教育専攻
「教科教育専攻の各専修では、各教科の教科専門と教科教育およびそれらの関連分野に関する理論的、実践的な研究と教育を行なう。これらの研究と教育を通じて、各教科に関する豊かな知識と理論および優れた分析力と実践力を培い、教科指導のリーダーや教科に関する実践的研究を組織できる学校教員を養成する。」
 このような理念・目的に従い、社会的要請に応えるため、カリキュラムを実施しています。
・教科教育科目の履修
 各専修における教科教育の理論と実践を学ぶ授業科目を6単位履修します。
・教科専門科目の履修
以下の①②から「教科内容論2単位」を含め、6単位を履修します。
①教科教育の理論と教育実践に関する授業科目として教科内容論の履修
 各専修において、「教科の教育内容と教科専門の内容を関係づける授業科目」、「教科専門理論の教育現場での応用に関する授業科目」、「教科の教育内容を教科専門の立場から考察する授業科目」、または「教科専門と教科教育を結ぶために教科専門の基礎的な知識構造や方法を明らかにする内容を含む授業科目」として設置されている「教科内容論2単位」を必修とします。
②教科専門の理論と技能に関する授業科目の履修
 各専修における教育研究課題に関する原理的、専門的な教育と研究を通して技能を高め、理論の理解を深める授業科目を教科専門科目として設置しています。
・専修共通科目(「教科と教育実践に関する授業科目」)の履修
 教科教育と教科専門の理論を教育実践の場で試行してその結果を分析・研究する授業科目として設置されている「教科教育実践特別演習2単位」を必修とします。
・学校教育専攻及び障害児教育専攻設置科目の履修
 教育の根本をめぐる思索を促し教員として不可欠の器量を養うため、「教育・こども・学校理解のための授業科目」として「学校教育実践総論2単位(必修)」を含め、学校教育専攻及び障害児教育専攻設置の授業科目から6単位履修します。
・自由選択の履修
 教育に関する幅広い素養を培うため、教育学研究科全専攻の授業科目から4単位を履修します。
・課題研究の履修
 教育の理論と実践に関する研究を集大成した修士論文を完成させるため、「課題研究6単位」を必修とします。
・学位及び修士論文
 本研究科が定める修業年限を満たし、各専修で定めた授業科目30単位以上を修得し、修士論文の審査及び最終試験に合格した者に、修士(教育学)の学位を授与します。

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授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 教育学研究科では、教育に関する広い視野と深い専門的な学識を身につけ、教育の理論と実践に関する優れた資質をそなえた教員となるために、以下の能力を修得することを修了認定の基準とします。
1.教育に関する理論と実践の往還に裏打ちされた教育実践力
2.現代の多様な教育的諸課題を理解し、対応する力
3.教育実践に展開できる深い専門的な学識と研究能力
4.主体的に研究や課題探究に取り組み、継続的に自己研績を図る力

学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部不可
編入学不可

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
教育学(教員養成課程)

専攻分野に関する説明