学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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教育支援専門職養成課程 | 4年 | 学士(教育学) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
愛知教育大学は,広域の拠点的役割をはたす教育大学として,人間理解と真理探究に努め,教育が直面する現代的課題への対応力を有し,子どもたちの未来を拓くことができる豊かな人間性と確かな実践力を身に付けた専門職業人の養成を使命としています。
この使命を達成し,ディプロマ・ポリシーに基づいた学生を育成するために,以下の科目等で教育課程を編成・実施し,授業目標への到達度で成績評価を行うとともに,セメスター毎の評価を学修ポートフォリオに蓄積することにより,学生が学びの履歴を確認できる機会を提供します。
◎大学での学びの入り口として,深い教養を身に付ける必要感や目指す職業人の魅力や社会的意義を認識し,主体的な問題発見及び問題解決能力を育成するための基礎教養科目
・多様な学修歴を有する入学者に対応できるように,大学生活や社会に出る準備段階としての学修意欲を高め,学習規律を身に付ける【初年次演習】や【キャリアデザイン科目】を設定します。
・学校現場で求められている「課題を発見する力」「情報を読み取る力」「複眼的に物事をとらえる力」「他者と協働する力」「解決に導く力」等の主体的な問題発見及び問題解決能力や能動的な学修活動能力を育成する【課題探究科目】を設定します。
◎教職及び教育を支える専門職に必要な資質・能力の基礎を育成するための教育実践教養科目
・教育実践を支える職業人の役割について考えるとともに,新しい持続可能な社会に向けた,ユニバーサルデザインの学校教育の基盤について,多面的に捉えて理解する【教職教養科目】を設定します。
・学校現場で対応の要望が高まる外国人児童生徒支援教育,学校安全等を題材に,新しい教育の機会均等やマネジメントの在り方について探る【現代的教育課題対応科目】を設定します。
・子どもの生活実態を知り,子どもとのコミュニケーション能力を養い,感性を磨くなど,教育実践を支えるための実践力を高めることを目的に,附属学校や国内外の連携協力校,地域社会等の協力を得て実施する【実践力育成科目】を設定します。
◎各課程において教職又は教育支援専門職としてのキャリアの形成及びその専門性を高めるための専修科目
・学校教員養成課程では,教職の基礎となる理論や指導実践に関わる知識と経験を修得する教職課程対応科目群からなる【専攻基礎科目】と,専門領域の精深な知識を修得して教職に求められる学識と能力を培う【専攻科目】を設定します。
・教育支援専門職養成課程では,学校教育とそれを支える分野の基礎的な理論と実践に関わる知識と経験を修得する【教育学基礎科目】【教育支援科目】と,専門領域の精深な知識を修得して各専門職に求められる学識と能力を培う【専攻科目】を設定します。
◎大学での学びと実践を結び付ける,往還的学修のための実習科目
・学校教員養成課程では,3 年次以降に実践的な模擬指導演習や学校現場での教育実習で,身に付けた専門性を試行して学修の到達を振り返る場として【教育実践開発科目】を設定します。
・教育支援専門職養成課程では,支援の実際を学び,知識と技術を統合する場として【心理臨床・実践領域科目】【社会福祉実習】【学校・自治体インターンシップ】等を設定します。
◎大学での学びの集大成としての卒業研究
・専門分野に関わり,自ら研究テーマを設定し,文献調査,実地調査,質問紙調査,実験,制作などを通して学術的に探究し,まとめ,発表する【卒業研究】を設定します。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
全課程の学生が受講する「共通教育科目」と,学校教員養成課程・教育支援専門職養成課程それぞれで学びを深める「専門教育科目」。教養・基礎から専門分野まで,教育にかかわる広く深い知識を得るための多様な科目群を用意しています。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
愛知教育大学は,広域の拠点的役割をはたす教育大学として,人間理解と真理探究に努め,教育が直面する現代的課題への対応力を有し,子どもたちの未来を拓くことができる豊かな人間性と確かな実践力を身に付けた専門職業人の養成を使命としています。
そこで,規定の年限在学し,以下のような資質・能力を身に付けるとともに,所定の単位を取得した人に学士(教育学)の学位を授与します。
◆学校教員養成課程
◎学校教員として求められる基本的な資質・能力と実践的指導力
・子どもの個性を尊重し,一人一人に寄り添い学びを支援する力
・学校教育の意義や今日的な課題を理解し,先端技術を効果的に活用しながら,子どもの豊かな学びの実現に向けて実践する力
・学校安全と多様な子どもに対応できる基礎的な知識を身に付け,適切に学級経営を行う力
◎同僚,保護者や地域社会等と連携し協働する態度
◎自己を振り返り,絶えず向上心をもって学び続ける姿勢
□幼児教育専攻では,子どもの発達過程を理解し,一人一人に応じた教育・保育を適切に行う力
□義務教育専攻では,子ども理解に基づく生活指導や生徒指導,学級経営と,綿密な教材研究に基づく的確な学習指導を適切に行う力
□高等学校教育専攻では,専門的な資質・能力を身に付け,教科の指導や学習方法の開発を行う力
□特別支援教育専攻では,多様な障がいのある子どもの状態と教育的ニーズを把握し,生活指導や学習指導,自立活動等の指導及び支援を適切に行う力
□養護教育専攻では,学校におけるすべての教育活動を通して,健康教育と健康管理を適切に行い,子どもの発育・発達の支援に向けてコーディネートする力
◆教育支援専門職養成課程
◎教育を支える専門職として求められる基本的な資質・能力と実践力
・子ども,保護者及び教員が抱える問題に,幅広い教養と市民感覚に基づいて柔軟に対応する力
・専門職としての基本的な知識・技能を身に付け,多職種と連携・協働して,諸課題に取り組む力
◎同僚,保護者や地域社会等と連携し協働する態度
◎自己を振り返り,絶えず向上心を持って学び続ける姿勢
□心理コースでは,心理の基礎から応用までを学び,心理支援において課題を解決する力
□福祉コースでは,人と環境に焦点をあて,子どもや家庭・地域の課題を理解し,社会資源を活用しながら当事者と共に課題を解決する力
□教育ガバナンスコースでは,学校事務等の公益的な教育や行政のさまざまな調整や戦略的企画の立案・推進等を通して,学校・地域等の課題を解決する力
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年5月1日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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教育学(教員養成課程を除く) |
専攻分野に関する説明
転課程・転専攻(コース)可