学科・専攻等の名称
学科・専攻名 | 修業年限 | 取得可能な学位 |
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アントレプレナーシップ専攻 | 2年 | 経営管理修士(専門職) |
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
本専攻では,ビジネス・リーダー及びビジネス・イノベーターに必要とされる経営管理に関わる知識・スキルを積み上げ式に習得できるカリキュラムを以下のように設計します。
また,いずれの科目においても,具体的な事例(ケース)を取り入れている他,経営学の諸分野における分析枠組や手法を現場で活用できるようにトレーニングや実践性を重視した体系的なプログラムを提供します。
・基本科目(ベーシック)
世界に通用するMBAとして不可欠な経営管理に関する基礎的知識を身に付けるために,必修科目として提供します。
・基礎科目(コア)
経営管理全般についての理解と応用力をさらに高め,MBAとして期待される能力を発揮するために不可欠な知識やスキルを習得できるよう提供します。
・発展科目(エレクティブ)
より専門的かつ体系的な知識とスキルを習得するために履修できる授業科目であり,受講者の目的に沿って体系的に選択することができるよう提供します。
・実践科目
実践的な能力を高めるために,それまでに学んだ知識やスキルを統合的にトレーニングする必修科目として提供します。
・ ビジネスワークショップ
複数の教員の助言・指導の下で,ビジネス・リーダーおよびビジネス・イノベーターとなるべく,リサーチ・ペーパーを作成し,プレゼンテーションを行う,MBA課程の総仕上げの必修科目として提供します。
教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)
本専攻におけるカリキュラムの特徴は,基礎から応用へと「積み上げ式」に知識・スキルを習得できるように設計されている点です。いずれの科目においても,具体的な企業事例(ケース)を取り入れ,実践性を重視した内容になっています。
・基本科目(ベーシック)【12単位必修】
経営管理に対する最低限の基礎知識を身に付けるために,1年次前期に,基本科目として6科目(経営戦略Ⅰ,マーケティングⅠ,経営組織Ⅰ,アカウンティングⅠ,ファイナンスⅠ,ビジネス倫理)を履修します。これらの科目は必修です。
・基礎科目(コア)【12単位以上必修】
1年次後期からは,世界標準のMBAホルダーとして不可欠な経営管理全般に関する知識や技術を習得するために,基礎科目を学習します。基礎科目は,履修者の関心に応じて,6科目以上を選択しなければなりません。
・発展科目(エレクティブ)【8単位以上必修】
発展科目とは,より専門的な知識を習得するために用意された授業です。発展科目は,新規事業開発・ベンチャー起業・組織開発に必要なビジョンを構想する能力を育成し,ビジョンを実現するための方法やスキルを育成することを目的としています。
・実践科目【8単位必修】
アントレプレナーシップ専攻の柱が「ビジネスプランニングI・II」と「ケーススタディI・II」の実践科目です。これらの科目は,基本科目,基礎科目,発展科目で培った知識・スキルをベースとして,実践的な課題解決能力を高めることを目的としています。つまり,基本科目という土台の上に,「ビジネスプランニング」「ケーススタディ」という柱を立て,基礎科目や発展科目で肉付けしていきます。
・ビジネスワークショップ/リサーチペーパー【3単位必修】
ビジネスワークショップでは,修士2年間の総仕上げとして,ビジネスプランあるいはケーススタディに関するリサーチペーパーを作成し,プレゼンテーションを行います。この授業では複数教員がチームとなって指導します。
授業科目
授業の方法・内容
年間の授業計画
シラバス等
学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
1911(明治44)年に官立「小樽高等商業学校」として創立された小樽商科大学は,開学以来「実学・語学・品格」の理念の下,多様かつ調和のとれた教育体系により,高度な専門知識を有し,指導的な役割を担う,社会の諸分野において貢献しうる職業人を育成してきました。
小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻は,2004(平成16)年,その伝統を受け継ぎ設置されました。経済活性化を最優先課題とする北海道において,ビジネス・リーダー及びビジネス・イノベーターの育成を目的としています。本専攻名に冠する「アントレプレナーシップ」とは起業はもとより,既存組織における新規事業開発や企業・非営利組織の改革など,広く「革新」を実行しうる意識と能力ととらえています。
本専攻では,経営管理に関する最新の知識に基づき,ビジネス・リーダー及びビジネス・イノベーターの果たすべき役割を理解し,企業・非営利組織の問題を発見し解決策を立案する能力を身に付けた者に対して,MBA(Master of Business Administration)「経営管理修士(専門職)」の学位を授与します。
学修の成果に係る評価の基準
卒業・修了認定の基準
転学部・編入学等の可否、費用負担
可否 | 費用負担 | |
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転学部 | 不可 | |
編入学 | 不可 |
(2024年9月20日現在)
転学部・編入学情報補足
専攻分野
専攻分野 |
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法学・法律学 経済学 商学・会計・ビジネス 経営学 MBA(経営学修士) 経営情報学 |
専攻分野に関する説明