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文学院(博士課程(前期))

 
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教育課程

学科・専攻等の名称

学科・専攻名修業年限取得可能な学位
人文学専攻 2年 修士(文学)、修士(学術)
人間科学専攻 2年 修士(人間科学)

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

○大学院文学院の教育課程編成・実施の方針
大学院文学院は,学位授与方針で掲げる人材を養成するため,次の特色ある取組により各専攻の教育課程を編成・実施します。

【豊かな学際性】
文学院は2専攻11講座からなり,哲学・歴史学・文学といった文献・資料の解釈を中核とする伝統的な分野のみならず,フィールドワークや実験を要する分野まで,100名を越える教員を擁しています。学生は少人数の授業や指導教員による直接指導を受け,専門とする分野の研究を深めていくとともに,隣接分野の授業などに参加していくことにより視野を広げ,研究を豊かにすることもできます。

【最先端の研究拠点】
文学院は,スラブ・ユーラシア研究センター、アイヌ・先住民研究センター,応用倫理・応用哲学研究教育センター,北方研究教育センター等と連携しつつ,国内外の研究者が集う世界レベルの研究拠点を形成しています。学生は,こうした世界レベルの研究環境に身をおくことにより,さまざまな研究者と交流しながら最先端の研究に参加し,研究のスキルをみがくことができます。

【研究支援】
文学院は,「共生の人文学」プロジェクトを立ち上げ,国際学会・全国学会における研究発表や研究調査に対する旅費支援,国際学会での発表,英語論文の投稿に対する校閲費支援を行ない,学生の研究をサポートします。留学生に対しては,チューターをつけるとともに、日本語添削プログラムを設け,論文執筆等を支援します。また,優秀な学生をTF,TA,RA,および留学生のチューターとして採用し,教育・研究の経験を積ませるとともに,日本学術振興会特別研究員,科学研究費の申請書類の書き方のセミナー、学内の人材育成本部によるセミナー等を定期的に行ない,キャリア形成の支援を行なっています。さらに,博士号取得後の研究の継続を支援する専門研究員,共同研究員の制度も設けています。

○人文学専攻の教育課程編成・実施の方針
人文学専攻では,学位授与水準に定めた能力を持つ人材の育成を目標として,以下のとおりカリキュラムを編成し,実施します。

<修士課程>
・各専門分野において,最先端の研究成果を学ぶ講義や,さまざまな資料・文献類の講読や研究報告をもとに問題発見能力と分析能力を養い,優れた修士論文の作成を支援する演習を配置します。
・各専門分野の研究を行うのに必要な幅広い知識を修得するため,専門以外の研究領域の考え方や方法論を教授する文学院の二専攻の共通講義科目として「人文社会構造論」「複合環境文化論」「多文化共生論」「総合社会情報論」「研究倫理・論文指導特殊講義」を開講します。また,大学院共通授業科目や他専攻,他学院の科目を履修できるように,柔軟性のあるカリキュラムを提供します。
・研究対象となる国や地域への留学や現地調査を推奨するとともに,修了後に専門的知識を活かして社会で活躍できるよう各種資格の取得を推奨する指導を行います。
・TA業務を通じて,さまざまな職業で必要となる指導力の向上を図ります。

○人間科学専攻の教育課程編成・実施の方針
人間科学専攻では、学位授与水準に定めた能力を持つ人材の育成を目標として、以下のとおりカリキュラムを編成し、実施します。

<修士課程>
・人間と社会を理解することを目標として、微視的および巨視的な観点を獲得するために専攻に共通の授業を設置します。
・各専門分野の研究を行うのに必要な幅広い知識を修得するため,専門以外の研究領域の考え方や方法論を教授する文学院の二専攻の共通講義科目として「人文社会構造論」「複合環境文化論」「多文化共生論」「総合社会情報論」「研究倫理・論文指導特殊講義」を開講します。また,大学院共通授業科目や他専攻,他学院の科目を履修できるように,柔軟性のあるカリキュラムを提供します。
・実験、コンピュータ・シミュレーション、社会調査、聞き取り調査、フィールドワークなどの多様な方法論を修得するための授業を設置します。
・各専門分野のディシプリンに基づいた問題解決力と修士論文の作成・発表方法を修得するために演習を設置します。
・TA業務を通じて、さまざまな職業で必要となる指導力の向上を図ります。

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教育課程の特色(履修モデル、カリキュラムマップ等)

修士課程の標準的修学期間は2年間です。長期履修制度の場合は最長4年に延長することができます。入学時のガイダンスで授業の選択や履修上の説明を行い、その後、指導教員を決めます。修士課程修了所要単位数は30単位で、大きな要件として修士論文の執筆があります。修士論文は指導教員による個別指導を受けつつ執筆します。また、研究分野の諸教員との研究会、学会などにも参加することも重要な訓練の場となります。

2005年度からは、指導教員との相談の上で、修士論文を執筆する代わりに、特定課題研究を履修することができるようになりました。特定課題研究とは、設定された課題について研究し、定期的に成果を報告するとともに、修了年度の終わりには「特定課題研究成果報告書」を提出することが義務づけられたものです。

授業科目

授業の方法・内容

年間の授業計画

シラバス等

学生が修得すべき知識及び能力に関する情報

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

○大学院文学院の学位授与の方針
大学院文学院は,本学が掲げる4つの基本理念(フロンティア精神,国際性の涵養,全人教育,実学の重視)の下,人文科学の諸領域において高度の専門的な教育研究を行うことにより,「ことば」に対する感受性及び論理的な思考力,総合的な判断力等を有する人材の育成を図るとともに,国際的に卓越した創造的な研究者を養成し,同時にその資質の向上を図ることを教育目標としています。

大学院文学院では,この目標とする人材像に求められる具体的な能力(学位授与水準)を修士課程と博士後期課程において専攻ごとに定め,当該能力を身につけ,かつ所定の単位を修得し,学位論文の審査及び試験に合格した者には修士または博士の学位を授与します(修士課程の場合は,修士論文に代えて「特定課題研究」を選択することもできます)。

【人文学専攻】
人文学専攻では,文学院の教育目標に基づき,人間の思想やその発露としての精神文化,地域横断的な視点を含む諸地域の歴史,言語とそれに関わるさまざまな表現文化を研究の対象とし、これらの領域を個別的かつ総合的に理解し、関連する問題を解決できる人材の育成を目標としており,次の能力を持つと認められる者に対し,修士または博士の学位を授与します。

<修士課程>
・哲学,倫理学,宗教学,インド哲学,歴史学,考古学,文化人類学,芸術学,博物館学,スラブ・ユーラシア学やアイヌ・先住民学の諸分野,文学等の言語文化・言語芸術と広く関連する諸分野,言語科学の各領域に関わる理論的あるいは実証的な基礎研究,さらに現代社会の諸問題をめぐる研究において,それぞれの研究の方法を身につけ,これまでの研究を適切に理解するとともに、必要に応じて現地調査を含むデータ収集とその処理・分析を的確に行う能力
・各専門分野に関わる文献を正確に読解し,人文学的な研究に活用できる言語運用能力
・各専門分野について身につけた知識と理解のもとに自ら思考を展開し,研究課題を適切に設定する能力とそれを解決する能力,また研究に必要な説明を適切に行うコミュニケーション能力
・異文化に対する知識とその深い理解力、さまざまな地域や民族がかかえる現代的課題を具体的に把握する観察力と分析力を基盤とした、高度の専門性を必要とする職業を担う人間としての総合的な能力

【人間科学専攻】
人間科学専攻では、文学院の教育目標に基づき、個体としての人間やそれによって構成される集団、社会、地域を研究の対象とし、これらの諸要素間の相互関係を総合的に解明できる人材の育成を目標としており、次の能力を持つと認められる者に対し、修士または博士の学位を授与します。

<修士課程>
・認知心理学、社会心理学、認知科学、行動科学、社会学、地域社会学、人文地理学、社会生態学に関する専門的知識を修得できる能力
・人間と社会の理解に向けた科学的・実証的なアプローチにより研究を遂行できる能力
・企業、学校、行政などの幅広い業種で活躍できる能力
・国際的に通用するコミュニケーション能力

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学修の成果に係る評価の基準

卒業・修了認定の基準

転学部・編入学等の可否、費用負担

可否費用負担
転学部
編入学

転学部・編入学情報補足

専攻分野

専攻分野
日本文学
外国文学
言語学
日本語
英米語
中国語
外国語(英米・中国語以外)
文芸学
文化学
地理学
日本史
外国史
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哲学・倫理・宗教
心理学
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経済学
観光学
社会学
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舞台・演劇・舞踊
アニメ・マンガ・声優
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地域社会学
環境学・災害科学
その他の専攻分野
インド哲学・仏教学
アイヌ・先住民学
博物館学
行動科学
比較認知学
保全生態学・社会生態学
認知神経科学
社会調査法
スラブ・ユーラシア学
古典文献学
ジェンダー・セクシュアリティ研究

専攻分野に関する説明