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生物資源環境学部

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

 広い視野と豊かな創造力を備えた新しい時代を切り拓く人材を養成し、学術研究の発展に寄与するとともに、開かれた大学として石川県の持続的発展に貢献することを使命として、次の基本理念を掲げる。
一 高度化・学際化をめざす教育・研究
  本学では、従来の知の継承だけでなく、独創的な学術研究の推進により新しい研究領域を開拓するなど、高度化・専門化した内容を教育・研究すると同時に、専門領域の広がりや学際領域への展開を視野に入れた教育・研究を行う。
二 未来を切り拓く有為な人材の育成
 自ら課題を求め、解答を見つけ出すことのできる能力、国際化・情報化社会に対応できる外国語能力・情報処理能力とともに、高度な専門的知識・能力・技術をもつ、未来を切り拓く有為な人材の育成に努める。
三 地域における社会・経済の発展や文化の創造
 地域社会と交流・連携することによって、教育・研究の活性化を図るとともに、地域の知的活動拠点として存在意義を高める。また、地域企業と協力し、革新的な技術・新産業の創出により地域の社会・経済の持続的発展に貢献する。
四 知的資源を活用した国際社会への貢献
 教育・研究情報の発信交換や学術交流を積極的に進めることにより得られた研究成果を、地球環境問題等の解決、人類共通の知的資産の創造などに役立て国際社会に貢献する。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

(育てたい人材像)
石川県立大学は、「農・環境・食・バイオ」をキーワードとして、持続可能な社会の創造を目指しています。そのために、以下のような人材の育成を目的としています。
1. 人類が蓄積してきた農学の歴史的知識とともに、最新のバイオテクノロジーの知識を活かし、生物生産を目指す人材。
2. 生物多様性を維持し、人と自然が共生できる社会を築くことを目指す人材。
3. 食品生産、食品加工の場で、食の機能と安全を通じて人々の健康に寄与することを目指す人材。
4. コース制により、「農・環境・食・バイオ」を複合的に学び、6次産業化など、地域社会のニーズに応えることを目指す人材。

(求める学生像)
そして、このような人材育成のために、以下のような学生を求めています。
1. 動植物・微生物などの生命現象の観察と実験、そして、その本質を探究することに興味がある学生。
2. 自然環境と生物資源およびそれらと人間活動とのかかわりに興味のある学生。
3. 生物生産およびその食への応用、食と健康とのかかわりに興味のある学生。
4. 「自ら考える力」と「未知の分野に対する強い探求心とチャレンジ精神」の旺盛な学生。

(入学選抜の基本方針)
【一般選抜】 
前期日程では、大学入学共通テストで課している科目について、幅広く高等学校での履修内容を充分に理解できているかを評価します。理系科目のみならず、文系科目についても将来の社会生活を思考するために必要な学力を求めます。後期日程では、より理科に関する知識、思考能力に重点を置いて評価します。個別学力試験では、理科(1科目)に重点を置いて、基礎的な知識・技能だけでなく思考力・判断力・表現力を評価します。
【学校推薦型選抜】
 理科(1科目)と英語について、高等学校で修得した基礎的な知識・技能と思考力・判断力・表現力を評価します。併せて、生物資源環境学への修学意欲、本学志望の動機、高等学校での活動などを総合的に評価します。
【私費外国人留学生特別選抜】
 外国人留学生特別選抜では、大学での講義を受講するのに必要な日本語力、英語力、数学および理科の基礎学力、および生物資源環境学への修学意欲などを総合的に評価します。
【3年次編入学試験】
 英語と自然科学(2科目)について、専門分野の修学に必要な基礎知識と思考力・判断力・表現力を評価します。併せて面接では、生物資源環境学への修学意欲、研究活動への主体性や課題探究能力など、専門分野を学ぶ上で必要な資質を総合的に評価します。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

1. 「農・環境・食・バイオ」を基本的視点として、「生産科学」「環境科学」「食品科学」およびその学際領域に関連した、高度・専門的知識を習得させるとともに、豊かな教養と国際性を身につけることによって、幅広い課題に対して主体的に取り組むことが出来るための4年一環教育を行う。

2. 初年度教育においては、国際的素養を身につけるための語学、多様な情報に対応するための情報処理教育、および、幅広い人格形成のための社会科学・人文科学を含む教育を行うと同時に、早期専門教育の実施によって、専門領域への興味を喚起させる。

3. 中間年次においては、学科間および学科内の専門分野に共通する科目を体系的に配置した専門基礎教育を行うと同時に、講義内容の理解を深めるための実験・実習・フィールドワークを重視した教育を行う。

4. 最終年度は研究室に分属して、教員や研究室員とのコミュニケーションをはかりながら、各自の課題研究に取り組むことによって、これまでに習得した専門的知識を応用して課題に対して主体的解決を試みるととともに、研究成果を積極的に発表することができるための教育を行う。

5. 全体として、本大学の特長としての、学科等組織間の連携密度が高いことを有効活用した教育を行う。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

所定の年限在学し、本学の教育理念・教育目標に沿って設定した授業科目を履修して、以下のような能力を身に付け、所定の単位数を修得した者に学士(生物資源環境学)の学位を授与する。

(1) 「生産科学」・「環境科学」・「食品科学」それぞれの専攻分野に関わる高度の専門的知識を修得するとともに、それを応用することができる能力。

(2) 学問と社会に関する幅広い教養を身につけるとともに、国際化が進んでいる時代にあって、英語を使いこなせる能力。

(3) 大量情報化時代の中であって、情報技術を駆使して的確に状況に対応できる能力。

(4) コースの履修等により専門的知識を活用し、課題に対して主体的に取り組み、自ら解決方法を見いだしてゆくことのできる能力。