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システム情報科学研究科(博士課程(前期))

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

大学院での学びは、教室で講義を受けるだけではなく、研究を通じてあくまで実践的な専門能力を身につけることを主眼にしています。情報工学、複雑系科学、認知科学、デザインなどの多様な視点をいっそう高いレベルで学び、企業人として、研究者として長く生き抜き活躍していける力を培います。
博士(前期)課程では、「情報アーキテクチャ」「高度ICT」「メディアデザイン」「複雑系情報科学」「知能情報科学」の5つの研究領域における高度な専門教育を、専門科目と研究指導科目を通じて実施します。5つの研究領域には、それぞれ多彩で専門的な講義科目を開講しています。自分の研究領域に限定されず、他の領域の専門科目を組み合わせて履修することができます。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

公立はこだて未来大学は「オープンスペース、オープンマインド」をモットーとし、新しい分野に挑戦する意欲、対応力、専門性を兼ね備えた大学院生を育てたいと考えています。
システム情報科学という考え方に基づいて、情報社会において複雑なシステムを扱える人材を育成します。本学では、専門知識を活用する力、研究する力、創り出す力を重視します。特に、博士後期課程においては、学術コミュニティないしは産業界において専門的成果を発信する力を重視します。

入試に際して確認する能力
1 専門科目
システム情報科学において、自らが興味を持って研究しようとする分野および周辺分野の基礎事項に習熟していることを求めます。
2 英語
研究において必要な英文読解・作文力育成の基礎となる英語語彙・文法知識を求めます。他者の考えを理解し、自身の考えを表現する、英語コミュニケーション力の基礎となる英語運用力を求めます。
3 面接
研究計画・経過・成果などを表現し伝える、コミュニケーション力を求めます。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

ディプロマ・ポリシーが掲げた「現実の社会システムを直視し、そこから問題を発見し、解決し、更に新たなシステムを設計する」能力育成に向けて、研究科共通科目群および情報アーキテクチャ領域、高度ICT領域、メディアデザイン領域、複雑系情報科学領域、知能情報科学領域の各研究領域に対応した領域専門科目からなる専門科目群を通して学びます。また「現実のシステムを見据えた上で将来のシステムを戦略的に見通す」能力を育成するために、各領域毎の研究指導科目群を設けます。各科目群では、下記の方針のもと、カリキュラムを編成し実施します。実施にあたっては、各科目の目標にあわせて講義、演習・実習、討論、フィールドワーク等を組み合わせることにより、学生の主体的な問題解決・問題発見を促進させます。各科目の目標に対する到達状況を評価し、合格したものには所定の単位を与えます。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

本研究科は、コンピュータと人が調和するシステムのあり方を追究することを目的とし、複雑系科学、情報科学、デザイン学、認知科学などを統合した学際的な教育研究を行い、広い視野をもった人材の育成を行っている。
具体的に、博士(前期)課程においては、現実の社会システムを直視し、そこから問題を発見し、解決し、更に新たなシステムを設計することができる人材の養成を目指す。現実のシステムのフォローにとどまらず、それらを見据えた上で、将来のシステムを戦略的に見通すことのできる能力を養うことを目的としている。
このような目的のために本研究科は、所定の単位を取得したものに対し、次の基準にもとづいて学位を与える。

○情報アーキテクチャ領域
提出された学位論文が、様々な情報システムに関する基盤技術、情報システムの構築技術、もしくはこれらを統合してより高度な情報システムを構築する技術などに関連するもので、この分野において新たな成果を含む、または、広い視野に立った学術的内容を含んでいると判断されること。

○高度ICT領域
提出された学位論文が、情報システムを基盤とした実社会の課題を解決する高度で実践的な計画技術、設計技術、開発技術、管理技術、もしくはこれらの統合技術に関連するもので、この分野において新たな成果を含む、または、広い視野に立った学術的内容を含んでいると判断されること。

○メディアデザイン領域
提出された学位論文が、情報社会の現代的問題を解くデザイン方法論の構築、情報技術を生かした先端的な人工物の創造、情報表現の基盤技術、もしくはこれらを統合してより高度な人と環境の関係のデザインに関するもので、この分野において新たな成果を含む、または、広い視野に立った学術的内容を含んでいると判断されること。

○複雑系情報科学領域
提出された学位論文が、情報化社会の進展とともに、ますます複雑化の様相を帯びてきた自然、生命、社会、経済、環境などを複雑系として解明する基礎理論、及び実システムを複雑系として解析する手法などに関連するもので、この分野において新たな成果を含む、または、広い視野に立った学術的内容を含んでいると判断されること。

○知能情報科学領域
提出された学位論文が、高度な知的処理、人の認知に関する基盤要素、もしくはこれらを適用してより知的な情報システムを構築する技術などに関連するもので、この分野において新たな成果を含む、または、広い視野に立った学術的内容を含んでいると判断されること。

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