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法学部(夜間主)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

学部・研究科等ごとの目的

法学部では、自由で民主主義的な社会を支える主体性をもった公共的市民及び法律や政治など社会の仕組みを広く体系的・複眼的に理解し、問題解決に当たる専門職業人を育成します。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

◇入学者に求める学力・能力・資質等
 大学入学までに,以下のような学力・能力・資質等を備えている学生を求めています。

①知識・技能
 *高等学校等における幅広い学習に裏付けされた知識及び技能の総合力と学ぶ力

②思考力・判断力・表現力
 *物事をさまざまな角度からとらえ,筋道を立てて考える能力
 *紛争解決及び政策立案のために必要な論理的な思考力と判断力
 *文章や議論の中で自分の意見を積極的にかつ説得力を持って表現できる能力
 *相手の意見からも学び,議論をリードし発展させることのできる能力

③主体性・多様性・協働性
 *主体的に多様な他者とかかわり,他者の意見や価値観を尊重し相互理解に努めようとする協働性やコミュニケーション能力

④関心・意欲・態度
 *正義と衡平を追求しそれらを社会に実現しようとする意欲と態度
 *現代社会の動きに常に関心を持ち,書物や新聞を通して,広く社会で生じていることに対する問題意識を深め,自分の意見を形成できる能力

⑤倫理観・社会的責任
 *社会の構成員としての自覚と責任を持ち,自己が果たす役割や倫理観・社会的責任を理解し,自律的に行動できる能力

◇大学入学までに修得が期待される内容
 本学部に入学を希望する人は,入学後の教育に対応できる素質を養うため,高等学校において文系・理系にとらわれない幅広い学習をしてください。高等学校で学ぶことは,大学教育の前提となるものです。まずは国際的な視野とコミュニケーション能力を重視することから,英語及び国語の基礎的な能力を身につけておく必要があります。また法学・政治学は社会科学ですから,地理・歴史あるいは公民など社会科の科目もしっかり学んでください。さらに法学・政治学に必要な論理的思考力は数学・理科の学習によって培われます。万遍なく学んでください。

◇選抜方法の趣旨
 ○特別選抜
 *社会人選抜(夜間主コース)
  面接と小論文を通じて,「入学者に求める学力・能力・資質等」を判断し,面接ではさらに法学部の志望動機や働きながら勉学する意欲を確認します。

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教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

香川大学法学部は、卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)に示した人材を育成するために、全学共通科目(28単位以上)と学部開設科目(96単位以上)から構成される教育課程を編成・実施します。卒業要件単位は 124 単位以上とします。
 法学部の教育体制の主な特徴は、1)少人数および双方向の教育によるきめ細かな指導を重視していること、2)情報処理能力、外国語実用能力、他の専門分野の基礎・概論の学習等について、昼間コースの学生に準じた配慮を行うとともに、昼間開講の学部開設科目の履修を可能にすること、3)他学部で開設されている専門分野の履修を通じて、異なる専門分野を学べる途を拓くことにあります。
 法学部では、社会人としての幅広い判断力や、専門的実務能力たる企画力、政策遂行能力を育成する教育を行っています。1年次は全学共通科目で幅広い知識を身につけるとともに、学部開設科目では、法学の基礎的知識の習得のため、法学入門を学びます。「総合法政コース」の一コース制をとる夜間主コースでは、1 年次から、公法系科目、私法系科目、政治系科目を学び、専門的知識の習得と専門的応用力の養成を目指します。また、法学部指定の経済学部開設科目を学ぶことで、異なる専門分野の知識を習得します。特に3年・4年次に配当された演習(ゼミ)を通じて専門分野をより深く探求するなかで、それぞれの問題を発見し、解決する能力の育成を目指します。なお、カリキュラム・ポリシーに関係する教育課程については、カリキュラムマップを用いて詳細に明示しています。
 学習成果の評価は、基本的に講義科目では習得した知識の理解度、身につけたリーガルマインドの深さで、少人数科目である「演習」では、専門分野に対する習熟度、学習に対する取り組み度合いで、「卒業論文」では、研究内容や形式について教員ごとに設定する単位認定方針に沿った総合評価で実施し、厳格な成績評価(5段階評価、GPAの活用)で行います。シラバスに記載している方法によって、各授業科目の到達目標の達成度で評価します。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

香川大学法学部では、その教育理念に基づき、開かれた自由で民主主義的な社会を支える公共的市民、法学的素養を備えた専門職業人を育成します。すなわち、世界の多様性とそこから生ずる諸問題を把握し、その解決に向けての法律学・政治学の基本的理念の知識を適切に用いて自他の尊厳を守ることができる人間を育成します。本学部を修了し、本学が送り出す学士(法学)・21世紀型市民として身につけるべき能力・態度の到達基準は次の通りです。

①言語運用能力
*国際的視野を持ち、外国語での読み書きなどのコミュニケーションのための基礎的能力を身につけている。
*法学・政治学分野において求められる基礎的な文章技術、対話作法を修得している。

②知識・理解(21世紀型市民及び学士(法学)として)
*法学・政治学の分野で求められる正義、人権、自由、平等などの基本理念について基礎的知識を修得している。
*実定法分野・政策科学分野の概要及び主要な解釈理論と争点について基礎的知識を修得している。
*さらに、これらの基礎的知識を一般社会人に対して説明する能力を身につけている。
*学問に対して積極的に取り組み、自らの興味関心を形成することができる。

③問題解決・課題探求能力
*21世紀社会において市民に求められる歴史・文化の知見を身につけている。
*紛争解決のための基礎的スキルを修得している。
*自ら問題点を見出し、解決に向けた手段、手続きを見出すことができる。
*政策的課題の発見と実務的な解決を探る能力としての政策マインドと政策的な課題解決のための基礎的スキルを身につけている。

④倫理観・社会的責任
*専門的職業人、公共的市民としての倫理観・社会的責任の自覚を形成している。
*権利の主体として、また公共的市民として自他を尊重すべきことを自覚している。
*公権力や社会的権力の濫用を監視し、適切に問題解決に努めるべきことを理解する。

⑤地域理解
*地域社会の現状に関心をもち、その法的・政策的課題を発見しあるいは理解するための基礎的な知識を身につけている。

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