ここから検索条件フォームです
検索フォームを表示する

生命科学研究科(博士課程(一貫))遺伝学専攻

 
ここから学部・研究科等のメニューです ここから大学のメニューです
お気に入りリスト一覧へ
ここから学部・研究科等の情報です

教育研究上の目的と3つの方針

遺伝学に係る専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うために必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。

学部・研究科等ごとの目的

遺伝学に係る専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うために必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【求める学生像】
遺伝学に基礎をおく生命科学の基礎研究に強い関心と意欲を持ち、在学中の研究活動を通して自立した研究者を志向する、またそのような研究者に育つための素地を有する学生。

【入学者選抜の基本的な考え方】
1) 単に知識の有無だけでなく、基礎研究に対する意欲、思考上の論理性、創造力を試すことを重視した選考を行う。また、研究実施に不可欠な英語の学力を選考基準に加える。
2) 志望学生ひとりひとりに対し十分な時間をかけた面接と筆記の試験により、研究者として育ちうるかどうかの適性を専攻に属する教員全体で評価して判断する。
3) 留学生、社会人、編入学生など多様な人材の受け入れが可能な選抜方式をとる。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 遺伝学専攻のカリキュラムの目的は、自立的で創造性に富み、世界的に活躍できる研究者を養成することである。学位授与方針で要求される能力が全て身につくように教育科目を以下のように編成している。
【教育課程編成の方針】
1. 高度な研究能力
 幅広い分野で最先端の研究をおこなう教員が研究指導や科目を担当する。主任指導教員によるメンタリング(生命科学実験演習I-V)に加えて、各学生のために組織されるプログレス委員会からの指導助言を受ける(生命科学プログレスI-V)。
2. 分野を俯瞰する幅広い知識
 生命科学(遺伝学)の基礎知識は分子細胞生物学II、進化ゲノム生物学、遺伝学で提供する。これらは連続して2年間ですべてを修了できるように設計されている。遺伝学の全体像を知るためにも履修すること。選択科目としては、専攻横断的な科目群を遠隔講義システムで受講できる。履修届を出してなくても自由に聴講できるので、興味ある講義にできるかぎり参加し、分野を超えた幅広い知識を身につけること。
3. 科学を英語で理解・議論・表現する能力
 科学英語口頭演習Iや英語筆記表現演習I-IIIなどの体験型講義で、研究成果を効果的に伝える能力を養う。科学英語セミナーを理解する力を科学英語口頭演習IIで鍛え、議論を中心に進める授業(発生生物学II-IV)で議論する力を高める。
4. 研究の将来を展望する豊かな構想力
 論文紹介セミナー(生命科学論文演習I-V)と生命科学セミナーを通して、実際に国内外で行われている最先端の研究にたくさんふれて、研究者として考える力を養成する。
5. 研究者としての高い倫理性
 必修科目フレッシュマンコースを受講して研究倫理について学ぶと共に、毎年行われる研究倫理講習を必ず受講する。

【教育・学習方法に関する方針】
 卒業時に学位取得要件を満たせるようにバランス良く計画的に履修すること。「生命科学実験演習」「生命科学プログレス」「生命科学論文演習」の3科目は研究者としての能力をつけるために不可欠なので、全課程を通して毎学期必ず履修すること。遺伝学専攻生として必ず知っておくべき内容は履修推奨科目「分子細胞生物学II」「進化ゲノム生物学」「遺伝学」「発生生物学II-IV」で提供する。5年一貫制学生は2年次までにこれらの科目を全て履修することが望ましい。なお博士号学位取得のためには、5年一貫制学生は必修単位フレッシュマンコース2単位を含む32単位を、3年次編入学生はフレッシュマンコース2単位を修得しておく必要がある。各科目の履修にあたっては、あらかじめシラバスをよく読んで、学習目標や学習方法について理解しておくこと。

【学習成果の評価の方針】
 科目レベルでの評価については、各科目のシラバスに規定する様々な観点から「A,B,C,D」で成績を判定する。各学生の研究能力を最も直接的かつ客観的に評価することになる「生命科学プログレスI-V」では、主任指導教員以外のプログレス教員が、通常の「A,B,C,D」評価に加えて書面による報告書を作成して客観的評価をおこない、その報告を当該学生と全教員間との間で共有する。
 教育課程レベルでの評価としては、5年一貫制学生が2年次から3年次に進級する際に「進級資格審査」を行う。審査は生命科学プログレスIIBとして行い、提出された研究レポートと、公開口頭発表、質疑応答を元に、生命科学(遺伝学)における学識の深さと、自立した研究者として育ってゆけるかどうかについて、主任指導教員以外の4名のプログレス教員が審査する。不合格となった場合は、再度生命科学プログレスIIBを履修することになる。

続きを読む… 折り畳む

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 遺伝学専攻では、学位認定に際して、自立した研究者として要求される以下の能力を有することが評価される。

1. 遺伝学を根幹とする生命科学の分野の発展に寄与する本質的に新しくかつ高度な研究成果を生み出す能力

2. 分野を俯瞰する深い洞察力と知識

3. 科学を英語で理解・議論・表現する能力

4. 研究の将来を展望する豊かな構想力

5. 研究者としての高い倫理性

続きを読む… 折り畳む