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高エネルギー加速器科学研究科(博士課程(一貫))素粒子原子核専攻

 
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教育研究上の目的と3つの方針

素粒子原子核専攻は、素粒子や原子核に関連する幅広い分野にまたがる理論と実験のバランスの取れた教育を行い、広い視野と高い専門性を備えてこれらの分野の発展を牽引する人材を養成することを目指します。基盤機関である高エネルギー加速器研究機構は、素粒子原子核研究分野における国際的な研究拠点として多彩な実験プロジェクトと理論研究を推進しています。大学院教育の早い時期から世界最先端の研究に身近に接し、幅広い視野を持ちながら研究の基礎を習得できる環境を提供します。

学部・研究科等ごとの目的

最先端の高エネルギー加速器を用いた素粒子原子核物理の実験及び理論に係る教育研究を行い、開拓精神と広い視野を備えた国際性豊かな研究者及び高度な研究能力をもって社会に貢献する人材の育成を目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

【求める学生像】
素粒子・原子核物理学に対する強い関心を持って実験的あるいは理論的研究に積極的に取り組む意欲があり、基礎学力とともに論理性や創造性、忍耐力など研究者に必要な素養を持つ学生を求める。

【入学者選抜の基本的な考え方】
(5年一貫制入学選抜の基本的な考え方)
1) 筆記試験では、物理学の基礎知識および数学・英語に関する十分な学力を備えていることを確認する。
2) 面接試験では、高度な研究を遂行するために必要な資質である基礎学力に加え、研究活動への適性、積極性、論理性、研究への意欲などを重視する。

(3年次編入学選抜の基本的な考え方)
面接試験により、高度な研究を遂行するために必要な資質である基礎学力に加え、研究に対する理解力、積極性、論理性、研究への意欲などを総合的に判断する。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 素粒子原子核専攻の学位プログラムでは、素粒子原子核物理学の専門知識と研究能力を身につけるため、下記のカリキュラムを履修し、試験・レポート等に合格したのち単位を与える。

 素粒子原子核物理学の基礎的知識と技術を身につける講義を基礎とし、最先端の実験・理論へとつながる専門的講義を設ける。実験部門においては素粒子および原子核物理概論の講義が基礎となり、理論部門においては、場の理論、素粒子理論、宇宙物理などの基礎的講義・演習を基礎とする。

 専門的講義・演習では、さまざまな素粒子・原子核実験、実験技術、理論に関する詳細を習得することを目指す。また、研究科共通科目を通じて広い分野の研究に対する関心を高める。

 2年次における高エネルギー加速器科学認定研究では、博士論文のための研究を始める準備が整っていることを認定する。

 これらを土台として、理論部門における特別研究、実験部門における実習により、素粒子原子核物理学における最先端の研究を進めて、問題解決能力、研究発表の能力、英語力を含む研究能力を養成し、博士論文を作成する。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 素粒子原子核専攻の課程修了にあたっては以下を達成することを目標とする。

 最先端の高エネルギー加速器を用いた素粒子原子核物理の実験および理論、ならびに関連分野における研究開発において、独自の研究を行って国際的にも通用しうる成果をあげ、学位論文に記して発表すること。学位論文に関連する学問分野における専門的知識、自立して研究を進め広い分野で活躍しうる問題解決能力、学会発表等で研究成果を発表する能力、研究に関して英語で論文を記し海外の研究者と議論する能力を身につけること。